西加奈子、5年ぶり長編「きずもの」発売決定。絶望と勇気が肩を組んでやってくる人間群像劇
掲載: 2026年07月10日 18:30

西加奈子による5年ぶりの長編小説「きずもの」の刊行が決定した。
「きずもの」は、執筆期間3年をかけて、東京、中日、北海道、西日本等の各紙にて、昨年2025年4月~今年2026年5月まで発表された新聞連載小説を加筆改稿した、5年ぶりの長編小説。価値観の更新を迫られる現代を舞台に、様々な傷や背景を抱えた登場人物(きずもの)たちが出会い、影響し合っていく人間模様を描いた群像劇で、間違いなくこの著者にしか書けない、この著者だからこそ描けた新たな代表作が誕生した。
「直木賞」受賞作「サラバ!」、がん闘病ノンフィクション「くもをさがす」を経て生まれた本作。絶望と勇気が肩を組んでやってくるような読書体験へと誘う一冊だ。ぜひチェックしてほしい。
■書籍内容
小説家・松川貢は、郷里の幼馴染みである田持猛とゆるやかにSNSで繋がり続けていた。
運動が得意だった猛は、貢にとって仰ぎ見る存在だったが、
いまやその関係性は真逆のものになっていた。
某写真家の出版パーティーで貢と出会った遙は、ある出来事を機に日本を旅立ち、
カナダ・バンクーバーで生活を続ける親友の万千花のルームシェア相手になる。
幼少期から互いを知る二組には、
それぞれの時間が着実に流れていた。
それが、本当のマブヅレなんと違うん?
ずっと言いたかったことを、やっと言えたのだ。
―― 本文より
■著者メッセージ
私たちは傷だらけの自身を、もう少しだけ愛していいのかもしれない。
―― 西 加奈子
▼書籍情報
西加奈子
「きずもの」
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