インタビュー

 

カッコ良すぎるとカッコ悪い

 

――おっと。では、そこに11曲目と12曲目が入ったのはなぜですか?

masa「カッコ良すぎるとカッコ悪いじゃないですか」

――ああ~(笑)。キメすぎみたいな。

masa「っていうか、ふざけたいんで、俺たち(笑)」

――まあ、その、この会話の流れからするとわかりますが(笑)。

tachibana「恥ずかしがり屋なんですよ。濁したくなっちゃうんです。良く言えば」

kono「まあ、いろんな意味があってその2曲がある、って感じです。俺的な意味は、わりと俺らができる音楽的な振り幅はこれぐらいありますよ、ってところも見せたいっていうのがあるんですけど。まあ照れ隠しみたいなところも、ボーナス的な意味合いもありますけどね」

hiro「なんか、意外とお客さんが期待してるところはそこであったりするし、te'はどれだけふざけてくれるんだろうとか、そっちを期待されればされるほど燃え上がっちゃうんで、もっともっとやりたいですね、そこは」

――まあ、最後はホントに炎上してますよね(笑)。

kono「それは全アルバムね。そういう感じっす」

 

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――その、いちばん最後の曲のタイトル“参弐零参壱壱壱弐伍壱九参壱伍九伍弐壱七伍伍伍四壱四壱六四”も何なんですか、という。数字の羅列で。

hiro「ああ~、答えは出ましたか?」

――いえ……残念ながら。

hiro「難しく考えちゃうんですね。意外と簡単なんですけど」

masa「あの~、円周率って3.14じゃないですか。ああもう、答え言っちゃってるなあ~(笑)」

――え、円周率?

tachibana「全然関係ないじゃん(笑)!」

hiro「ああいう打ち方、いまだにあるよね」

kono「〈打ち方〉言っちゃう?」

―― ……あっ、わかった(笑)! 持って帰って読み解きます。なるほどね~。

masa「子供のうちは子供の遊びするんですけど、大人になったから金かかった遊びしたくなるんですよね(笑)」

hiro「タチ悪(笑)」

――その〈打ち方〉ってヒントでわかりました。

hiro「ね? そのぐらいは(バットを振る仕草)」

masa「あ、そっち(笑)?」

 

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掲載: 2010年05月26日 17:59

更新: 2010年05月27日 15:09

インタヴュー・文/土田真弓