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ジャン=フランソワ・マドゥフ&ユリアン・ツィンマーマン『2つのトランペットのためのハプスブルク音楽』

『2つのトランペットのためのハプスブルク音楽』

2本のナチュラル・トランペットがおりなす特別な音楽

17世紀においてトランペットは特別な楽器でした。皇帝や高貴な人々にのみ許された楽器として存在し、また次第に教会の礼拝でも特別な場面で使われるようになり、ウィーンのハプスブルク宮廷やザルツブルクの教区が音楽の中心地となり、質の高いトランペットの音楽が生み出されていったのです。

この時代のさまざまなトランペット作品をあつめ、ナチュラル・トランペットで演奏したのが当盤。ラ・プティット・バンドをはじめ数多くの古楽団体と共演しているナチュラル・トランペットの大名手ジャン=フランソワ・マドゥフと、彼の弟子でもある若い世代の逸材ユリアン・ツィンマーマンによる見事な演奏です。
(キングインターナショナル)

『2つのトランペットのためのハプスブルク音楽』
【曲目】
ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー(c1623-1680):アリア付きソナタ
アントニオ・ベルターリ(1605-1669):ソナタ«Sublationis»(1665)
作者不詳(クロムニェジーシュ):6 声のソナタ
ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー:4 声のソナタ«Amabilis»
ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー(attr.):4 声のソナタ
フィリップ・ヤコプ・リットラー(c1637-1690):8 声のバレ(1675)
ハインリヒ・イグナツ・フランツ・ビーバー(1644-1704):二重奏曲第5 番
パヴェル・ヨセフ・ヴェイヴァノフスキー(1639-1693):ソナタ«Sancti Mauritii»(1666)
ハインリヒ・イグナツ・フランツ・ビーバー:5 声のソナタ 第7 番
アントニオ・ドラーギ(1634-1700):Sinfonia avanti il Santissimo Sepolcro: Il Terremonto (1682)
フェルディアンド・トバイアス・リヒター(1651-1711):7 声のソナタ(1689)

【演奏】
ジャン=フランソワ・マドゥフ(トランペット)
ユリアン・ツィンマーマン(トランペット)

バルバラ・コンラート(ヴァイオリン、指揮)
ロゼッティ・プレーヤーズ

【録音】
2022年9月24-26日
ウィーン、フランツィスカーナー教会

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2023年12月18日 00:00