ミドリ・ザイラー＆コンチェルト・ケルン『ヴィヴァルディ～ヴェネツィアのアンナ・マリア』

[berlinclassics 公式チャンネルより]

ヴィヴァルディはヴェネツィアのピエタ女子養育院の音楽学校で指導にあたり、この学校のために多くの曲を書き発表しました。彼が育てたピエタの少女合奏団のなかでとりわけ優れたヴァイオリン奏者がアンナ・マリアでした。ヴィヴァルディは彼女のために協奏曲を残しています。

今作は、ベルリン古楽アカデミーやアニマ・エテルナでソリストやコンサート・ミストレスとして活躍した日系ドイツ人ヴァイオリン奏者ミドリ・ザイラーと、ドイツの古楽器アンサンブル「コンチェルト・ケルン」の共演で、ヴィヴァルディが残したアンナ・マリアの協奏曲のうち4曲が選曲され、ヴィヴァルディと同時代の作曲家ガルッピとアルビノーニのコンチェルトがそれぞれ1曲ずつ収録されています。
（タワーレコード）

『La Venezia Di Anna Maria～ヴィヴァルディ:ヴェネツィアのアンナ・マリア』
【曲目】
ヴィヴァルディ：
弦楽のための協奏曲 ハ短調 RV.120
ヴァイオリン協奏曲 変ホ長調 RV.260
ヴァイオリン協奏曲 ト長調 Op.11-4, RV.308
ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 RV.248
弦楽のための協奏曲 イ長調「コンチェルト・リピエーノ」 RV.158
弦楽のための協奏曲 ホ長調「安らぎ、降誕祭のために」 RV.270
シンフォニア ヘ長調 RV.140
ガルッピ：4声の協奏曲第1番 ト短調
アルビノーニ：5声の協奏曲 Op.10-1
【演奏】
ミドリ・ザイラー（ヴァイオリン）
コンチェルト・ケルン