INTERVIEW(5)――カッコ良すぎるとカッコ悪い
カッコ良すぎるとカッコ悪い
――おっと。では、そこに11曲目と12曲目が入ったのはなぜですか?
masa「カッコ良すぎるとカッコ悪いじゃないですか」
――ああ~(笑)。キメすぎみたいな。
masa「っていうか、ふざけたいんで、俺たち(笑)」
――まあ、その、この会話の流れからするとわかりますが(笑)。
tachibana「恥ずかしがり屋なんですよ。濁したくなっちゃうんです。良く言えば」
kono「まあ、いろんな意味があってその2曲がある、って感じです。俺的な意味は、わりと俺らができる音楽的な振り幅はこれぐらいありますよ、ってところも見せたいっていうのがあるんですけど。まあ照れ隠しみたいなところも、ボーナス的な意味合いもありますけどね」
hiro「なんか、意外とお客さんが期待してるところはそこであったりするし、te'はどれだけふざけてくれるんだろうとか、そっちを期待されればされるほど燃え上がっちゃうんで、もっともっとやりたいですね、そこは」
――まあ、最後はホントに炎上してますよね(笑)。
kono「それは全アルバムね。そういう感じっす」
――その、いちばん最後の曲のタイトル“参弐零参壱壱壱弐伍壱九参壱伍九伍弐壱七伍伍伍四壱四壱六四”も何なんですか、という。数字の羅列で。
hiro「ああ~、答えは出ましたか?」
――いえ……残念ながら。
hiro「難しく考えちゃうんですね。意外と簡単なんですけど」
masa「あの~、円周率って3.14じゃないですか。ああもう、答え言っちゃってるなあ~(笑)」
――え、円周率?
tachibana「全然関係ないじゃん(笑)!」
hiro「ああいう打ち方、いまだにあるよね」
kono「〈打ち方〉言っちゃう?」
―― ……あっ、わかった(笑)! 持って帰って読み解きます。なるほどね~。
masa「子供のうちは子供の遊びするんですけど、大人になったから金かかった遊びしたくなるんですよね(笑)」
hiro「タチ悪(笑)」
――その〈打ち方〉ってヒントでわかりました。
hiro「ね? そのぐらいは(バットを振る仕草)」
masa「あ、そっち(笑)?」