YUKIとTOKIO、乙武洋匡原作の映画「だいじょうぶ3組」主題歌で初コラボ
YUKI
2013年3月23日に全国の東宝系で公開される映画「だいじょうぶ3組」の主題歌が、YUKIが作詞を担当したTOKIOの新曲“手紙”に決定した。
(C)2013「だいじょうぶ3組」製作委員会
映画「だいじょうぶ3組」は、ベストセラー「五体不満足」の作者・乙武洋匡が、小学校の教員を務めた経験を元にした同名小説を映像化するもの。かつて教師を務めたこともある教育委員会職員で、補助教員の主人公・白石優作役をTOKIOの国分太一が演じ、さらに乙武が、自身をモデルにした手足のない新任教員・赤尾慎之介役を担当。監督は「余命1カ月の花嫁」などの作品で知られるの廣木隆一で、28人の生徒と、手足のない先生&補助教員コンビの涙と笑いに溢れた1年間が色鮮やかに描かれるという。
主題歌“手紙”の歌詞は、TOKIOとは初コラボレートとなるYUKIが、映画の脚本を何度も読み返し、イメージを膨らませて書き下ろし。作曲には蔦谷好位置、アレンジには野間康介が起用されており、軽快なリズムのバンド・サウンドながら、普段のTOKIOの楽曲より少しキーが低く、演奏も抑えめのため、大人の余裕を感じさせてくれる仕上がりとのこと。なお、劇中の音楽は世武裕子が手掛けている。現時点では“手紙”のリリースなどはアナウンスされていないので、気になる人はぜひ劇場に足を運ぼう。
国分太一 コメント
映画に僕自身すごく感動したので、その最後に流れるのが自分たちの曲だということは本当に幸せなことだと思います。映画の余韻に浸れる曲になったのではないかなと思います。
YUKIさんの曲はよく聴いていて、ライブを観に行ったりもしているので、ミュージシャンとして一緒に仕事ができたことはうれしいです。宝ですね。
お子さんもいらっしゃるYUKIさんの気持ちが歌詞に表われていて、曲の余韻に繋がるのではないかと思います。
(タイトルの“手紙”に関して)クランクインする前に違う仕事が続いていて「どうやって役者のスイッチをいれよう」と思っていたときに、乙武さんから「白石役が国分さんで嬉しいです。子どもたちに教えられることも多いと思います。子どもたちと成長していきましょう。一緒に学んでいきましょう」というような自筆のお手紙をいただきました。「だいじょうぶ3組」に向かうスイッチを入れてもらった気がします。
“手紙”ってそういう力がありますよね。
乙武洋匡 コメント
一度聴いただけで口ずさめてしまうような親しみやすいメロディに、
子どもの頃の記憶をぎゅっと抱きしめたくなるような切ない歌詞。
エンドロールで流れるこの曲が、物語の余韻を何倍も味わい深いものにしてくれる。