サントラ『Bobby』におけるメアリーJ・ブライジとの共演も話題で、今年は久々の新作も控えているソウルの女王、アレサ・フランクリン。その凄さをいまさら云々する必要はないが、もし彼女がアトランティック入りしなかったら、その才能がここまで大きく羽ばたくことはなかっただろう。ジェリー・ウェクスラーという理解者を得て、思うままに自身の歌世界を構築していったアトランティック時代の、特に67年のクラシックな移籍作『I Never Loved A Man The Way I Love You』とここで掲載した初期作はいずれも必聴である。音楽は好きに楽しむものだけど、これは義務だよ!