今やロマン派交響曲のスペシャリスト!ボッシュがシューマンの交響曲に挑戦
SACDハイブリッド盤。ブルックナー、ブラームス、メンデルスゾーン、ドヴォルザークと着実に録音を重ねている指揮者マルクス・ボッシュが、この度、シューマンの録音をスタートさせました。
カペラ・アクイレイアは、ドイツ南西部、ミュンヘンとシュトゥットガルトのほぼ中間に位置するバーデンヴュルテンベルク州の都市ハイデンハイムで開催されている、ハイデンハイム・オペラ・フェスティバルのために2011年に設立されたオーケストラです。ボッシュは同音楽祭の音楽監督を2010年より務めており、彼の妥協を許さない音楽を実現するために、ヨーロッパ各地からトップ・アーティストが集結し質の高い演奏で評価されています。また カペラ・アクイレイアの活動も同音楽祭だけに留まらず、ヨーロッパを中心にハイデンハイム・オペラ・フェスティバルの大使として演奏ツアーを行い、2014年5月にはフランスのサン=マロ音楽祭に出演しました。
シューマンの第2番と第4番の交響曲は、タイトル付きの第1番『春』や第3番『ライン』に認知度においては一歩譲るとはいえ、作品の充実度では優るとも劣りません。ボッシュも「第4番はシューマンのロマン的で、幻想的な特徴がよく表れている作品だ」と評していますし、第2番については「シューマンの個性的なオーケストレーションは画期的で、シューマンの最高傑作の一つと言っても良い」とも述べています。カペラ・アクイレイアも、ボッシュの期待に応えるように、これらの作品に込められた楽想の美しさを見事に表現しています。
(キングインターナショナル)
【収録曲目】
シューマン
交響曲第4番ニ短調 Op.120
交響曲第2番ハ長調 Op.61
歌劇「ゲノヴェーヴァ」序曲
【演奏】
マルクス・ボッシュ(指揮)
カペラ・アクイレイア
【録音】
2015年、2016年
カテゴリ : ニューリリース | タグ : SACDハイブリッド(クラシック) 高音質(クラシック)
掲載: 2016年08月14日 16:41