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ガルシア=マルケスの長編小説第2作「族長の秋」新潮文庫より発売決定

族長の秋

ガルシア=マルケスの長編小説第2作「族長の秋」が新潮文庫として刊行される。

同じく新潮文庫から今年刊行された「百年の孤独」は、刊行4ヶ月で36万部を突破。海外文学として異例の売れ行きが話題となった。

「族長の秋」(原題:El otoño del patriarca)は1967年の「百年の孤独」刊行から8年後の1975年に発表された作品。初の長編「百年の孤独」が国境を越えたベストセラーとなり、世界中から一挙手一投足まで注目を浴びることになってしまったガルシア=マルケスが、苦悩の果てに発表した。

幼年時代に独裁者の奇妙な評伝を憑りつかれたように貪り読んだという著者が、「百年の孤独」の「アウレリャノ・ブエンディア大佐のその後を描いた」とも、「自ら自身の写し鏡として描いた」とも語る怪物的傑作だ。

また、「百年の孤独」の文庫化に際し新たに書き下ろされた解説において、筒井康隆が「おれのお気に入り」として「族長の秋」を強く推薦していたことも話題になった。

 

▼書籍情報
ガブリエル・ガルシア=マルケス
「族長の秋」


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カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース

掲載: 2024年11月08日 13:00

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