マルティノン『サン=サーンス「オルガン付き」&フランク』パイヤール&ランパル『モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲(2種)、他』SACDハイブリッド タワレコ限定 2025年4月30日発売
マルティノンとランパル
タワーレコード・オリジナル企画盤 WARNER x TOWER RECORDS
高音質に特化したSACDシリーズ 名盤に相応しい音で蘇る!
マルティノンによる名曲2曲とランパル他の名盤モーツァルト エラート原盤の名盤2タイトルを最新復刻
最新「Definition Series」 第66弾
一部世界初SACD化 ランパル盤の2曲は新旧2種を収録!
1.マルティノン&フランス国立放送管/サン=サーンス:オルガン付、フランク:交響曲(1970,'68年録音)
2.ランパル(Fl)、ラスキーヌ(Hrp)、ランスロ(Cl)、パイヤール&パイヤール室内管他/モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲(1963&58年録音)、クラリネット協奏曲(同)他(2枚組)<ランパル没後25年企画>
SACDハイブリッド
旧EMI音源 新規で192kHz/24bit化音源使用
SACDハイブリッド盤 各税込 3,300円(1)、2枚組6,160円(2)
本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから192kHz/24bitでハイレゾ化した
マスター音源を使用し、最新でマスタリング(SACD層、CD層、それぞれ別個にマスタリング)
マスタリング・エンジニア:藤田 厚生氏
デジパック仕様、相場 ひろ氏(マルティノン)、西村 祐氏(ランパル)による新規解説付
オリジナル・ジャケット・デザイン使用(一部)
2025年4月30日(金)リリース予定
企画・販売:TOWER RECORDS
制作・発売:株式会社ワーナーミュージック・ジャパン 企画・協力:東京電化株式会社
株式会社ワーナーミュージック・ジャパンと東京電化株式会社のご協力による、「Definition Series(ディフィニション・シリーズ)」最新作は、2021年12月発売のコルボの復刻以来となるエラート音源を取り上げます。2025年はフルート界の巨星ランパルの没後25年の節目であり、日本に馴染みの深い演奏者でもあったことから、1月には別レーベルで初SACD化の「モーツァルト:フルート協奏曲集」をリリースしています。今回は、満を持してラスキーヌとの「フルートとハープのための協奏曲」を含む、アルバム3枚分を2枚組に集成しました。尚且つ2曲分は同じ奏者の旧盤を加えています。最新で本国のマスターを使用し復刻した当時の音色を、ぜひ確認ください。もう1枚はマルティノンのフランス名交響曲2曲です。何度も再発されてきた音源であり、各曲の代表的名盤に数えられる音源であり、中でもマリー=クレール・アランとの「オルガン付き」は白眉です。こちらも最新復刻盤として高音質でお楽しみください。
いずれも過去に市販等で再発が行われてきたものですが、この企画の本質的な目的のひとつでもある、録音当時の音色を最新で蘇らせるということ、すなわちその時代、その場所にまで遡るかのような感覚がリスニングにより追体験できることを目指し復刻を行っています。今回も最新で音楽的見地を持ってマスタリングを施行していますので、ぜひ各アルバムを比較の上、音質をご確認ください。
本国のオリジナル・アナログ・マスターテープを使用した最新のマスタリング含め、パッケージとしての作りに拘りました。現在における最高音質を目指して、今回もクラシックの盤歴を輝かしく飾る、まさに名盤中の名盤を復刻します。
<制作に関しまして>
当企画では、本国より取り寄せた192kHz/24bitのWAVデータを基本に、SACD層用としてDSDに変換後にマスタリングを行い、別途CD層用としてPCMでもマスタリングを施していますので、SACD層、CD層、それぞれ独立したマスタリングとなっています。PCMで編集した後にDSDにも変換を行う、もしくはDSDで編集した後にPCMにも変換を行うといった1回のマスタリング作業で兼ねるのではなく、SACD、CD、それぞれの特徴や音質を重視した上で、個別にマスタリングを行いました。その際、過去に発売された音源と極力比較する検証も行なった上で、音楽を最大限に生かすべく、オリジナルのアナログ・マスターテープを尊重した上での最適なマスタリングを心がけています。
当シリーズでは未だ高品位でデジタル化されていない音源を新たに取り寄せておりますが、一部では経年変化による不具合等が生じている箇所もございますことを、ご了承ください。時間と技術との狭間で、最大限の尽力で後世に残る音源を今後もリリースしていきたいと考えています。
~「ディフィニション」とは、解像度や鮮明さ、を表す単語。一般的には「ハイディフィニション」の略称で、主にテレビ画面などにおける表示が、高精細・高解像度であることにも用いられますが、音源におきましても、ハイレゾ化が進んだ現代の音楽環境から求められる要望に応えるべく、タワーレコードがこれまで発売してまいりましたオリジナル企画盤の延長として、新たに定義した新シリーズです。
*下記商品の仕様、発売日等は予告なく変更する場合がございます。
サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」、フランク:交響曲 ニ短調(2025年マスタリング)(SACDハイブリッド)
ジャン・マルティノン、フランス国立放送管弦楽団、マリー=クレール・アラン
[TDSA-308 (1SACDハイブリッド) 3,300円(税込)] POS: 4943674411153
SACDハイブリッド
【収録曲】Total time 76:00
1. カミーユ・サン=サーンス:交響曲 第3番 ハ短調 作品78 「オルガン付き」
2. セザール・フランク:交響曲 ニ短調
【演奏】
マリー=クレール・アラン(オルガン)(1)
フランス国立放送管弦楽団
ジャン・マルティノン (指揮)
【録音】
September 1970, Studio 104, Radio France, Paris (1)、 22-23 December 1968, Studio 103, Radio France, Paris (2)
[à l'orgue Gonzalez du Studio 104 de la maison de l'O.R.T.F.](1)
【Original Recordings】
Producer: Michel Garcin
Balance Engineers: Jacques Boisgallais, Bernard Leroux, Geneviève N'Guyen (1)、Guy Chesnais, Bernard Leroux (2)
【原盤レーベル】
Warner Classics(ERATO)
エラート原盤のマルティノンによるフランスの名交響曲2曲を、最新でSACD化!フランス音楽の神髄を体現化した秀逸な演奏。今回の発売のために新規で本国のアナログ・マスターテープより192kHz/24bit化し最新復刻。新規解説付
ジャン・マルティノン(1910-76)指揮による名作2曲をカップリング。後の1975年録音のEMI盤と比較されるフランス国立放送管弦楽団の音楽監督就任直後の収録であるマリー=クレール・アランとの「オルガン付き」は、フォルムのしっかりとした演奏かつアランの華麗な音色が映える録音として未だに人気が高い音源です。唯一のセッション収録であるフランク含め、両者を代表する録音群のひとつとしてこれまで何度も再発されてきました。今作では本国のマスターに遡り、パッケージの最終形としての最新のマスタリングを経た復刻盤をお届けします。今回の発売のために本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル化したマスターを用い、SACD層、CD層別々にマスタリング。新規解説付。永久保存盤です。
マルティノンは1968年にフランス国立放送管弦楽団の音楽監督に就任するとERATOやVOX、DGなど複数のレーベルにおいてフランス音楽を中心にロシア音楽も含め多くの録音を残すことになります。就任した年に収録したのが今回のフランクで、1968年12月にアントルモンとの「交響的変奏曲」と同時に録音されました。特にERATOへはルーセルやオネゲルなどフランス音楽が主で、ミュンシュ亡き後の当時のレーベルの意向が伺えます。ここでのマルティノンは曲の堅固な構成はそのままに、フランスのオケならではの特筆すべき管楽器の音色を残しながらも適度な推進力を持った厚みのある演奏を行っているのが特徴でしょう。同時期に他レーベルでの他の指揮者による録音がありながらも、ステレオ音源以降は永らく定盤として高い評価を得てきました。そして1970年に収録された「オルガン付き」もまたマルティノンの代表的録音のひとつとして認識されている名盤であり、マリー=クレール・アラン(1926-2013)との共演盤ということでも注目されました。同じERATOレーベルだからこそ実現した録音と言え、セッション録音では2種しかない(もう1点は1990年収録のプレートル&ウィーン響)こと、マルティノン盤はフランスのオーケストラであることを合わせると、こちらの盤の認知が高いことは頷けます。尚、マルティノンは1975年にベルナール・ガヴォティのオルガンでのEMIへの再録音がありますが(当企画2021年にSACDハイブリッド化[TDSA185])、より楽曲に沿ったストレートな演奏である当盤も同じくらいの人気を博しており、どちらを選択するかはリスナーとしては悩ましいところです。いずれにせよこれらの2曲は、ミュンシュやクリュイタンスの後継者として、マルティノンが各レーベルに期待されていたことがよくわかる録音と言えます。
このシリーズでは、SACD層では伸びのある高域と柔らかなニュアンスと共に高い解像度と豊かな音場を、CD層はまとまったしっかりとした音と共に押し出される実在感ある音色を目指しています。CD自体のポテンシャルも高く、むしろ両方の良さを堪能できるSACDハイブリッド盤としてもお楽しみください。尚、解説書には相場 ひろ氏による新規文章を掲載しました。
※ SACDハイブリッド盤
※ デジパック仕様
※ 2025年最新マスタリング音源使用(192kHz/24bitで高品位デジタル化後にSACD層、CD層を個別にマスタリング)
※ マスタリング・エンジニア:藤田厚生氏
※ オリジナル・ジャケット・デザイン使用(解説書内に他のジャケット・デザイン(一部モノクロ)を採用)
※ 解説:相場 ひろ氏(新規解説) 、解説書合計8ページ
モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲(1963年録音&1958年録音)、クラリネット協奏曲(1963年録音&1958年録音)、フルート協奏曲第1番&第2番、他(2025年マスタリング)(SACDハイブリッド)
ジャン=ピエール・ランパル、リリー・ラスキーヌ、ジャック・ランスロ、ジャン=フランソワ・パイヤール、パイヤール室内管弦楽団、テオドール・グシュルバウアー、ウィーン交響楽団
[TDSA-309/10 (2SACDハイブリッド) 6,600円(税込)] POS: 4943674411177
SACDハイブリッド
【収録曲】ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト:
<DISC1> Total time 84:15
1. フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299 (1963年録音)
2. クラリネット協奏曲 イ長調 K.622 (1963年録音)
3. フルート協奏曲 第1番 ト長調 K.313
<DISC2> Total time 83:48
4. フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299 (1958年録音)
5. クラリネット協奏曲 イ長調 K.622 (1958年録音)
6. フルート協奏曲 第2番 ニ長調 K.314
7. フルートと管弦楽のためのアンダンテ ハ長調 K.315
【演奏】
ジャン=ピエール・ランパル(フルート) (1,3,4,6,7)
リリー・ラスキーヌ(ハープ) (1,3)、 ジャック・ランスロ(クラリネット) (2,4)
パイヤール室内管弦楽団 (1,2,4,5)、 ウィーン交響楽団 (3,6,7)
ジャン=フランソワ・パイヤール (指揮) (1,2,4,5)、 テオドール・グシュルバウアー (指揮) (3,6,7)
【録音】
5-7 June 1963, Église Saint-Michel des Batignolles, Paris (1,2)、 31 March (4)& 25-26 June(5) 1958, Bal des Fleurs, Paris
9-11 May 1966, Brahms-Saal, Musikverein, Vienna(3,6,7)
【Original Recordings】
Producer: Michel Garcin(1,2,4,5), Unknown(3,6,7)
Balance Engineers: Daniel Madelaine(1,2,4), André Charlin(5), Guy Laporte(3,6,7)
【原盤レーベル】
Warner Classics(ERATO)
<ランパル没後25年企画>
ランパル&ラスキーヌ、ランスロの至高の名盤3作を2枚組に集成。最新SACD化!2作分は新旧の録音を収録。今回の発売のために新規で本国アナログ・マスターテープより192kHz/24bit化し最新復刻。新規解説付。一部初SACD化!長時間収録盤
ジャン=ピエール・ランパル(1922-2000)がエラートに残したラスキーヌ、パイヤールとの至高のモーツァルト録音を最新でSACD化。「フルートとハープのための協奏曲」とランスロによる「クラリネット協奏曲」は名立たる名盤として君臨してきましたが、今回の復刻では定盤の1963年盤に加え、レア盤である1958年ステレオ録音の旧盤も収録しました。僅かの間でも演奏と録音に差があり、旧盤を支持するリスナーも存在する音源です。高音質でその違いをお楽しみください。さらに1966年録音のフルート協奏曲他も加えた長時間収録盤です。今回の発売のために本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル化したマスターを用い、SACD層、CD層別々にマスタリング。新規解説付。永久保存盤です。
2025年はランパルの没後25年という節目にあたり、タワー企画盤では既に貴重な1964年の来日時の録音である「モーツァルト:フルート協奏曲第1,2番他」の日本コロムビア音源(TWSA1181)を世界初SACD化として1月にリリースしました。今回、同時期のエラート原盤である一連のモーツァルト音源を、満を持して最新復刻として取り上げます。特にラスキーヌとの典雅な「フルートとハープのための協奏曲」は歴史的名盤であり、これまで何度も再発されてきたことはご承知の通りです。同じくランスロによる「クラリネット協奏曲」も含め、多くのリスナーの心を打ってきた、まさに至高の名盤と言えるでしょう。これらは1963年に両曲とも同じ演奏者で再録音されており、同じメンバーによるの旧盤が存在することは実はそれほど知られていないのかも知れません。新盤はCD時代でも何度も再発が行われ、市販ではSACD化されていませんがオーディオメーカーのレーベルではSACDハイブリッド盤で発売されたこともあります。これらの曲の名盤と言えば一般的には新盤である1963年盤を指しますが、今回の復刻では、1958年録音の旧盤(ステレオ)もDISC2に収録しました。同じ演奏者、同じ指揮者とオーケストラも実際は同じで尚且つプロデューサーも同一、エンジニアも新盤と「フルートとハープのための協奏曲」に関しては同じであり、約5年後に同じレーベルに録音する意図が確実にあったと思われますが、ここまで同一のキャストでの再録音は珍しいです。演奏内容は同一線上にあるとは言え録音状態は異なります。これらの曲のファンの方々の中には、旧盤の方を評価する方も居りますが、旧盤の方の再発度合は著しく低い状況でした。今回、本国オリジナルのアナログ・マスターテープを使用するに伴い、旧盤との聴き比べの機会として収録した次第です。尚、パイヤール指揮のオーケストラ名は、今回「パイヤール室内管弦楽団」で統一しています。表記上、1958年盤のオーケストラ名はパイヤールが1953年に結成した「パイヤール室内管弦楽団」の前身である「ジャン=マリー・ルクレール器楽アンサンブル」とされているものがありますが、当時のレコード・ジャケットでは「パイヤール室内管弦楽団となっており、正式な名称変更は1959年10月16日ですが、それ以前からこの名称が使われていたこともあり、今回同一表記としました(西村 祐氏による解説書内に記載あり)。さらに今回はグシュルバウアー&ウィーン交響楽団との1966年録音である「フルート協奏曲第1,2番他」も余白に収録しました。こちらも前述の日本録音との聴き比べをお勧めします。
このシリーズでは、SACD層では伸びのある高域と柔らかなニュアンスと共に高い解像度と豊かな音場を、CD層はまとまったしっかりとした音と共に押し出される実在感ある音色を目指しています。CD自体のポテンシャルも高く、むしろ両方の良さを堪能できるSACDハイブリッド盤としてもお楽しみください。尚、解説書には西村 祐氏による新規文章を掲載しました。
※ 世界初SACD化(3-7)
※ SACDハイブリッド盤
※ デジパック仕様
※ 2025年最新マスタリング音源使用(192kHz/24bitで高品位デジタル化後にSACD層、CD層を個別にマスタリング)
※ マスタリング・エンジニア:藤田厚生氏
※ オリジナル・ジャケット・デザイン使用(解説書内に他のジャケット・デザイン(モノクロ)を一部採用)
※ 解説:西村 祐氏(新規解説) 、解説書合計12ページ
カテゴリ : タワーレコード オリジナル企画 タワー限定 | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック)
掲載: 2025年04月11日 12:00
更新: 2025年04月17日 13:00