FACTのダンス・ミュージック・サイドが垣間見える!? イイ仕事ぶりの豪華リミキサー陣を一挙にご紹介!! -Pert.2
『NIVAN RUNDER SOUNDRUGS』Disc-2(Folder-2)
01. los angeles (MSTRKRFT Al-P Remix) / MSTRKRFT
02. chain (Co3 RMX) / Co3
03. propaganda (Takkyu Ishino Remix) / Takkyu Ishino
04. letter to... (AYASHIGE/WRENCH REMIX) / AYASHIGE(WRENCH)
05. purple eyes (Space Cowboy Remix) / SPACE COWBOY
06. stretch my arms (COCKPITS rmx 4 N. R. ) / COCKPITS ft. Seventh Tarz Armstrong
07. hate induces hate (Dexpistols Remix) / DEXPISTOLS
08. a fact of life (BOOM BOOM SATELLITES Remix) / BOOM BOOM SATELLITES
09. reborn (Anoraak remix) / ANORAAK
『NIVAN RUNDER SOUNDRUGS』Folder-3(USBのみ)
01. lights of vein (Junkie XL Four It Back To The Floor Remix) / JUNKIE XL
02. 45days (4hero drum & bass dub mix) / MARC MAC(4hero)
03. letter to... (Ayashige Alternative Remix) / AYASHIGE(WRENCH)
04. a fact of life (BOOM BOOM SATELLITES Remix) -Short Music Video-
05. 66 free sampling audio data (WAV/AIFF 24bit/48kHz)
MSTRKRFT『Fist Of God』Downtown(2009)
エレクトロ界隈でも突出した人気を誇るデュオが、このマスタークラフト。3月に発表したばかりの最新作『Fist Of God』では、N.O.R.E.やゴーストフェイス・キラーといった著名ラッパーを多数従え、バンギンなフィジェット・ハウスを披露。今回のリミックスは、ダーティーな導入から浄化感たっぷりの後半へ至る展開が素晴らしい!
Co3
超高速のブレイクビーツでバーストし続け、後半は重低音のビートを轟かすラガ・ジャングルへと展開……しつつ、わずか2分半ほどで、さらりとフェイドアウト。この異形のリミックスで聴き手を唖然とさせるのが、Co3なる謎の変名ユニット。FACTの新作『FACT』に“co-3”なる楽曲があるのだが……その正体は果たして!?
電気グルーヴ『YELLOW』キューン(2008)
日本が誇るテクノ・マエストロ、石野卓球。昨年、電気グルーヴとして発表した『YELLOW』では、アシッド趣味を全開にしたトリッピーなサウンドを大放出してましたが、今回のリミックスも、その延長線上に置くことができそうなアシッド偏向っぷり。BPMを抑えたファットなビートが腰を揺るがします。
WRENCH『drub』cutting edge(2008)
へヴィーかつオルタナティヴなバンドでありながら、各種ダンス・ミュージックを貪欲に吸収し続けるWRENCH。最新作『drub』でもリミックスなどを混ぜ込み、ダンサブルにアプローチした彼らですが、その中心人物=SHIGEが、今回はAYASHIGE名義でリミックスを提供。ビートの骨格だけのストイックな音像で確実に高揚させていく手腕に圧倒されます。
SPACE COWBOY『Digital Rock』Tiger Trax/ソニー(2006)
いまや師匠のノーマン・クックに匹敵する人気を獲得しているダンス・ミュージック界のスター、スペース・カウボーイは、エグいベースをブイブイ言わせる直球のダブ・ステップを投下。現時点の最新作『Digital Rock』での徹頭徹尾アッパーな四つ打ち路線から一転、彼の新機軸が伺える驚きの仕上がり。
Seventh Tarz Armstrong『7th Tarz and Legend Guitar & Nivan Runder in 2nd EP』cutting edge(2007)
シングル“in 1st EP”でFACTの“stretch my arms”をカヴァーしたガール・ロック・アイコン、Seventh Tarz Armstron。そして、彼女の作品にも参加しているほか、FACTとも親交の深いクリエイター集団、COCKPITS。両名がコラボしたリミックスは、性急な変則ビートが交錯しまくる異色のトラックに。
DEXPISTOLS & ROC TRAX CREW『ROC TRAX presents LESSON. 05 “SATURDAYS”』ROC TRAX/BMG JAPAN(2009)
目下勢いに乗りまくるトーキョー・エレクトロ代表デュオ。昨年末に発表したクルーを従えての初アルバム『ROC TRAX presents LESSON.05 “SATURDAYS”』では、早くも脱・エレクトロなサウンドを揃え、シーンのネクスト・フェイズを提示してみせた彼ら。ここで展開しているのも、フィジェット流儀のエレ・ディスコです。
BOOM BOOM SATELLITES『EXPOSED』ソニー(2007)
ロックとダンスの交錯地点を誰よりも早く見出していたBOOM BOOM SATELLITES。不穏なアコギのカッティングとへヴィーなドラムを組み合わせた、斬新なリミックスを聴かせてくれる彼らの最新作が、2007年の『EXPOSED』。よりシンプルにロック色を打ち出したこのアルバムは、FACT好きならばっちりなはず。
ANORAAK『Nightdrive With You』Endless/THISTIME(2008)
ギター・カッティングとシンセ・ベースがファンキーに絡み合い、キラキラした電子音が降り注ぐ甘酸っぱいリミックスを提供しているのが、フレンチ・エレクトロ界隈から飛び出した新星、アノラーク。先ごろ発表した『Nightdrive With You』も80'sな音まみれの胸キュン盤なのだが、早くも完売の模様……残念!