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POPGROUP

Qomolangma Tomato

連載
Discographic
公開
2012/04/04   17:58
更新
2012/04/04   17:58
ソース
bounce 342号 (2012年3月25日発行)
テキスト
文/金子厚武

 

 

メンバー・チェンジ、POPGROUPへの移籍を経て、約3年ぶりの新作を発表したQomolangma Tomato。2003年に横浜で結成され、これまでに3枚のアルバムを残している彼ら最大の魅力は、ラップともポエトリー・リーディングとも言える石井ナルトのヴォーカルだろう。Discharming manの蝦名啓太にも通じる〈蒼さ〉が魅力的な声、フラストレーションと批評精神が同居する言葉が、聴く者の胸を熱くする。カムバック作となる『カジツ』は、とにかくフレッシュでエネルギッシュな、まぎれもない最高傑作。パンク〜ハードコアを軸に、ファンキーなリズムやポップなメロディーも採り入れた音楽性は幅広く、石井の表現力もより豊かになっている。震災以降の日本が抱える不安と真正面から向き合いながらも、それを軽快に鳴らしてみせた。

 

▼関連盤を紹介。

Qomolangma Tomatoの2009年作『camouflage』(AVOCADO)

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