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マタチッチ&ザグレブ・フィル 完全初出のベートーヴェン:交響曲全集ツィクルス 1980-1981(5枚組)

マタチッチ

これぞ、巌の如きベートーヴェン!!
マタチッチ、完全初出のベートーヴェン・ツィクルス1980-1981
(巨匠最後の全曲演奏会)ステレオ・ライヴ!!

 

巨匠マタチッチはベートーヴェンを満遍なく取り上げていた指揮者ではありません。生涯で二度しか全曲演奏会をしなかったと言います。その最初のものは1962年のミラノ放送響とのもので、CDとして既出ですが音質には不満もあり、オケの響きの薄さには泣かされたものです。ついに登場する巨匠最後のベートーヴェン・ツィクルスは巨匠のお膝元である、ユーゴスラヴィア(現クロアチア)のザグレブ。もちろん手兵のザグレブ・フィルを率いての大演奏です。HRTクロアチア所蔵の音源は優秀なステレオ。正に巌の如きベートーヴェンがそそり立ちます。第1番、第2番、第8番という小ぶりな曲の内容の深さにも感動。第7番は青年のような元気溌剌さ。「運命」、「第九」の人生の苦みを体現するかのような切実な表現。壮大な「エロイカ」等、聞き所は満載。マタチッチを、更にはベートーヴェンを知るには必携の名演と言えましょう。解説には演奏分析の神、金子建志氏がマタチッチのベートーヴェン演奏の秘密を御開帳!
(東武商事株式会社)

【曲目】
ベートーヴェン:交響曲全集
CD1)
交響曲第1番 ハ長調 作品21
交響曲第3番 変ホ長調 作品55「英雄」
CD2)
交響曲第2番 ニ長調 作品36
交響曲第6番 ヘ長調 作品68「田園」
CD3)
交響曲第4番 変ロ長調 作品60
交響曲第5番 ハ短調 作品67
CD4)
交響曲第8番 ヘ長調 作品93
交響曲第7番 イ長調 作品92
CD5)
交響曲第9番 ニ短調 作品125

【演奏】
ロヴロ・フォン・マタチッチ(指揮)
ザグレブ・フィルハーモニック
(以下第9)
ラドミラ・スミッリャニチ(ソプラノ)
マリヤ・クラシッチ(メゾ・ソプラノ)
イーゴル・フィリポヴィチ(テノール)
ネヴェン・ベレマリチ(バス)
ザグレブ・フィル合唱団(合唱指揮:イヴァン・ゴラン・コヴァチッチ)

【録音】
(第1、2番)1980年12月19日
(第3、4番)1981年1月16日
(第5、6番)1981年2月27日
(第7,8番)1981年5月22日
(第9番)1981年6月5日
演奏会場:ヴァトロスラフ・リシンスキ・コンサートホール(ライヴ録音)
HRTクロアチア放送による録音
*当時クロアチアはユーゴスラヴィアでした。

カテゴリ : ニューリリース | タグ : BEETHOVEN 2020 ボックスセット(クラシック)

掲載: 2024年01月12日 18:00