Oasis(オアシス) 書籍『オアシス ザ・マスタープラン』6月10日発売 タワレコ先着特典「未定」
オアシスの誕生と進化を目撃する、すべての音楽ファンにとって見逃せない一冊
先着:未定
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英国を代表するロックバンド、オアシス誕生の瞬間──巨匠ケヴィン・カミンズの象徴的写真×ノエル・ギャラガーの言葉で描く決定的写真集
ジョイ・ディヴィジョン、ビョークらを手がけた高名な写真家ケヴィン・カミンズが、オアシスの音楽と素顔をアイコニックな写真で浮かび上がらせる。初公開写真多数収録、バンド成功への進化の歴史が明かされる!
オアシスがデビューを迎えるまでの激動の12カ月を追った貴重な写真や、デビュー直後のバンドのアイコニックな写真を収録。その多くが世界初公開となる未発表ショットです。
ケヴィン・カミンズは、ジョイ・ディヴィジョン、ビョーク、デヴィッド・ボウイなど、数々のトップアーティストを撮影してきた経歴を持つ、世界でも高名なフォトグラファーとして知られています。
1993年、オアシスはクリエイション・レコーズと契約し、デビューアルバム『Definitely Maybe』の制作に向けて動き出します。バンドのサウンドに合ったルックスを確立するために起用された ケヴィン・カミンズは、初期の熱狂的なライブや、音楽性を象徴する若く強烈な熱が迸る彼らの素顔を撮り続けました。
マンチェスターのアフレックス・パレスで新調した服に身を包む初々しい姿、地元のパブやストリートで撮影された等身大の彼ら、Brother社のロゴが入ったマンチェスター・シティのユニフォームを着たギャラガー兄弟──まさに、バンドの進化と世界的成功への足跡をビジュアルで追うことができる一冊です。
さらに、ノエル・ギャラガー自身が写真にコメントを寄せ、フットボール、ファッション、音楽についての思いを語るほか、当時の回想を交えながら、バンドの成長を振り返ります。また、文化評論家ゲイル・クロウザーによるオアシスの影響力に関する考察、ケヴィン・カミンズの貴重な証言も収録。
誰もが知る「オアシス成功の物語」のその前に──彼らがいかにして自らのアイデンティティを確立し、世界を変えるバンドへと進化したのか。本書は、その「マスタープラン」を明らかにする決定的な記録です。
オアシスはどのように誕生したのか?
新たなバンドの サウンド、ルックス、アイデンティティ を形作る無数の要素とは何か?
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■作品詳細
2024年にデビュー30周年を迎え、念願の再結成と2025年7月からのワールド・ツアーを発表したオアシス。更には、2009年以来16年振りとなる待望の来日公演開催も決定し、日本のファンを興奮の渦に巻きこんでいる。そんな中、オアシスは4枚目のスタジオアルバム 『Standing On The Shoulder Of Giants』の25周年記念盤として、オリジナル盤がリリースされたのと同じ2月28日にシルバー・カラーヴァイナルを発売。
オアシスの歴史を紐解く時、『Standing On The Shoulder Of Giants』 はまさに分岐点となった作品だ。バンドのUKレーベルCreation Records が突然解散したことを受け、ノエルとリアムのギャラガー兄弟は2000年1月に自身のレーベル Big Brother Recording Ltdを設立。そのわずか7週間後の2000年2月7日、レーベルの第1弾シングル 「Go Let It Out」 が急ピッチで制作され、リリースされた。それはまさにオアシスにとって新たな時代のはじまりを象徴する作品となった。
ノエル&リアムとマネージメントチームが資金面でも完全に独立しているBig Brother を設立したことは、イギリス随一のインディ精神を貫くバンドにとっては必然的な選択だった。バンドのこれまでのカタログと新作リリースを含めると、Big Brotherは設立からの25年間で、合計10枚の全英1位アルバムを世に送り出し、世界中で150億回以上のストリーミング再生を記録している。
『Definitely Maybe』(1994年)、『(What's The Story) Morning Glory?』(1995年)、『Be Here Now』(1997年)で瞬く間に世界的成功を収めたオアシスは、続く 『Standing On The Shoulder Of Giants』 で大胆なサウンドの進化を遂げた。ノエル・ギャラガーはそれまで以上に多角的かつ実験的なアプローチでレコーディングに臨み、初期のオアシス・サウンドから離れ、モダンでサイケデリック・ロックの影響を取り入れた作品を作り上げた。
こういった試みとより豊かな音の表現は、ノエルがこれまで以上に時間をかけてアルバム制作に取り組んだこととも関係している。新しい楽器や技術が取り入れられ、ドラムループ、サンプリング、エレクトリック・シタール、メロトロン、シンセサイザー、逆回転ギターなどがオアシスの音楽に新たな進化をもたらした。
アルバムの数曲では、オアシスにとって初となるサンプリングが使用されている。「Fuckin' In The Bushes」 ではマレー・ラーナー監督映画 『Message to Love Isle of Wight 1970』から、「Go Let It Out」 ではジョニー・ジェンキンスの 「I Walk on Gilded Splinters」 からなどがその例だ。またこのアルバムで、リアム・ギャラガーは初めて自作曲を提供し(「Little James」)、その後のアルバムでもこの流れが引き継がれることになった。
『Standing On The Shoulder Of Giants』 は、オリジナル・ラインナップが一新された後にリリースされた最初のオアシスのアルバムだという点でも重要な意味を持っている。ポール・“ボーンヘッド”・アーサーズとポール・“ギグジー”・マッギガンの脱退後、アルバムを伴ってのライヴではゲム・アーチャーとアンディ・ベルがそれぞれギターとベースを担当。レコーディング過程にも重要な変化があり、マーク・“スパイク”・ステントが、ノエルと共にプロデュース業にあたった。
その大胆な新しいサウンドはたちまちオアシス・ファンの支持を得て、『Standing On The Shoulder Of Giants』 はUKアルバムチャートで1位を獲得。発売初週だけで31万枚を越えるセールスを記録した。現在はダブルプラチナ認定を受け、全米でも20万枚以上を売り上げている。さらに、このアルバムの楽曲のレガシーは、オアシスの旧譜の中でもひときわ輝きを放ち続けている。
「Fuckin' in The Bushes」 はその後のオアシスのライヴで、ステージに登場するバンドとファンが一体となって鼓舞し合う曲として、揺るぎない地位を確立した。催眠的なドラムループとメロトロンを用いた 「Go Let It Out」 は、ノエルのソングライティングの真骨頂とも言うべき1曲。イギリス、アイルランド、イタリア、スペインのシングルチャートで首位を獲得した。
また、渦巻くような混沌とした 「Gas Panic!」では、暗く冷徹なテクスチャーと精緻に作り上げられた不安感を見事に探求するバンドの新たな一面が垣間見えた。
『Standing On The Shoulder Of Giants』 の25周年は、オアシスにとって特別な年のスタートとなる。ファン待望の “Oasis Live ’25” ツアーで、長年の憶測を終わらせる再結成が実現するのだ。前例のない需要と、世界中を巻き込んだ熱狂は、この発表を2024年の音楽界最大のニュースとして注目を集めた。また、昨年リリースされた 『Definitely Maybe』 の30周年記念エディションは、オリジナル盤と合わせて全英アルバムチャートで2度目の1位を獲得するという歴史的な快挙を達成した。
オアシスの驚くべき物語はまたしても重要な分岐点を迎えている。その中で、25周年を迎える 『Standing On The Shoulder Of Giants』 を振り返ることは、まさにふさわしいことだ。このアルバムでオアシスは大胆にも新たな一歩を踏み出し、それが彼らの運命を自ら切り開き、その後のすべてにつながる土台を築くこととなったのだ。
■収録曲
A1. Fuckin' In The Bushes
A2. Go Let It Out
A3. Who Feels Love?
A4. Put Yer Money Where Yer Mouth Is
A5. Little James
B1. Gas Panic!
B2. Where Did It All Go Wrong?
B3. Sunday Morning Call
B4. I Can See A Liar
B5. Roll It Over
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オアシス来日情報
10月25日、26日(東京 東京ドーム)
来日公演公式サイト https://www.livenation.co.jp/oasis2025