シリアクス、フォシュベリ、ほか/マルセル・ド・マンツィアーリ:室内楽作品集(SACDハイブリッド)~世界初録音
20世紀フランスで活躍した音楽家、
マルセル・ド・マンツィアーリの
室内楽作品の世界初録音。
フランスで活躍したマルセル・ド・マンツィアーリ(1899-1989)の室内楽作品集。20 世紀戦中のフランスでは多くの女性音楽家がコンサートを主催し、演奏、作曲していましたが、今日ではほとんど知られておらず、彼女たちの作品が演奏されたり、録音されたりすることはほとんどありません。
作曲家、指揮者、ピアニスト、教師であるマルセル・ド・マンツィアーリも忘れられた音楽家の一人。彼女は1899年現ウクライナ、ハルキウに生まれ、パリでナディア・ブーランジェに作曲を、バーゼルでフェリックス・ヴァインガルトナーに指揮を、ニューヨークでイザベル・ヴェンゲーロヴァにピアノをそれぞれ師事。フランスとアメリカでキャリアを積みました。
世界初録音となる当アルバムにはヴァイオリン・ソナタなどの室内楽作品集。20世紀フランス音楽らしい響き。不協和音を効果的に取り入れた初期作品ヴァイオリン・ソナタから、ミニマリズムを追求した後期作品「トリローグ」まで、彼女の長いキャリアを証明する傑作を収録しております。
(キングインターナショナル)
【曲目】
マルセル・ド・マンツィアーリ(1899-1989):室内楽作品集
(1)ピアノ三重奏曲(1921)
(2) 夜想曲~ヴァイオリンとピアノのための(1977)
(3)ダイアログ~チェロとピアノのための(1970)
(4)ソナタ~ヴァイオリンとピアノのための(1918)
(5)トリローグ~ヴァイオリン、チェロとピアノのための(1977)
【演奏】
セシリア・シリアクス(ヴァイオリン)[1,2,4,5]
カティ・ライチネン(チェロ)[3,5]
ベンクト・フォシュベリ(ピアノ)[1,2,4,5]
ペーテル・フリース・ユーハンソン(ピアノ)[3]
【録音】
2022年5月3~5日、ヴェステロース・コンサートホール(スウェーデン)
セッション録音
プロデューサー&サウンド・エンジニア:インゴ・ペトリ(Take5 Music Production)
カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック)
掲載: 2024年03月08日 00:00