インタビュー

さよならナンバーガール!!!!!!(2)

PERFORMANCE 2002年11月30日(土)札幌・ペニーレーン

19:00 1曲目の“I don't know”が始まるやいなや、会場内の温度が一気に上がる。サウナ風呂を除けば、札幌でいちばん暑い場所に違いない。数曲を終え、煙草を片手に向井がしゃべり始める。いつも通り、和やかな笑いを誘うものだ。ただ、ファンの声援は少々違った。〈ありがとう〉という言葉が多く飛び交う。熱気にやられて意識を失うファンが、1人、2人と運ばれた、1時間前。

20:00 ライヴも中盤から後半へ。ここまでのセット・リストも、向井のMC同様に〈最後用〉として組まれてはいなかった。いつでも最新の状態がいちばんカッコイイ――日々更新を続けてきたナンバーガールらしい姿がそこにはあった。そして……15分前。

カテゴリ : インタヴュー

掲載: 2003年01月23日 15:00

更新: 2003年02月13日 12:00

ソース: 『bounce』 239号(2002/12/25)

文/久保田泰平