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岩井俊二監督完全監修『スワロウテイル 4Kリマスター』、主演 三上博史のオフィシャル・インタビュー&4K新規場面写真4点公開

掲載: 2026年09月04日 15:50

岩井俊二監督の伝説的傑作『スワロウテイル』が、監督完全監修のもと4Kリマスター/Dolby Atmos化され、『スワロウテイル 4Kリマスター』として9月4日よりTOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国公開。このたび、主演 三上博史のオフィシャル・インタビューと、4K新規場面写真4点が公開された。

『スワロウテイル 4Kリマスター』の公開にあたり、主演を務めた三上博史が、30年の時を経て4Kで蘇った本作を鑑賞。果たして、三上博史は30年ぶりに蘇った『スワロウテイル』を、どのように受け止めたのか――。スクリーンに映し出された、あの日の記憶。そして、今だからこそ感じた想いとは? 三上博史が『スワロウテイル』について初めて語る、貴重なオフィシャル・インタビューが到着。

 

Q、初号では冒頭から涙が溢れて、ずっと泣きっぱなしだったとコメント。涙の理由を検証されるいい機会になったともおっしゃっていましたが。

いろいろな感情が混ざり合わさっているんだろうな、と感じて1つずつ検証したのですが、自己肯定感だったんだなと思います。役者という職業は正解がないので、表現やアプローチに対して迷いや後悔がいっぱいあるんです。もちろん、その時の自分が『これだ!』と思ったものを表現するのだけど、それでもやっぱり撮影中にもそういったネガティブな感情は湧いてきます。『スワロウテイル』の撮影当時のことを、すべてはっきりと覚えているわけではないけれど、作品に、役に、3ヶ月くらいどっぷりと入っていて。フェイホンの衣装や髪型、言語をどうするのかといった造形的な準備を含めたら、もっと長い時間どっぷりとやっていたはず。そして今回の初号を観た時に『あの時の自分は間違ってなかった』と思ったんです。作品を観ての感動ももちろんあるけれど、役者としての自分を肯定して愛おしくなっちゃたりとかして。だから今があるんだって思えました。やってきたこと、選んできたこと、縁を持たなかった作品もあるけれど、そういうこと全部があったから今に繋がる。これでよかったんだなと思いました

Q、すてきなお話ですね。

だから今があると思ったし、ちゃんと今があるってことは、そのちゃんとした今がこの先につながると思ったんです。今後も大丈夫って

Q、そういったことを改めて噛み締める時間って、ありそうでないというか。作ろうと思って作っても…みたいなところもありますし。

そうですよね。じゃあ何が正しかったのかって話になると思うんですけれど…。今回、生まれ変わった『スワロウテイル』を観て、ちゃんとフェイホンが存在していたと思えたというか。役者としてのアプローチは人それぞれだけど、あの時、フェイホンをやった僕のアプローチは間違ってなかったと思えたっていうのかな。フェイホンはちょっと特殊な設定のキャラクターで…

Q、どこを切り取ってもなかなか複雑な役だと思います。

そうなんです。作ってできるものでもないから、個人的に“役作り”という言葉は嫌いだけど、フェイホンはやっぱり作るしかない。そういった時に、僕の感性をありったけ広げて、そこに足りないものを習得していくアプローチをします。それが言語であれば英語であり中国語でもある。でも中国語をただ喋ればいいわけじゃない。僕がイメージする、監督がイメージするフェイホンってヤツの中国語なわけだから。そういった言葉から始まって、表現、アクション、所作みたいなことも必要になっていきます。たとえば、どうやってタクシーを止めるのかとか、どういう時に英語に変わるのかとか。そういった意味の役作りでは、僕は、自分を消す作業が一番大事だと思っているんです。不可能だけど、自分が出てこないようにするというか

Q、改めて、三上さんにとって、本作はどのような存在の作品ですか?

参加できてとても幸せでした。撮影の篠田(昇)さんとは本当にバジェットのない映画もインディで一緒にやってきたこともあったから、最後に一緒にこんなすてきな作品を作ることができて本当に良かったと思っています

Q、いろいろなものが詰まった作品ですね。

詰まりまくってます(笑)。観て損はないと思うので、30年前生まれていなかった方には、ちょっと観てみようかな、くらいの気持ちで気軽に観てほしいです。観て損はないはず。それだけは保証できます。そして、ずっと愛し続けてきてくださった方には、4Kリマスター映像とDolby Atmosによる音響で、今まで見えていなかったものを見つける、新たな楽しみ方も堪能していただけるとうれしいです






 

▼映画情報

『スワロウテイル 4Kリマスター』
2026年9月4日(金)よりTOHOシネマズ日比谷他 全国公開
(C)SWALLOWTAIL PRODUCTION COMMITTEE


『undo 4Kリマスター』
9月25日(金)よりTOHOシネマズ日比谷他 全国公開  ※『PiCNiC 4Kリマスター』と同時上映
(C)FUJI TELEVISION/PONY CANYON


『PiCNiC 4Kリマスター』
9月25日(金)よりTOHOシネマズ日比谷他 全国公開  ※『undo 4Kリマスター』と同時上映
(C)FUJI TELEVISION/PONY CANYON