『宇野功芳の芸術』~指揮者としてキングレコードに残した録音を8枚組BOXに集大成!
去る6月10日に亡くなった、音楽評論家、指揮者の宇野功芳氏(1930~2016)が、キング・レコードに残したベートーヴェンの7つの交響曲、モーツァルトの40番、ワーグナーの“指環”ハイライトを集成したもの。徹底的に個性的で、自由で、情熱的な演奏をお楽しみください。1000セット限定発売です。
(タワーレコード)
宇野功芳の芸術(8CD)
【収録曲目】
CD1
ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 Op.55“英雄”
【録音】
1990年6月24日、東京、サントリーホール
旧品番:KICC5(90.11.21)
CD2
ベートーヴェン:交響曲第1番八長調 Op.21
ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 Op.67“運命”
ベートーヴェン:歌劇“フィデリオ”序曲 Op.72b
モーツァルト:歌劇“フィガロの結婚” K.492~序曲
【録音】
1991年4月16日、東京芸術劇場
旧品番:KICC19(91.7.21)
CD3
ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調 Op.68“田園”
【録音】
1995年10月5日、東京芸術劇場
旧品番:KICC185~6(96.1.24)
CD4
ベートーヴェン:交響曲第2番ニ長調 Op.36
フリース:モーツァルトの子守歌(編曲:佐々木 具)
【録音】
1995年10月5日、東京芸術劇場
旧品番:KICC185~6(96.1.24)
ボーナストラックベートーヴェン:交響曲第9番のリハーサル風景(第1楽章、第2楽章)
【録音】
1989年12月17日、東京、サントリーホール
旧品番:SSX-31(KICC5の特典)(90.11.21)
CD5
ベートーヴェン:序曲“コリオラン” Op.62
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 Op.92
ホフシュテッター:ハイドンのセレナード(弦楽合奏)
【録音】
1997年7月9日、東京、サントリーホール
、
旧品番:KICC237(97.11.21)
CD6
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125“合唱”
森 美智子(ソプラノ)
安孫子奈穂美(アルト)
佐藤一昭(テノール)
水野賢司(バリトン)
TCF合唱団
【録音】
1992年12月9日、東京、サントリーホール
旧品番:KICC100(93.3.24)、KICC441(03.12.26)
CD7
モーツァルト:歌劇“ドン・ジョヴァンニ” K.527~序曲
モーツァルト:交響曲第40番ト短調 K.550
ホフシュテッター:ハイドンのセレナード(弦楽合奏)
【録音】
1993年4月15日、東京芸術劇場
旧品番:KICC103(93.9.22)
CD8
『功芳の“指環”~ワーグナー:“ニーベルングの指環”オーケストラル・ハイライト』
1.“ラインの黄金”~ワルハラ城への神々の入場
2.“ワルキューレ”~ワルキューレの騎行
3.“神々の黄昏”~夜明けのジークフリートのラインへの旅
4.“神々の黄昏”~ジークフリートの葬送音楽
5.“神々の黄昏”~ブリュンヒルデの自己犠牲と終曲
録音
1993年4月15日、東京芸術劇場
旧品番:KICC115(94.2.23)
新星日本交響楽団
宇野功芳(指揮)
全て、デジタル・ライヴ録音
宇野功芳(うの・こうほう)
1930年5月9日生まれ、東京都出身の音楽評論家/指揮者。本名は宇野功(うのいさお)。国立音楽大学声楽科卒。53年から評論活動を開始し、『レコード芸術』『音楽の友』『音楽現代』などのレギュラー執筆者として活躍。巨匠の演奏でも厳しく批判するなど、歯に衣着せぬ批評で人気を集める。66年にKTU女声合唱団を指揮してからは合唱指揮者として活動。80年代からはオーケストラの指揮者も務め、88年には新星日響を振ってリサイタルを開催。独自の解釈による演奏が話題に。録音CDや著書も多い。2016年6月10日、老衰のため死去。86歳没。
(音楽出版社)
“指揮者”宇野功芳を聴く5枚
【廃盤復活再プレス決定】
2011年に誕生80年を迎えた宇野功芳を祝し、特別装いを施した日本大学管弦楽団が「宇野功芳 傘寿記念」の名を冠して、9月19日に上野学園石橋メモリアルホールにて記念コンサート
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調Op.92
シューベルト:交響曲第8番ロ短調“未完成”
宇野功芳傘寿記念日本大学OB管弦楽団 宇野功芳(指揮)
録音:2011年9月19日 上野学園石橋メモリアルホール(ライヴ)
“冠絶した宇野功芳の世界”~85歳の棒は、全霊にして渾身
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調“合唱”Op.125
宇野功芳(指揮) 大阪交響楽団 神戸市混声合唱団
ソプラノ:丸山晃子、アルト:八木寿子
テノール:馬場清孝、バリトン:藤村匡人
録音:2015年7月4日 いずみホールにてライヴ収録
評論家・宇野功芳が惚れこんだ超個性派ヴァイオリニスト、佐藤久成と行った指揮者・宇野功芳とのチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35*
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調Op.92
佐藤久成(ヴァイオリン)* 仙台フィルハーモニー管弦楽団
宇野功芳(指揮)
録音:2015年4月11日 愛媛県、宇和島市立南予文化会館
文化庁芸術祭受賞作品
入魂、百年を経て完全に蘇った幻オペラ“ドンブラコ”
宇野功芳自身が歌う木遣りにも注目!
北村季晴:おとぎ歌劇“ドンブラコ”全曲
アンサンブル・フィオレッティ
桃太郎:岡島由起子(ソプラノ) 婆、雉子山拳蔵:森康子(ソプラノ)
爺、真白野猿之助:平木郁子(アルト) 犬野腕三郎:杉林良美(アルト)
佐藤和子(ピアノ) 高柳未来(オルガン) 西田克彦(ホルン)
宇野功芳(指揮、木遣り)
録音:2008年1月6日 川口リリアホール
宇野功芳 叙情の世界 Vol.2
(1)-(3)佐藤眞:混声合唱組曲「若人のうた」
(4)-(10)高田三郎:混声合唱組曲「心の四季」
(11)椰子の実
(12)思い出の子守歌
(13)蛇祭り行進
(14)さくら
(15)ラスト・ワルツ
(16)星の界
(17)庭の千草
(18)故郷を離るる歌
(19)さくら(ボーナス・トラック)
【演奏】
宇野功芳(指揮)神戸市混声合唱団
沢田真智子(ピアノ)、宮下恵美(ピアノ)
【録音】
2012年6月9日 神戸新聞松方ホール(公開録音コンサート)
“音楽評論家”宇野功芳を読む5冊
もっとも敬愛する指揮者への思いを綴る。
長きにわたり愛聴した音楽家への、そのときどきの思いのうつろいを聞く愉しみ。
『私のフルトヴェングラー』
宇野功芳著
ヴァイオリニストやピアニスト、指揮者、音楽評論家、作曲家たちとの"対話"を通して、それぞれ専門家が思い描く「いい演奏=演奏の本質」の条件について激論を交わすとともに、宇野自身の中にある音楽論をじっくりと展開する
『宇野功芳対話集 演奏の本質』
宇野功芳著
バッハ、ベートーベンからラヴェル、ショスタコーヴィチまで、宇野・中野・福島の三評者がそれぞれに好きな作品ベストスリーを挙げ、その名盤の魅力を自由自在に書き尽くします
『クラシックCDの名盤 大作曲家篇』
宇野功芳、中野雄、福島章恭共著
ベートーヴェンの作品から37曲を厳選、各作品への想いを書き綴るとともに、227CDを徹底批評!!
『ベートーヴェン 不滅の音楽を聴く』
宇野功芳著
家でCDを聴くなら、その録音の良し悪し、オーディオ機器や部屋の影響がとても大きいもの。当MOOKは、音楽ファンに、より深い楽しみ方を、''音の匠''ふたりの激論を通して紹介するものです
「音楽」と「音」の匠が語る 『目指せ! 耳の達人 クラシック音楽7つの聴点』
宇野功芳、山之内正共著
カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)
掲載: 2016年07月20日 18:30