ヒラリー・ハーン/イザイ:6つの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ~国内盤はMQA-CD×UHQCD仕様、輸入盤は通常CDとLPで発売!
現代を代表するヴァイオリニスト、ヒラリー・ハーンによるウジェーヌ・イザイの名作を全曲録音!
国内盤のみ先着特典付き&MQA-CD×UHQCD仕様での発売
伝説的なヴァイオリニスト、ウジェーヌ・イザイが作曲した「6つの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 作品27」。プロ・ヴァイオリニストの登竜門ともいわれるこの作品が作曲されてから100周年にあたる今年、現代を代表するヴァイオリニストでイザイの孫弟子にあたるヒラリー・ハーンが待望の全曲録音を行いました。
ウジェーヌ・イザイは第一次世界大戦以降、自身のソロ演奏を減らして後世に引き継ぐことを考え、100年前の1923年に、彼の最も野心的な作品のひとつである6つのヴァイオリン・ソナタを作曲しました。J.S.バッハ作曲のパルティータをもとに、現代の作曲様式を包含し、ヴァイオリン演奏の未来型を描いたような作品に仕上げました。また、この6曲のソナタはそれぞれ若い世代の演奏家に捧げられていて、この音楽が今後何十年にもわたって優れた演奏家によって繁栄していってほしいというイザイの想いが込められております。
作曲から100年が経った今、ウジェーヌ・イザイ最後の門下生ヤッシャ・ブロツキーに師事したヒラリー・ハーンは、作曲100周年にそのイザイの想いを活かすコンセプトのもと、今回この曲の録音を決めたと語っています。
(ユニバーサルミュージック)
ウジェーヌ・イザイ:6つの無伴奏ヴァイオリン・ソナタOp.27
1-4) 第1番ト短調、5-8) 第2番イ短調、9) 第3番ニ短調『バラード』、10-12) 第4番ホ短調、13-14) 第5番ト長調、15) 第6番ホ長調
【演奏】
ヒラリー・ハーン(ヴァイオリン)
【録音】
2022年11月1日-12月19日、ボストン、The Fraser Performance Studio at GBH Music
【タワレコ特典(国内盤のみ)】先着:クリアファイル(A5)
ウジェーヌ・イザイ:6つの無伴奏ヴァイオリン・ソナタOp.27
1-4) 第1番ト短調、5-8) 第2番イ短調、9) 第3番ニ短調『バラード』、10-12) 第4番ホ短調、13-14) 第5番ト長調、15) 第6番ホ長調
【演奏】
ヒラリー・ハーン(ヴァイオリン)
【録音】
2022年11月1日-12月19日、ボストン、The Fraser Performance Studio at GBH Music
*輸入盤はデジパック仕様
2LP収録予定
ウジェーヌ・イザイ:6つの無伴奏ヴァイオリン・ソナタOp.27
《LP 1》
[Side A]1-4) 第1番ト短調
[Side B]1-4) 第2番イ短調
《LP 2》
[Side A]1) 第3番ニ短調『バラード』、2-4) 第4番ホ短調
[Side B]1-2) 第5番ト長調、3) 第6番ホ長調
【演奏】
ヒラリー・ハーン(ヴァイオリン)
【録音】
2022年11月1日-12月19日、ボストン、The Fraser Performance Studio at GBH Music
*Gatefold仕様
グラミー賞を3回受賞したアメリカのヴァイオリニスト、ヒラリー・ハーンが最新アルバムで取り上げたのはウジェーヌ・イザイ(1858-1931)の6つの無伴奏ヴァイオリン・ソナタです。ヒラリーはこの作曲家の最後の門下生に師事していたという縁があり、また2023年はこの曲の最初のスケッチ(1923年6月&7月)がされてから100年となる記念年でもあります。
ウジェーヌ・イザイは後にも先にもいない名ヴァイオリニストの一人と国際的に見なされていますが、同様にそのような作曲家の一人でもあります。1880年代から1910年代までイザイの演奏者としての絶頂期にリサイタルで強い存在感があったのは、バッハのソロと伴奏つきのヴァイオリン作品でした。そしてオーケストラとはバッハの協奏曲を演奏しました。イザイのためにエルンスト・ショーソンは『詩曲』を書き、セザール・フランクはヴァイオリン・ソナタを書いています。そしてクロード・ドビュッシーの独創的な四重奏曲ト短調を初演したのは、イザイが1886年に設立したイザイ弦楽四重奏団でした。彼は自身の演奏と録音を通して、偉大なベルギーのヴァイオリニスト、教師、作曲家のアンリ・ヴュータンとポーランドのヴィルトゥオーソ、ヘンリク・ヴィエニャフスキから学んだ芸術の系統を推し進めました。
イザイの作品の中で最も野心的な作品の一つとされるこの6曲の無伴奏ソナタは1923年から24年に書かれ、それぞれが出身地の違う若い世代の演奏者に捧げられています。第1番はヨーゼフ・シゲティ(ハンガリー)、第2番はジャック・ティボー(フランス)、第3番はジョルジェ・エネスク(ルーマニア)、第4番はフリッツ・クライスラー(オーストリア)、第5番はマチュー・クリックボーム(ベルギー)、第6番はマヌエル・キロガ(スペイン)。
「ベルギーの国民的英雄、ウジェーヌ・イザイは最初の現代ヴァイオリニストとして広く認められています。その無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集は象徴的で、時代を反映していて、この楽器を称える美しい作品です。作品が2023年の夏で100年目を迎えるのを機に、私は昨年のクリスマス直前に9週間以上かけてそれを録音しました。これは本当に催眠作用のある音楽で、録音セッションの後、朦朧とした状態で冬の外気の中に出たところ、私の脳は骨を通して振動していた調性で再び調和を取り戻しました。もしそういうものがあるとしたらそれは音のお風呂です」―ヒラリー・ハーン
(ユニバーサルミュージック/IMS)
2023年来日スケジュール
6月3日(土)兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール (兵庫県)
6月4日(日)愛知県芸術劇場 コンサートホール (愛知県)
6月5日(月)東京オペラシティホール:タケミツメモリアル(東京都)
6月6日(火)水戸芸術館 コンサートホールATM (茨城県)
カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) クラシックLP
掲載: 2023年05月12日 10:00