注目アイテム詳細

〈リヒテル生誕111年記念企画〉第3弾『フライブルク・ライヴ』『モスクワ録音~ボロディンSQ共演』タワレコ限定 SACDハイブリッド 2026年7月17日発売

掲載: 2026年06月25日 12:00

リヒテル

タワーレコード・オリジナル企画盤
VICTOR x TOWER RECORDS
渋谷店クラシックフロア リニューアル2周年記念
<リヒテル生誕111年記念企画> 第3弾

国内盤SACDハイブリッド


巨匠リヒテルのビクター音源を、当時のディレクター野島友雄氏による監修によりSACDで最新復刻!今回の復刻は収録場所、録音順にほぼ準拠した構成とし、各アルバムを集成しました。全8作を予定!
1. 【1985】フライブルク・ライヴ オイストラフ追悼コンサート他(2枚組)
カガン(Vn)、バシュメト(Va)/ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番、ショスタコーヴィチ:ヴィオラ・ソナタ他
2. 【1983】モスクワ録音 ドヴォルザーク、ショスタコーヴィチ:ピアノ五重奏曲
ボロディン弦楽四重奏団
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ) 世界初SACD化(2)


CD発売時のマスターデータ(44.1kHz/16bit)を基に「K2」の技術を用い192kHz/24bitにアップコンバート後、DAコンバーター(DCS-955)でアナログ化を行った上でDSD化を行い、原音の追求を図りました
<仕様>:SACDハイブリッド、スリム(1)ジュエル(2)ケース仕様、盤面緑色仕様、オリジナル・ジャケット・デザイン
採用。伊熊よし子氏による新規序文解説と初出時の筆者による解説(一部)も復刻
SACDハイブリッド永久保存盤 最新復刻 各税込\5,500(1),\3,000(2)
音源:ビクターエンタテインメント
マスタリング・エンジニア:袴田 剛史氏(FLAIR MASTERING WORKS)
2026年7月17日(金)リリース予定
企画・販売:TOWER RECORDS 制作・発売:ビクターエンタテインメント株式会社

ビクターとのSACD化企画の最新作は、2026年に生誕111年を迎えたリヒテルのビクター音源を復刻します。リヒテルのビクター音源はこれまでも他社で一部SACD化が行われておりますが、今回の機会に、ビクターから発売できるリヒテルの他の音源まで広げ、計8タイトル分としてリリースを行う予定です。音源はオイロディスクが収録したものや日本ビクターの録音、メロディア録音等複数存在しますが、現況で発売できる各音源をオリジナルの収納形態ではなく、収録場所や年代、作曲家によりあらたに編成をし直した上で各集成したアルバムとして発売いたします(テーマが統一されている一部アルバムを除く)。今回の形態はオリジナルで発売していた当時のディレクターである野島友雄氏にも確認し進められ、SACD化に際しては同氏の事前セッティング&立ち合いの元で音質に関しても監修した最新マスタリングを経て制作を行いました。当時からリヒテルの制作&録音に立ちあっていた同氏によるまさに正統的な復刻となります。第1弾では'70年代にザルツブルク&ウィーンで収録されたセッション録音を取り上げ、第2弾では1979年の日本ライヴ(オリジナルでの4枚のアルバムを3枚に集成)と1983&1977年のミュンヘンでのセッション録音の2タイトルを復刻しました。今回、最新の第3弾では室内楽の共演者としてのリヒテルのアルバム、2タイトルをリリースします。以降、合計4回(予定)に分けて計8タイトルを復刻予定です(発売変更等可能性あり)。あらたに蘇ったリヒテルの至高の芸術の数々を高音質でお楽しみください。また今回もSACD化の過程に拘り、音楽的見地を持ってマスタリングを行い、SACDで聴くための復刻を重視しました。解説書はLP初出時のものを、一部を除いて再掲し、各新規序文解説を掲載しています。パッケージならではの永久保存盤としてお楽しみいただけます。

<発売予定アイテム> *発売日、タイトル等一部変更の可能性があります
5月30日発売済:<第1弾>
【1970-75】ザルツブルク&ウィーン録音 ベートーヴェン&ブラームス(2枚組) [NCS88045/6 (2SACDハイブリッド) \5,500(税込)]
【1971-72】ザルツブルク録音 シューマン&シューベルト(2枚組) [NCS88047/8 (2SACDハイブリッド) \5,500(税込)]
6月26発売済:<第2弾>
【1979】日本ライヴ シューベルト&シュ-マン&ショパン(3枚組) [NCS88049/51 (3SACDハイブリッド) \6,930(税込)]
【1983】ミュンヘン録音 チャイコフスキー&ラフマニノフ+【1977】ショパン(2枚組) [NCS88052/3 (2SACDハイブリッド) \5,500(税込)]
8月以降発売予定:<第4弾>発売日未定
(予定)1968-69オイストラフ=リヒテル ライヴ・レコーディング/オイストラフ(Vn)
(予定)1972オイストラフ=リヒテル ラスト・レコーディング/オイストラフ(Vn)

<今回の音源の工程に関して>
今回の音源の一部は元々アナログ録音(日本ライヴと1977年のショパン)で収録されていましたが、アナログマスターが現存していない状況でした(上記以外はデジタル録音)。そのためCD発売時のマスターデータ(44.1kHz/16bit)を基に「K2」の技術を用い192kHz/24bitにアップコンバート後、DAコンバーター(DCS-955)でアナログ化を行った上でDSD化することにより、原音の追求を図りました。SACD層だけでなくCD層でもその差を感じることができます。「K2」テクノロジー(K2HD)を用い、最新でマスタリングを行った上でSACDハイブリッド盤として新規で復刻します。「K2」技術と今回のマスタリングの詳細は、下記を参照ください。
 
■「K2」とは
日本ビクターとビクタースタジオが共同開発した音源デジタル化における高音質化情報処理技術です。
■「K2」の理念
「元の状態に戻す・復元する」「変質させない・オリジナルのまま」、この2つの指針に基づき、「アーティストの拘りの音をオリジナルのままに再現する」これが「K2」の理念です。
■22.05kHz以上の復元(失われた情報の復元)
音は多くの倍音により構成されており、その倍音はデジタル化で失われてしまいます。 「K2」は、失われた音楽情報を時間軸で解析し、デジタルマスターで失われた再生周波数22.05kHz以上の周波数を再現することにより、各楽器ごとの倍音の音色や、演奏者の表現を復元し、オリジナルマスターと同等の音楽表現を再現しています。
■本作独自のマスタリング
本作は、K2HDによりCDマスターを192kHz/24bitにアップコンバートし原音の追求を図りました。SACD層だけでなく、CD層でもその差を感じ取っていただけると思います。この企画のためにK2HDによりCDマスターを192kHz/24bitにアップコンバートし原音の追求を図りました。SACD層だけでなく、CD層でもその差を感じ取っていただけると思います。
マスタリング・エンジニア:袴田 剛史(FLAIR MASTERING WORKS)
 
*尚、下記商品の仕様、発売日等は予告なく変更する場合がございます。

リヒテル

国内盤SACDハイブリッド2枚組


【1985】フライブルク・ライヴ オイストラフ追悼コンサート、フライブルク・リサイタル(2026年マスタリング)(SACDハイブリッド)
オレグ・カガン、ユーリ・バシュメト、スヴャトスラフ・リヒテル
[NCS88054/5 (2SACDハイブリッド) \5,500(税込)] POS: 4988002953509

【収録曲】
<DISC1>【1985】 フライブルク・コンサート -オイストラフ追悼コンサート-
1. フランツ・ヨーゼフ・ハイドン:ピアノ・ソナタ 第39番 ニ長調 Hob. XVI-24
2. ヨハネス・ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト長調 作品78 「雨の歌」
3. ドミートリイ・ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン・ソナタ 作品134
<DISC2>【1985】 フライブルク・リサイタル
4 パウル・ヒンデミット:ヴィオラ・ソナタ ヘ長調 作品11-4
5 ベンジャミン・ブリテン:ラクリメ~“ダウランドの歌曲の投影" 作品48
6. ドミートリイ・ショスタコーヴィチ:ヴィオラ・ソナタ 作品147
【演奏者】
オレグ・カガン(ヴァイオリン) (2,3)、 ユーリ・バシュメト(ヴィオラ) (4-6)
スヴャトスラフ・リヒテル (ピアノ)
【録音】
1985年3月6,7日 (1-3)、8日 (4-6) フライブルク パウスザールにおけるライヴ録音
【Original Recordings】
ディレクター : 野島友雄、 エンジニア : ベルンハルト・マーネ、服部文雄
【マスタリング・エンジニア】
袴田 剛史(FLAIR Mastering Works)
【原盤】
メロディア(Mezhdunarodnaya Kniga)

<リヒテル生誕111年記念企画>
ダヴィド・オイストラフと共演する機会も多かったリヒテルが、1985年にフライブルクで行われた、その愛弟子カガンと“オイストラフ追悼コンサート"として実施したライヴと、翌日に行われたバシュメトとのリサイタルを最新でマスタリング!伊熊よし子氏の新規序文解説付。当時リヒテルを多く手掛けたディレクター、野島友雄氏監修による原音を追求したマスタリングを実施

 「《リヒテル・ファミリー》の中核的な存在、カガン、バシュメトと奏でるリヒテルの室内楽は、彼らの強い絆を感じさせ、作品の内奥へとひたすら切り込んでいく姿勢が深遠で精神性の高い音楽を描き出す」~伊熊よし子氏による新規序文解説より
 当時のディレクター野島友雄氏監修のもと、ビクターFLAIRマスタリングワークスにおいて、電源・ケーブル類から見直した最新のマスタリングを実施。リヒテルの表現力がより明瞭に、緻密なテクニックがより明確にわかる、精細な音作りを目指しました。リヒテルの目の覚めるような演奏は、私たちを言いしれない興奮に駆り立てます。今回のリヒテルのSACD化復刻は、日本ビクターが原盤もしくは販売権を持つ音源を取り上げます。収録場所、録音順にほぼ準拠した構成とし、各アルバムを集成しました。
リヒテルは各レーベルにライヴを含め多くの録音を残していますが、発売に関してはかなり厳密に吟味していたようです。収録を行ったものの、本人が演奏に納得せず実際はリリースされなかった音源も多数あるようで、前出の野島友雄氏によるとビクターで収録した音源のなかでもリリースできなかった音源やテイクは多く存在するとのことでした。時にはライヴが終了した後でも再度収録のために演奏を頭から行うなど、拘りと高い意識を常に持っていたとのこと。一般的にも完璧主義者としても認識されており、類稀なる集中力と緊張感を持って、この上なく練磨された演奏で聴き手を圧倒する印象が強いのがまさにリヒテル、そのものではないでしょうか。納得するまで追求する姿勢もまた、リヒテルを語る上では欠かせない要素のひとつと言えます。残された音源はいずれもリヒテルしか成し得ないピアニズムが活きており、聴き手も納得させられるものばかりです。
 DISC1の「フライブルク・コンサート」は、1974年に亡くなったオイストラフを偲んで開催された演奏会のライヴを主体とした録音で、オイストラフ亡き後、コンビを組んでいたカガンとの2日間にわたるコンサートが行われました。フライブルクのアルベルト・コンツェルテが主催し、パウルス教会ホールでの「オイストラフ追悼コンサート」の記録です。2日間とも同じ演目で演奏されましたがプロデューサーとしてこの収録を行っていた野島友雄氏によると、演奏会での出来にリヒテルが満足せず、終演後再度カガンと演奏を行いそのテイクも収録したとのことでした。最終的にどのテイクをリヒテルが採用したかは不明ながらも、常に最善を目指す姿には目を見張るものがあります(収録が夜中までかかったため、外部に対して防音効果のない教会から音が随時漏れていたようで、周辺の住民から苦情が何度も来て大変だったとのお話しを野島氏ご本人から聞けました。最終的に状況は納得いただいたようです)。リヒテルを語る上で欠かせないエピソードと言えそうです。演奏自体は、70歳直前のリヒテルが若い頃のパワフルで緊迫した演奏から、気品を備えながらもより楽曲に即した真摯な演奏を主体にしていることを強く感じさせます。かつてオイストラフと名演を残したカガンとの2曲は特に必聴です。
 DISC2の「フライブルク・リサイタル」は最終日3日目の若き日のバシュメトとの共演で、いずれもリヒテルとの息の合った3曲を披露しています。バシュメトは当時33歳。リヒテル・ファミリーの一員として若手の中でも世界的な評価を既に得ていました。遺作である最後のショスタコーヴィチのヴィオラ・ソナタでの息を飲む両者のやり取りは特に聴きものです。細かく神経を張り巡らせるリヒテルの表現は必聴であり、ライヴで収録した意味を持ちます。アルバム全体含めリヒテルの意識は、今回の新規序文解説に伊熊氏が記載したチェリストでありリヒテル・ファミリーの下記グートマンの言葉によく表れているのではないでしょうか。
「リヒテルは人の心を読むことが得意でした。お世辞や心にもないことをいう人はすぐに見破られてしまいました。音楽にもその人間性が現れています。リヒテルはありのままの、飾らず気負わず、自然体の音楽を好んだのです。その真摯な生きかたと音楽は尊敬に値します。もうああいう偉大な人は現れないと思います」(解説書より引用)。
 今回の音源は元々デジタル録音で収録されています。当時のビクターが誇る最新鋭のデジタル・レコーダー、DAS900を用いて収録が行われました。今回の最新復刻では、発売時のマスターデータ(44.1kHz/16bit)を基に「K2」の技術を用い192kHz/24bitにアップコンバート後、DAコンバーター(DCS-955)でアナログ化を行った上でDSD化することにより、原音の追求を図りました。SACD層だけでなくCD層でもその差を感じることができます。「K2」テクノロジー(K2HD)を用い、最新でマスタリングを行った上でSACDハイブリッド盤として新規で復刻します。
 尚、解説書には初出時の一部解説と、新規で序文解説を掲載しました。また、ジャケット・デザインにはDISC1の「フライブルク・コンサート」を採用し、解説書裏にDISC2のオリジナル・ジャケット・デザインをカラーで収納しています。

※ タワーレコード限定販売。限定盤
※ ステレオ録音
※ SACDハイブリッド盤
※ スリムケース仕様
※ 2026年最新マスタリング音源使用(マスタリング・エンジニア:袴田 剛史氏)
※ 盤印刷面:緑色仕様
※ オリジナル・ジャケット・デザイン使用(他ジャケットを解説書に掲載)
※ オリジナルマスターから起因するノイズ等がございますが、ご了承ください。
※ 解説書:伊熊 よし子氏(新規序文解説)、井上 頼豊氏「D.オイストラフの思い出と追悼コンサート」(1985年既出)、小石 忠男氏「現代最高のヴィオラ奏者バシュメトとリヒテル」(1985年既出)、他曲目解説付。解説書合計22ページ

リヒテル
【参考画像】バシュメトの初出CDのアートワーク

リヒテル

国内盤SACDハイブリッド


【1983】モスクワ録音 ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲、ショスタコーヴィチ:ピアノ五重奏曲(2026年マスタリング)(SACDハイブリッド)
スヴャトスラフ・リヒテル、ボロディン弦楽四重奏団
[NCS88056 (1SACDハイブリッド) \3,000(税込)] POS: 4988002953516

【収録曲】【1983】 モスクワ録音
1. アントニン・ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲 イ長調 作品81
2. ドミートリイ・ショスタコーヴィチ:ピアノ五重奏曲 ト短調 作品57
【演奏者】
ボロディン弦楽四重奏団
スヴャトスラフ・リヒテル (ピアノ)
【録音】
1983年4月25日 (1)、12月5,6日 (2) モスクワ音楽院 大ホール ライヴ録音
【Original Recordings】
エンジニア:エドワルド・サフナザリャン (1)、イゴール・ヴェプリンツェフ (2)
【マスタリング・エンジニア】
袴田 剛史(FLAIR Mastering Works)
【原盤】
メロディア(Mezhdunarodnaya Kniga)

<リヒテル生誕111年記念企画>
世界の名だたる巨匠との共演を果たしてきたリヒテルと、ソ連が世界に誇る歴史と実績をもった四重奏団との共演を初SACD化。従来単独で発売されていた各アルバムを1枚に集成。K2HDリマスタリングを経てSACD化!伊熊よし子氏の新規序文解説付。
当時リヒテルを多く手掛けたディレクター、野島友雄氏監修による原音を追求したマスタリングを実施


 「リヒテルとボロディン弦楽四重奏団の共演はお互いの呼吸を呑み込んだ自然体かつ自由な演奏。ドヴォルザークはスラヴ的な民族色を前面に打ち出し、ショスタコーヴィチはピアノと4本の弦がひとつの声となり、作曲家の心の声を代弁」~伊熊よし子氏による新規序文解説より
 当時のディレクター野島友雄氏監修のもと、ビクターFLAIRマスタリングワークスにおいて、電源・ケーブル類から見直した最新のマスタリングを実施。リヒテルの表現力がより明瞭に、緻密なテクニックがより明確にわかる、精細な音作りを目指しました。リヒテルの目の覚めるような演奏は、私たちを言いしれない興奮に駆り立てます。今回のリヒテルのSACD化復刻は、日本ビクターが原盤もしくは販売権を持つ音源を取り上げます。収録場所、録音順にほぼ準拠した構成とし、各アルバムを集成しました。
リヒテルは各レーベルにライヴを含め多くの録音を残していますが、発売に関してはかなり厳密に吟味していたようです。収録を行ったものの、本人が演奏に納得せず実際はリリースされなかった音源も多数あるようで、前出の野島友雄氏によるとビクターで収録した音源のなかでもリリースできなかった音源やテイクは多く存在するとのことでした。時にはライヴが終了した後でも再度収録のために演奏を頭から行うなど、拘りと高い意識を常に持っていたとのこと。一般的にも完璧主義者としても認識されており、類稀なる集中力と緊張感を持って、この上なく練磨された演奏で聴き手を圧倒する印象が強いのがまさにリヒテル、そのものではないでしょうか。納得するまで追求する姿勢もまた、リヒテルを語る上では欠かせない要素のひとつと言えます。残された音源はいずれもリヒテルしか成し得ないピアニズムが活きており、聴き手も納得させられるものばかりです。
 元々各曲単独でリリースされていた2曲のピアノ五重奏曲を、今回1枚のアルバムにまとめました。いずれも1983年にモスクワ音楽院大ホールでライヴ収録された音源で、当時のメロディアのスタッフによるデジタル録音です。リヒテルは室内楽でも多くの共演を行ってきていますが、なかでもボロディン弦楽四重奏団とは数多くの演奏により気心が互いに知れた間柄ということもあってか、ライヴにおいても良い意味での緊張感を保ちながらも流れの良い自然体の演奏を聴くことができます。解釈は2曲とも同曲の録音の中でも屈指であり、特に後半のショスタコーヴィチは大きな説得力を持つ演奏です。演奏者同士の間の取り合いや、絶妙なアーティキュレーションはこのコンビでしか成し得ない成果でしょう。今回の最新復刻では、音質面でも従来から改善を図るべくマスタリングを行いました。メロディアの初期デジタル録音特有の音の固さや細さを良い方向に持っていくべく、音楽的見地を持って演奏の素晴らしさをストレートに伝えるための再構築を図っています。これは現在のマスタリング技術向上とエンジニアのセンスによるところが大きいですので、SACDという器に合わせ、最適な効果を求めました。
 今回の音源は元々デジタル録音で収録されています。CD発売時のマスターデータ(44.1kHz/16bit)を基に「K2」の技術を用い192kHz/24bitにアップコンバート後、DAコンバーター(DCS-955)でアナログ化を行った上でDSD化することにより、原音の追求を図りました。SACD層だけでなくCD層でもその差を感じることができます。「K2」テクノロジー(K2HD)を用い、最新でマスタリングを行った上でSACDハイブリッド盤として新規で復刻します。
 尚、解説書には初出時の一部解説と、新規で序文解説を掲載しました。また、ジャケット・デザインは2曲目のショスタコーヴィチのオリジナルを採用し、解説書内にドヴォルザークのジャケット・デザインをカラーで収納しています。

※ タワーレコード限定販売。限定盤
※ 世界初SACD化。ステレオ録音
※ SACDハイブリッド盤
※ ジュエルケース仕様
※ 2026年最新マスタリング音源使用(マスタリング・エンジニア:袴田 剛史氏)
※ 盤印刷面:緑色仕様
※ オリジナル・ジャケット・デザイン使用(他ジャケットを解説書に掲載)
※ オリジナルマスターから起因するノイズ等がございますが、ご了承ください。
※ 解説書:伊熊 よし子氏(新規序文解説)、村田 武雄氏「ドヴォルザークの室内楽」(1985年既出)、森田 稔氏「ショスタコーヴィチについて」(1990年既出)、他曲目解説付。解説書合計20ページ

リヒテル
【参考画像】ドヴォルザークの初出LPのアートワーク