X JAPANは大復活を果たせたのか? 緊急レポート!
掲載: 2008年04月25日 18:00
更新: 2008年04月25日 18:55
98年5月2日にhideが突然他界してから10年を経た今年、X JAPANが3月28~30日に渡って東京ドームで復活公演を行った。〈破壊の夜〉と題された初日は2時間17分遅れで開演したために、16曲の演奏予定が会場使用の時間制限によって9曲に。舞台袖で繰り返された会場側との問答にキレたというYOSHIKIはドラム・セットに倒れ込むようにして失神。開演前に釈明会見が開かれ、ほぼ定刻どおりにスタートした29日の〈無謀な夜〉を観たが、約5万人の涙腺を刺激したのは、ステージ上の3D映像や、上部のスクリーンに映し出されたhideの姿だった。SUGIZOやウェス・ボーランド(元リンプ・ビズキット)らゲスト・ギタリストの出演時間はわずかで、大部分はX JAPANの〈5人〉でプレイ。アコースティック演奏の前にTOSHIが、自分の声がMCでどうしても裏返ってしまうことを自虐的に話して会場の雰囲気をほころばせつつ、〈どんなことがあっても前向きに生きてきたぜ〉と語った一言の重みは、ファンの人生へも一筋の光として残ったはずだ。いかにX JAPANとはいえ、10年という時の経過には抗えない。YOSHIKIが〈100%満足したわけではない〉と語る気持ちも察せる。ただ、それでも彼らが不世出の存在であることを証明したのは確かだ。YOSHIKIとTOSHIが無邪気な笑顔で戯れる姿をふたたび目の当たりにできたことも感慨深かった。
この復活公演後、ベスト盤のリリースや7月のパリ公演、9月のNYはマディソン・スクエア・ガーデン公演、そして6月3、4日に10年越しの企画だったというhideの追悼ライヴを味の素スタジアムで開催(3日にはhide with spread beaverも出演!)などのビッグ・ニュースを続々と発表しているX JAPAN。そして、この世界への再挑戦にもhideの〈出演〉は予定されている。(宮原亜矢)







