言わずと知れたレッド・ホット・チリ・ペッパーズの名ベーシストで、約30年に渡ってバンドの屋台骨を支え続けてきたフリー。本隊での活動のみならず、これまでマーズ・ヴォルタやミック・ジャガー、ジョニー・キャッシュ、トム・ウェイツら数々のアーティストのアルバムに参加している豪傑だ。2011年にはレッチリとして5年ぶりのアルバム『I'm With You』を発表。昨年は初のソロEP『Helen Burns』(パティ・スミスが参加したことも話題に!)もリリースしている。さらに、デーモン・アルバーン、トニー・アレンと共にロケット・ジュース&ザ・ムーンを結成し、AFPでの活動も相まってスーパー・バンドには欠かせない存在というイメージがすっかり定着!? 長いキャリアに裏付けられた堅実なベース・プレイはやはり『Amok』でも光っており、直線的なグルーヴに豊かな膨らみをもたらしているのが印象的だ。
▼関連盤を紹介。
左から、レッド・ホット・チリ・ペッパーズの2011年作『I'm With You』、2012年にリリースされたフリーのファースト・ソロEP『Helen Burns』(共にWarner Bros.)、ロケット・ジュース&ザ・ムーンの2012年作『Rocket Juice & The Moon』(Honest Jons)
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