加耒徹＆松岡あさひ『シューマン: 詩人の恋/リーダークライス作品39』SACDハイブリッド 2025年4月16日発売

加耒の清冽にして若々しい歌声は、シューマンそのものだ。

国内盤SACDハイブリッド

「詩人の恋」と「リーダークライス」は、"歌の年"と呼ばれる、1840年に生まれた珠玉の作品集。この作曲家の胸奥に潜む夢と現実、心のさざめきといった感情の連なりを、加耒は柔らかく凛とした語調や語感で歌いあげています。
「当時のクララとロベルトの愛の会話を再現すべく、"ミルテの花"の前にクララの作品を差し込んでいる。それに応えるロベルトの答えとして次に繋がる花輪の数々を感じて欲しい。」(加耒徹ライナーノーツより)という後半は、まさに至福の抱擁感。
松岡あさひの名ピアノが全体を包み、シューマンの新しい扉を開くような加耒の歌唱は、聴き手を極上の世界へと誘います。
(オクタヴィア・レコード)

【曲目】
ロベルト・シューマン:
歌曲集「詩人の恋」作品48
歌曲集「リーダークライス」作品39
クララ・シューマン:
君が美のために愛するのなら
ロベルト・シューマン:
ミルテの花作品25より「献呈」「東方の薔薇から」
12の詩作品35より「静かに流れる涙」
ロマンスとバラード第2番作品49より「二人の擲弾兵」
ベルシャザール作品57
リートと歌第3集作品77より「言いつけ」
5つのリートと歌作品127より「君の面ざし」
クララ・シューマン:
あなたに「おやすみ」を

【演奏】
加耒徹(バリトン)
松岡あさひ(ピアノ)

【録音】
2024年8月20-23日、埼玉・富士見市民文化会館(キラリふじみ)にて収録