村上春樹、新作「街とその不確かな壁」重版決定。累計35万部に
村上春樹の新作長編「街とその不確かな壁」の5万部の重版が決定。累計35万部となった。
新作「街とその不確かな壁」は、前作「騎士団長殺し」以来6年ぶり、1,200枚に及ぶ長編小説で、気鋭の版画家 タダジュンの装画も話題となっている。
17歳と16歳の夏の夕暮れ。川面を風が静かに吹き抜けていく。彼女の細い指は、私の指に何かをこっそり語り掛ける。何か大事な、言葉にはできないことを……高い壁と望楼、図書館の暗闇、古い夢、君の面影。自分の居場所はいったいどこにあるのだろう。「古い夢」が奥まった書庫でひもとかれ、呼び覚まされるように、封印された「物語」が静かに動き出す。
40年間の封印を解いて書かれたこの小説に、今世代を超えて幅広い層の読者に静かな共感が広がっている。
▼書籍情報
村上春樹
「街とその不確かな壁」
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カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース
掲載: 2023年04月19日 13:15