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小澤征爾『ドヴォルザーク:チェロ協奏曲、ショスタコーヴィチ:同第1番 ロストロポーヴィチ(vc)』『チャイコフスキー:悲愴』タワレコ限定 SACDハイブリッド 2026年6月19日発売

掲載: 2026年05月21日 12:00

小澤征爾

タワーレコード・オリジナル企画盤 WARNER x TOWER RECORDS デジタル録音の新SACD化企画 最新作!
小澤征爾 & ロストロポーヴィチ(チェロ)のERATO音源を最新復刻 名盤2タイトル

国内盤 SACDハイブリッド


最新「Definition Series DIGITAL era」 第9弾
~没後2年となる小澤征爾とロストロポーヴィチの貴重な記録!最後のセッション録音となった”ドヴォコン”と、”悲愴”他、2種のERATO原盤を最新復刻。本国マスターを使用し最新でマスタリング!
1. ドヴォルザーク:チェロ協奏曲、ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番*
/ロストロポーヴィチ(Vc)、小澤&BSO、LSO*<1985,87*年録音>
2. チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」、ロココの主題による変奏曲*/小澤征爾&BSO <1986,85*年録音>
ERATO音源 ステレオ録音 SACDハイブリッド盤
各税込 3,190円  世界初SACD化
今回の発売のために、最上位の基マスターに当たる本国のデジタルマスターから新規でSACD化
SACD層、CD層別々にマスタリング。世界初SACD化
マスタリング・エンジニア:藤田 厚生氏
ジュエルケース仕様、増田良介氏による各新規解説付
オリジナル・ジャケット・デザイン使用

2026年6月19日(金)リリース予定
企画・販売:TOWER RECORDS
制作・発売:株式会社ワーナーミュージック・ジャパン 企画・協力:東京電化株式会社

株式会社ワーナーミュージック・ジャパンと東京電化株式会社のご協力による、アナログ録音のSACD化企画「Definition Series(ディフィニション・シリーズ)」に続き、EMIの初期デジタル録音に焦点を当てた新企画「Definition Series DIGITAL era」を2024年5月に立ち上げました。この企画は1980年代初期から約20年分にあたるデジタル録音期のSACD化を行う企画で、これまで複数の別レーベルと同じ内容で始めていましたが、様々な検証を得て名盤の宝庫であるEMI音源他にも取り組んでいます。第1弾は人気のテンシュテットとベルリン・フィルとの3点、第2弾では同じくマーラー・ライヴ2作を、第3弾はムーティの’80年代の録音3点、そして第4弾では再びテンシュテットの入魂のマーラー3作、2025年3月には第5弾の小澤征爾とバレンボイムのパリでの録音を発売。9月の第6弾ではティーポの「ゴルトベルク変奏曲」、11月の第7弾はERATOとTELDEC音源のザンデルリンクとグルダの名盤計3点を復刻し、2026年1月発売の前回第8弾ではベルグルンドによる3回目のシベリウス:交響曲全集をリリースしました。今回最新の第9弾は、小澤とロストロポーヴィチの貴重なERATO音源2タイトルを発売いたします。尚、経緯等含め後述の「今回の制作に関しまして」の一文も参照ください。今回も最新で音楽的見地を持ってマスタリングを行いました。従来のアルバムと比較の上、音質をご確認ください。
本国のオリジナルマスターを使用した最新のマスタリング含め、パッケージとしての作りに拘りました。現在における最高音質を目指して、今回もクラシックの盤歴を輝かしく飾る、まさに名盤中の名盤を復刻します。
<今回の制作に関しまして>
これまでタワーレコードによる当Definition SeriesのSACD企画は、アナログ録音で収録された本国のアナログ・マスターテープを使用して最新でハイレゾ化を行ったマスターを元に復刻を行ってきました。例え過去にSACD化されたことがある音源でも、マスタリング含む工程を最新で行うことにより、従来を超える音質や鮮度を獲得してきたことはご存知の通りです。
しかしながら、1970年代後半から徐々にスタンダードとなったデジタル録音時期、特に巨匠と呼ばれた指揮者や演奏者がまだ多く存在していた最盛期にも多くの名盤が存在します。特に晩年の最高のパフォーマンス時期に収録された盤が、ちょうどデジタル録音の最初期に当たっていたというケースは多く、過渡期のデジタル録音の音質を残念に思うケースも多いのではないでしょうか。録音史的には最盛期とも言えるこの時期の録音スペックは、現在では物足りない(捉えきれていない)のではという指摘があることは確かです。その時期の音源を再生するにはCDスペックが相応しい、もしくは十分であると考える方も少なくありません。
一方、ハイスペックで聴くことができないその"失われた時代"の音質を何とかして向上できないか、という試みもこれまでマスタリングや物理的なCDプレス過程等では多く行われてきました。しかし、元々収録されたスペックや録音状態からアナログ音源を最新で復刻した時と比較すると、アナログ録音の最新復刻のような劇的な改善とまでは至らなかったとも言えます。
そのような中、他社レーベルで“画期的なハイレゾ・アップコンバート技術”の実用化を行っていたことがわかりました。CDへの応用はほぼない状況でしたが、2020年から一部試験的にタワーレコード企画盤で実装化を行い、本格的に2022年からデジタル音源のSACDハイブリッド化企画をスタートするに至りました。その後別のレーベルでの音源でも同企画をスタートさせ市場での好意的な反応も得ることができました。そして旧EMI音源でもさらなる検証とテストを行った結果、元の録音状態にもちろん左右されるものの、概ねハイレゾに耐えうる可能性があることも確認し、このDefinition Seriesでも本国のマスター音源を使用してデジタル録音の高音質化を行い最新のマスタリングを施した上で、満を持してSACDハイブリッド化企画を開始することにしました。
今回のデジタル初期音源復刻では、個々の音質差以上に音場間の向上や音離れが良くなり、解像度も高まりました。また、程度の差こそあれステージが従来より近く感じられ緊密感も増しています。SACD層に限らずCD層でも最新マスタリングを反映させていますので、その効果を確認できると思います。音質差は元の録音状態によることや、最も成功したアナログ録音の最新復刻時のような劇的な変化とまでは言えないものの、従来の復刻に勝るとも劣らない音質を獲得できることを確信し、本格的に企画を進行して行くことにした次第です。レコード史的にもひとつの最盛期にあたる1980年代初期から約20年間分のデジタル録音期にスポットを当てたSACD化新規企画として、新シリーズ名は「Definition Series DIGITAL era」としました。
これにより初期デジタル録音をより良い音でお届けできることになったと思います。"失われた時代"の名盤を失われた音楽に決してさせない、むしろ音楽的に恵まれた時代の音源を積極的に復刻するひとつの重要な方法として今後も様々なチャレンジを図りつつ、豊かな時代の素晴らしい音源をリスナーの元へお届けして行く所存です。
北村 晋(Tower Records Japan Inc.)

~「ディフィニション」とは、解像度や鮮明さ、を表す単語。一般的には「ハイディフィニション」の略称で、主にテレビ画面などにおける表示が、高精細・高解像度であることにも用いられますが、音源におきましても、ハイレゾ化が進んだ現代の音楽環境から求められる要望に応えるべく、タワーレコードがこれまで発売してまいりましたオリジナル企画盤の延長として、新たに定義したシリーズです。
*下記商品の仕様、発売日等は予告なく変更する場合がございます。

小澤征爾

ドヴォルザーク:チェロ協奏曲、ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番<2026年マスタリング> (SACDハイブリッド)
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、小澤征爾、ボストン交響楽団、ロンドン交響楽団

[TDSA-10030 (1SACDハイブリッド) \3,190(税込)] POS: 4943674453313

国内盤 SACDハイブリッド


【収録曲】
1. アントニン・ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 作品104
2. ドミートリイ・ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲 第1番 変ホ長調 作品107
【演奏】
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
ヒュー・シーナン(ホルン) (2)
ボストン交響楽団 (1)、 ロンドン交響楽団 (2)
小澤征爾 (指揮)
【録音】
December 1985, Symphony Hall, Boston (1)、 November 1987, Henry Wood Hall, London (2)
【Original Recordings】
Producer: Michel Garcin
Balance Engineers: John Newton (1), John Rushby-Smith (2)
【原盤レーベル】
Erato

小澤との共演でも注目を集めたロストロポーヴィチによる"ドヴォコン"の最終回答。1985年録音盤他が待望の初SACD化!デジタル録音のSACD化企画第9弾!増田良介氏による新規解説付


名盤を数々残したロストロポーヴィチによる"ドヴォコン"の最後のセッション録音。これ以降この曲の録音を行わないと明言しただけに、両者の強い意識と完成度の高さを誇る名演です。ライヴも含めるとかなりの音源が存在し、ステレオ録音以降のセッションでも4種存在しますが(ボールト、カラヤン、ジュリーニ、そして小澤)、いずれの録音も各時代を牽引する演奏であり、尚且つ現在でもその輝きを失っていません。常に最高水準を求める探求心の強さも感じさせます。また、各時代の要望をも見事に併せ持つアルバムは稀有です。この曲に関してはロストロポーヴィチのみが成し得た偉業でしょう。真の名盤を今回の発売のために本国のデジタルマスターから新規でSACD化を行いました。SACD層、CD層別々にマスタリング。新規解説付。尚、ジャケット・デザインはオリジナルを採用しています("ロココ"は同時発売のTDSA10031に収録)。
ロストロポーヴィチの「ドヴォルザーク:チェロ協奏曲」のセッション録音は共演指揮者順にハイキン、ターリヒ、ボールト、カラヤン、ジュリーニ、小澤征爾と6種あり、他にも多くのライヴ録音が復刻されています。なかでも1952年にターリヒから教示を受けて以降、ロストロポーヴィチのこの曲に対する解釈がより深まったと言われており、影響を多く受けたようです。チェロ協奏曲の中でも抜群の知名度と人気を誇るこの曲の演奏と録音をその後も数多く行ったのは需要も伺えますが、生涯をかけて完成度の高さを極めていきたい第一人者たるロストロポーヴィチの意識の高さは驚異的です。ボールトとの初のステレオ録音以降、ほぼ10年置きに収録された各音源はいずれもその時代の代表盤であるばかりでなく、現在でも聴き継がれている名盤ばかりです。特にカラヤンとの1968年盤(DG)はそのスケールの大きさや注目の共演であったことから、この曲の録音の代表格と言えます(2025年12月にタワー企画盤としてSACDハイブリッド盤PROC-2477で復刻)。その後のジュリーニ盤(EMI)の後、1985年に最後のセッション録音として小澤征爾の指揮で収録されたのが本盤です。唯一のデジタル録音であり収録時ロストロポーヴィチは58歳でした。指揮はソリストに寄り添う形で進行しており、それまで共演したどの指揮者よりも自由な演奏を感じさせます。以降この曲の録音を行わないとの自身の言葉は、体力的な衰えから来るものでは無く、むしろやり切った満足感ではないでしょうか。その宣言は、音楽に対する姿勢や目的を共有していた小澤との共演だったからこそかも知れません。
カップリング曲はオリジナルでは「チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲」(同時発売のTDSA-10031に収録)でしたが、今回の企画では小澤&ロンドン交響楽団の伴奏による「ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲 第1番」としました。この曲は元々「プロコフィエフ:チェロと管弦楽のための交響的協奏曲」と組み合わされていたもので、1987年11月に収録されています。オケは異なるものの小澤はドヴォルザークと同じく完璧にチェロに寄り添っており、全体へのコントロールも抜群です。この曲も同じくロストロポーヴィチにとってセッションでは最後の収録となりました。こちらも両者の信頼が強固に結びついた録音として、後世に残る遺産でしょう。尚、今回のマスタリングに関してはオリジナルの音色を尊重しつつ全体のクオリティが向上すべく音楽的なマスタリングを目指しました。各楽器のフォルムが確かとなり、より音楽に没入できる環境として整えています。

※ 世界初SACD化
※ SACDハイブリッド盤
※ ジュエルケース仕様
※ 2026年最新マスタリング音源使用(本国のデジタルマスターから新規でSACD化。SACD層、CD層別々にマスタリング)
※ マスタリング・エンジニア:藤田 厚生氏
※ オリジナル・ジャケット・デザイン使用(他のジャケット・デザインはモノクロで解説書内に掲載)
※ 解説:増田 良介氏(新規解説)、宇野 功芳氏(ドヴォルザークの初出時解説)、解説書合計12ページ

小澤征爾

チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」、ロココの主題による変奏曲<2026年マスタリング>(SACDハイブリッド)
小澤征爾、ボストン交響楽団、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ

[TDSA-10031 (1SACDハイブリッド) \3,190(税込)] POS: 4943674453337

国内盤 SACDハイブリッド


【収録曲】
1. ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー:交響曲 第6番 ロ短調 作品74 「悲愴」
2. ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲 作品33
【演奏】
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ) (1)
ボストン交響楽団
小澤征爾 (指揮)
【録音】
26 April 1986 (1), December 1985 (2), Symphony Hall, Boston
【Original Recordings】
Producers: Yolanta Skura (1), Michel Garcin (2)
Balance Engineer: John Newton
【原盤レーベル】
Erato

ボストン交響楽団との定評ある小澤の"悲愴"をロストロとの"ロココ"を加え初SACD化!1986年他録音の名演奏!デジタル録音のSACD化企画第9弾!増田良介氏による新規解説付

チャイコフスキーを得意とする小澤の名演が待望のSACD化!ボストン交響楽団の音楽監督として就任13年目に当たる1986年に収録されたこの"悲愴"は、初録音だった1974年のパリ管とのPHILIPS盤の気勢はそのままに、後のサイトウ・キネン・オーケストラとの円熟性も併せ持った名演奏として知られています。両盤の特質であるバランスの良さに加え、ボストン交響楽団との絶妙な呼吸も聴きどころ。カップリングの"ロココ"はロストロポーヴィチの十八番でこの曲の最後のセッション録音となった音源。抒情性を湛えた音楽の運びの美しさは絶品です。ERATOレーベルに残した両者の貴重な録音を、今回の発売のために本国のデジタルマスターから新規でSACD化を行いました。SACD層、CD層別々にマスタリング。新規解説付。尚、ジャケット・デザインはオリジナルを採用しています。
今回の復刻では「悲愴」1曲のみのオリジナル形態から、ロストロポーヴィチとの「ロココの主題による変奏曲」を加えました。「ロココ」は元々ドヴォルザークのチェロ協奏曲(今回同時発売のTDSA10031)とのカップリング曲で、「悲愴」の約4か月前に収録されています。当初からチャイコフスキーを主要なレパートリーとして加えていた小澤は、セッション録音では後期交響曲を著名なオーケストラと録音しており(ライヴでは初期交響曲もあり)、時代毎に記憶に残る名演を残しました。特に第5番は初期のシカゴ交響楽団(RCA)、ボストン交響楽団(DG)、そしてベルリン・フィル(DG)といったいずれも錚々たるオケと収録しており、「白鳥の湖」等のバレエ音楽、管弦楽曲や協奏曲、オペラも含めると複数のレーベルに多くの録音を行っています。「悲愴」の音源に関しては1974年にパリ管弦楽団と初収録(PHILIPS)の後、2回目がこの珍しいERATOレーベルへのボストン交響楽団との録音でした(その後、1995年にサイトウ・キネン・オーケストラと録音)。ERATOへ単独で収録を行った経緯は不明ですがボストン交響楽団の音楽監督として構築してきた13年の時を感じさせ、オーケストラのコントロールや小澤が求めていた音色がより具現化してきた時期に当たります。同年12月にはPHILIPSとマーラーの交響曲全集の一環として「復活」の録音(1980年に8番は収録済)が行われるなど、コンビとして益々主要な録音が進行して行く充実した時代でした。「ロココの主題による変奏曲」はロストロポーヴィチの十八番でありステレオ録音以降でも複数録音がありますが、この小澤との共演盤がこの曲の最後のセッション録音となりました。尚、今回のマスタリングに関してはオリジナルの音色を尊重しつつ全体のクオリティが向上すべく音楽的なマスタリングを目指しました。各楽器のフォルムが確かとなり、より音楽に没入できる環境として整えています。

※ 世界初SACD化
※ SACDハイブリッド盤
※ ジュエルケース仕様
※ 2026年最新マスタリング音源使用(本国のデジタルマスターから新規でSACD化。SACD層、CD層別々にマスタリング)
※ マスタリング・エンジニア:藤田 厚生氏
※ オリジナル・ジャケット・デザイン使用
※ 解説:増田 良介氏(新規解説)、解説書合計8ページ