ティーレマン&ウィーン・フィルのブルックナー・ツィクルス第2弾~交響曲第3番(ノーヴァク版)
国内盤のみ高品位Blu-spec CD2仕様
ティーレマン&ウィーン・フィル|ブルックナー:交響曲全集[2]
シュターツカペレ・ドレスデン首席指揮者、ザルツブルク復活祭音楽総監督を兼任し、名実ともにドイツ音楽の世界的巨匠と目されるクリスティアン・ティーレマン。彼が今や最重要指揮者として緊密な関係を築き上げているウィーン・フィルとのコンビによるビッグ・プロジェクト「ブルックナー:交響曲全集」録音の第2弾は、番号付きの全9曲のうち、最晩年まで改訂が繰り返されたため最も稿態が多く指揮者の音楽的指向が使用楽譜の選定に明確に出る交響曲第3番。
ティーレマンは第3楽章にコーダが付き、第4楽章の規模が大きく構成が明快なノーヴァク校訂の第2稿を使用し、スケールの大きな威容を感じさせる名演に仕上げています。コロナ下の2020年11月、つまり伝説となったゲルギエフとの日本ツアーの直前にウィーンのムジークフェラインザールで行なわれた定期演奏会でのライヴで、この交響曲だけで演目が組まれていました。ウィーン・フィルとしては1988年のハイティンク盤(こちらは同じ第2稿でもエーザー校訂の旧全集を使用)以来32年ぶりの録音。
(ソニーミュージック)
[収録曲]
ブルックナー
交響曲 第3番 ニ短調[1877年第2稿・ノーヴァク版]
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:クリスティアン・ティーレマン
[収録]2020年11月28日&29日、ウィーン、ムジークフェラインザールにおける
ウィーン・フィル定期演奏会でのライヴ・レコーディング