インタビュー

池田正典(Mansfield)×横山 剣×渚ようこ (その3)

掲載: 2002年08月08日 18:00

更新: 2003年02月10日 14:50

プロフェッショナルなもの

――ようこちゃんにとって、ケンさんとの出会いはひとつの転機になったように思うけど……。

ようこ「私は歌謡歌手だから、歌うだけで、作詞も作曲もしないから、良い作家の方に出会えるのがいちばんというか。これまで、あいさとうさんに曲を書いてもらってて、そして今回はケンさんで。今回書いていただいた5曲のなかには、いままでやりたかったことが凝縮されているし、こんな曲も歌えるんだなっていう、自分の新しい面も発見できましたね」

――作家との出会いで変わっていけるのは、歌手の歓びですよね。

ケン「渚さんはなんでも歌えますからね。木遣りみたいな歌を歌ったかと思えば、都はるみの“好きになった人”とか歌って。ここまできたか!って感じ。すげぇ、この幅」

ノリ「めちゃめちゃプロフェッショナルですよね」

ケン「シンガー・ソングライターの時代になってから、そういうところって無視されてたところもあるじゃないですか。オリジナリティー優先というか。ピチカート・ファイヴが出てきてから変わったところもありますよね。野宮真貴さんはプロフェッショナルなシンガーだし、ヴィジュアル担当。で、小西さんが音を作って。その後、そういうのが主流になったわけですけど」

――ピチカート・ファイヴぐらい極端にやって初めて通じるぐらい、世の中変わっていっちゃったんでしょうね。だから、ようこちゃんの歌の幅が極端であればあるほど有効なのかも知れない。今度、Mansfieldリミックスで聴いてみたいですね。

ケン「僕はMansfieldさんに曲を書いてもらって、僕が渚さんに曲を書いて……グーチョキパーのしくみみたいに(笑)」

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ソース: 『bounce』 234号(2002/7/25)

文/北沢 夏音