インタビュー

 

ジョーイ・ワロンカーと言えば『Odelay』以降のベックのアルバムでドラムスを担当していることで知られ、シャルロット・ゲンスブールやドワイト・ヨーカムらベックの外仕事でも必ずと言っていいほど招集されている人物だ。また、ベック関連以外でもR.E.M.やM83、さらにナイジェル率いるウルトライスタといったさまざまなアーティストの作品に参加しており、まさしく〈引く手数多〉という言葉がピッタリ。近年ではアザー・ライヴス作品などプロデューサーとしても手腕を発揮しはじめ、その方面での活躍も期待される。『Amok』ではフリーと共にリズム隊としてバンドの音を下から支えながら、多彩なビートを編み出しているぞ。

 

▼関連盤を紹介。

左から、ドワイト・ヨアカムのニュー・アルバム『3 Pears』(Warner Nashville)、アザー・ライヴスの2011年作『Tamer Animals』(PIAS)

 

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2013年02月20日 19:00

更新: 2013年02月20日 19:00

ソース: bounce 352号(2013年2月25日発行)

文/佐藤一道