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ウォード&アーヘン響によるオペラ指揮者として活躍したレオ・ブレッヒ作品集!レオ・ブレッヒ:管弦楽作品全集と管弦楽伴奏付き歌曲

レオ・ブレッヒ

オペラ指揮者として活躍したレオ・ブレッヒの作品を収めた珍しい1枚。アーヘンに生まれたブレッヒは神童ピアニストとしていち早く活躍。後にベルリンでピアノと作曲を学び、やがてベルリン宮廷歌劇場(後に国立歌劇場)の音楽総監督に迎えられます。ナチスが政権を取るとユダヤ系のブレッヒはドイツ国内での活動の場から追われてしまいますが、戦後はベルリンに戻り、ベルリン・ドイツ・オペラの音楽総監督を務めました。1910年代半ばには早くも録音活動を行っており、レコード・ファンには特になじみ深い名前です。

ブレッヒの作品は師であるエンゲルベルト・フンパーディンクの影響を受けた美しい旋律と 半音階的なハーモニーを持ち、後期ロマン派的な魅力をたたえています。なかでも一連の歌劇やオーケストラ歌曲は、歌劇場指揮者としての経験を傾注した力作です。

「6つの子供のための歌」は彼自身の二人の子供たちのために書いた50曲のピアノ伴奏付きの曲集から選んだ6曲をオーケストレーションしたもの。

この歌で美しい声を披露するのはドイツ、ザールラント州出身のソプラノ、ソーニャ・ゴルニク。マインツとグラーツで学び、リンツ州立歌劇場のアンサンブル・メンバーとして活躍。トスカ、蝶々夫人を歌い注目を浴びました。出産休暇後の2019年からはワーグナ―歌手として活躍しています。
(ナクソス・ジャパン)

【曲目】
レオ・ブレッヒ(1871-1958):管弦楽作品全集と管弦楽伴奏付き歌曲
1. Waldwanderung 森を彷徨う Op. 8 No. 1(1901)
- オーケストラのための印象的絵画
2. Von den Englein 天使たちから(1897)
- 女声合唱とオーケストラのために
3. Trost in der Natur 自然の中の安らぎ Op. 7 No. 3(1900)
- オーケストラのための舟歌

Sechs Kinderlieder 6つの子供のための歌 für Singstimme und Orchester
–歌とオーケストラのために
4. No.1. Ein kleines Lied 小さな歌 Op. 25 No. 3
5. No.2. Winterlied im Herbst 秋に歌う冬の歌 Op. 25 No. 2
6. No.3. Tintenheinz und Plätscherlottchen ティンテンハインツとプレッチャーロッチェン Op. 24 No. 3
7. No.4. Veilchen すみれ Op. 27 No. 1
8. No.5. Nur eine kleine Geige 小さなヴァイオリン弾き Op. 27 No. 2
9. No.6. Heimkehr vom Feste, 祭りからの帰郷 Op 21 No. 7

10. Wie ist doch die Erde so schön 大地はこんなにも美しい Op. 21 No. 8(1913/1952改訂)

–歌とオーケストラのために
11. Sommernacht 夏の夜(1897) - 混声合唱とオーケストラのために
12. 交響詩「Die Nonne 尼僧」 Op. 6(1898)– 大オーケストラのために

【演奏】
ソーニャ・ゴルニク(ソプラノ)…4-10
アーヘン歌劇場合唱団…2、11
アーヘン交響楽団
クリストファー・ウォード(指揮)

【録音】
2021年3月20-23日 Altes Umspannwerk…2-11
2021年6月30日 Eurogress…1、12

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2022年06月28日 00:00