ワンウェイ/コンピを通じてT.O.K.のヒット曲をおさらい!
掲載: 2005年07月07日 15:00
更新: 2005年07月14日 20:01
『That Girl』(02年)
大ヒット・トラック〈Diwali〉に続いてレンキーが送り出したのがこの『Mast-erpiece』(Greensleeves)。流れるようなキーボードをふんだんに使った華やかさは、このプロデューサーならでは。他ジャンルの音楽ファンも理解しやすいキャッチーな楽曲が並ぶアルバムだ。T.O.K.をはじめウェイン・マーシャルら、メロディアスなフロウを持ち味とするアーティストを大量に起用しているのも特徴。
『Bend Down Low』 (02年)
最近こそ大ヒットがないものの、常にそのトラックは他を圧する質を誇るモ・ミュージック。『Scream』(Mo Mu-sic/VP)のサウンドもオリジナリティー溢れる仕上がり。完成度でもこの年を代表するリズムだ。ドライヴするベースと、リズミカルなシンセの組み合わせ。ダンサブル&ポップなダンスホールのおもしろさがいっぱい詰まった同トラックはT.O.K.にもピッタリだが、ほかではビーニ・マンが最高。
『She's Hot』 (03年)
シャギーの諸作品でお馴染みのビッグ・ヤードから放たれた『Sexy Lady』(Big Yard/VP)。USブラック・ミュージックの影響が色濃いリズム・パートが特徴。ズンズンズンと前進する重量感あるリズムに、ラテンなフレージングのキーボードで煽りを加えたサウンドは、ウェストコーストのヒップホップ好きもイチコロ? シンガー・パートがリードするT.O. K.の典型的な、そして十八番のギャル・アンセム。
『I Spy』 (03年)
ビーニ・マン“Raw Like A Boat”やエレファント・マン“Chiney Ting”で知られる大ヒット・トラックのワンウェイ『Bad Company』(Greensleeves)。前述2曲に負けず劣らずのキャッチーな展開を披露したT.O.K.。リズムは極めてシンプルだが、その反復はかなりアッパーで、押されるようにしてフロアに飛び出した若者多数。性急さすら感じさせる、ここ2~3年のダンスホール・トラックを代表する作品だ。
『Don Perignon』 (03年)
日本でもすっかり認知度の上がったソカ。そのコンピ『Soca Gold 2003』(VP)にT.O.K.が1曲参加。ストレートなパーティー&ドンペリ・アンセムであります。比較的ダンスホール寄りの音で、違和感なしの快活チューン。人気のシングル曲“Gi Gi Winner”のほうがよりアッパーで正調ソカっぽいかも。とはいえ、お互いクロスオーヴァー化が進む両者だけに細かいことは気にせず楽しんだもの勝ちでしょ!
『Let It Shine』 (04年)
基本的には同じトラックながら、収録曲はジャマイカ、USなど7か所でそれぞれに録音された『Red Alert!』(Green-sleeves)。エンジニアに至っては8人が参加。各人の個性がバラバラなのでミックスは曲によってかなり異なる。T.O.K.はリチャード“シャムズ”ブラウニーが手掛けたヴァージョン。チャーチ風のキーボードとシンガー・パート&コーラスはゴスペルっぽい。レゲトン好きにもピッタリ。
『Defense』 (04年)
アサシン、スプラガ・ベンツ、ヴァイブス・カーテルらが参加し、いまだヒット中の『Dancehall Rock』(VP)。昨年リリースされたトラックの中でも異色の音作りで、タイトルどおりディストーション・ギターを効かせたゴリゴリのファンキー・ロック・サウンド! 強烈にアタックするベースは十分に打楽器的で、これは燃えます。音に呼応するように、いつになくハードに迫るT.O. K.は聴き逃し厳禁!


