NY地下ヒップホップの伝説、COMPANY FLOWがオリジナル編成で復活
エル・P、ビッグ・ジャス、ミスター・レンの3人から成るヒップホップ・グループ、カンパニー・フロウが約10年ぶりにオリジナル・メンバーでライヴを行うことがあきらかとなった。
カンパニー・フロウは、90年代のアンダーグラウンドなヒップホップ・シーンを牽引したNY出身のグループ。97年にインディー・レーベルのロウカスよりファースト・フル・アルバム『Funcrusher Plus』を発表して大きな評価を受けたが、その後ビッグ・ジャスの脱退や同レーベルとの契約上のいざこざといった問題が続き、2001年以降はグループでの活動を行っていなかった。
彼らは7月23日と24日にロンドンで行われる、ポーティスヘッドがキュレーターを務めるATP(All Tomorrow's Parties)主催の音楽イヴェント〈I'll Be Your Mirror〉に出演。また、〈Pitchfork〉などの音楽メディアによると、それに先駆けて同月19日に地元のマンハッタンでパフォーマンスを披露する模様だ。2007年にはエル・Pとビッグ・ジャスの2人でライヴを実施したことがあるものの、3人揃ってステージに上がるのはひさびさとなる。
それぞれソロでのキャリアを積み重ねてきた3人だが、これをきっかけにまたカンパニー・フロウとして精力的に活動する可能性もありそう。今後の動きに注目しておこう!