INTERVIEW(3)――先取りしすぎた結果……
先取りしすぎた結果……
――なるほど~。ではそろそろ本作『STAR☆TING』の聴きどころを教えてください。
ユカリン「まず1曲目は“hi-Tunes〜YAVAY PARTY ANTHEM(ALBUM ver.)”。これは宴会ソングなんですよ。不思議と時期がずれてますけどね(苦笑)。みんなでとにかく楽しめる曲。Pちゃんの曲はみんなで歌えるフレーズが絶対にあるんですよ。曲中の〈フー!〉とか無条件に言いたくなっちゃうでしょ(笑)。覚えてもらっていっしょに踊って楽しんでほしい曲ですね」
――2曲目はエモくて疾走感のある“star☆ting~スターと誕生”。
チャンユミ「アレンジはグリッチホップな新しめのダンス・ミュージックになっているんですけど、歌詞はいままでどおりPちゃんが書いた、けっこうオレらのいままでが詰まった重い歌詞になっています。楽曲のノリノリ具合とは裏腹に歌詞はすごく深いです。泣いてください。ここ泣きどころです」
――そして3曲目はキャンディー・ポップな“カムカムソング”。
ユカリン「キター! これイチオシの曲ですね」
――チップ・チューンなアレンジはSEXY-SYNTHESIZER?
チャンユミ「正解! SEXY-SYNTHESIZERさんですね。アレンジ聴いたときに〈最高!〉って思った曲です」
ユカリン「ちょっと泣きそうになるんですよね、この曲。キュン!って。歌詞もそういうところがあると思うんですけど」
チャンユミ「歌詞はけっこう怖いんですよ。オレらの思いが詰まってます(苦笑)。歌詞カードをちゃんと読んでほしい!」
――4曲目は“ハイパーヨーヨのスピード狂時代 2014”。ていうか、プロディジー的なデジタル・ロック感にぶっ飛ばされました。
ユカリン「この曲はお気に入りで、オレらもう3~4回はアレンジ変えて収録してますね。今回のアレンジもヤバイですね」
チャンユミ「何回目だよって感じだよね。でもどうしても入れたくなっちゃう。いわゆるオレらの自己紹介的な曲ですね」
ユカリン
――5曲目は、これまたキャッチーな“24-31-01”。記号のようなタイトルは、クリスマス~大晦日~お正月ソングってこと?
チャンユミ「今年の年末、来年の年明けを超先気取りしてる曲ですね。誰もやってないことやるの好きなんで! け、決して去年出すのが間に合わなかったとかじゃないですよ……。やっぱ。あえていま出すべきかなと(ドヤ顔)」
ユカリン「これもアレンジはSEXY-SYNTHESIZERさんなんですよ。このキラキラ感はなかなか出せないですよね~」
――で、次が6曲目で“YAVAY!(輸出ver.)”という。タイトルの〈輸出ヴァージョン〉ってなんなんですか(笑)。
ユカリン「世界に〈YAVAY〉を輸出する側になりましたので、とにかく日本のYAVAYモノを詰め込んだ一曲になっています。外国人の方にもわかりやすい感じの歌詞になってますね(笑)」
――で、7曲目が“hi-Tunes~ YAVAY PARTY ANTHEM(FUNKOT ver.)”で、ファンコットも詰め込んでと。本当いろんな要素が入ってる一枚ですよね。
チャンユミ「統一感はないですよね(笑)」
――でも、ぶっ飛んでる感というか、ハイテンションな勢いでの統一感はありますね。バラードとかないですし。ライヴが楽しみな作品だも思いました。
チャンユミ「ライヴ映えしちゃうんですよ、これがまた」
ユカリン「そうなんですよね。おれらのGIG観てくれたら絶対に好きになってもらえると思います」
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