インタビュー

コーンが広げたシーンに現れた恐るべきニューカマーたち

掲載: 2002年06月06日 17:00

更新: 2003年03月03日 21:17

ヘヴィー・ロック、ラウド・ロック、最近では〈ニュー・メタル〉などとも呼ばれ、あまりにも巨大化した現在のシーン。しかし重要なのは、誰かの真似事じゃなく、そこから強烈な個性を放ち〈一発キッツイのん喰らわしたろかい!〉ぐらいの気合いの入ったバンドが求めてられているのだ。

 思えば94年に突如登場したコーンこそまさにその先陣であり、シーンに大きな衝撃を与えた。彼らが広げた裾野のなかで数多くのバンドが登場し、シーンを活性化させていったが、さらにそのまた新世代というべきバンドも続々登場している。ここに紹介するバンドもまた、みな確固たる信念と個性を持ち今後のシーンをかき回すに違いないツワ者ばかりといえるだろう。

 まず本年度最注目のヘイトブリードは、ゴリゴリのメタル・エッジなリフに怒りまくりの咆哮、鬼気迫るハードコア・サウンドに奥歯がガタガタ鳴る。ヘヴィーな音に犯されたい奴は必聴&モッシュ! またフランスから現れた新たな刺客のプレイモは、歯切れの良いラップ・メタルにタメてイッキに爆発させるヘヴィ・グルーヴが強力、早くも今年の〈サマーソニック〉に出演が決定した。また〈オズフェスト〉にも参加したオーテップは女性ヴォーカルだが野獣のようなデス・ヴォイスがヤバ過ぎの、ミステリアスな雰囲気も漂う暗黒ニュー・メタル。そしてオジー・オズボーンも大絶賛したディスターブド。コーンのジョナサンに匹敵するカリスマ性を持つヴォーカルのデヴィッド・ドレイマンの存在は、今後のシーンに大きな役割を果たしてくれそうだ。果たしてコイツらのなかからコーンを越えるモンスターは登場するのだろうか?

文中に登場したアーティストによるキッツ~イ作品を紹介。左から、ヘイブリード『Perseverance』(Universal)、プレイモ『Episode2:Medecine Cake』(Epic France)、オーテップ『Jihad』(Capitol)、ディスターブド『The Sickness』(Warner Bros.)

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ソース: 『bounce』 232号(2002/5/25)

文/杉本康雄