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カール・リヒター『カール・リヒター~テルデック&デュクレテ・トムソン録音全集』18枚組 2026年10月9日発売

掲載: 2026年08月07日 12:00

カール・リヒター

2026年10月15日、バッハ演奏の巨匠カール・リヒター、生誕100周年。
ドイツの偉大な伝統を継承し、20世紀の音楽史に不滅の足跡を刻んだ彼の名演奏。歴史的価値と音楽的至宝が詰まったコレクション。

輸入盤CD18枚組


カール・リヒター(1926–1981)は、戦後のバッハ演奏史において今なお最も重要な演奏家の一人です。このエディションは、現在はワーナークラシックスのカタログの一部となっている、テレフンケン=デッカ(テルデック)およびデュクレテ=トムソンに残された彼の録音遺産をすべてまとめたものです。チェンバロ奏者、オルガン奏者、そして指揮者としての彼の活動を反映した本作は、バッハに留まらない幅広いレパートリーを持つ音楽家としての姿を記録し、彼の業績と20世紀の音楽界における位置づけを概観するものとなっています。いくつかの録音は、今回正規盤として初CD化音源も、オリジナル・マスターテープよりリマスターを行い、リリース致します。

カール・リヒターは、1926年にドイツのプラウエンに生まれる。ドレスデン十字架学校とライプツィヒ音楽院にてカール・シュトラウベとギュンター・ラミンのもとで学び、偉大なるドイツ・バッハ演奏の伝統を受け継いだ。1949年にライプツィヒの聖トーマス教会のオルガン奏者に任命された後、1951年にミュンヘンへ移住。同地の音楽大学で教鞭を執りつつ、のちに彼の指揮のもとで国際的な名声を獲得することになる「ミュンヘン・バッハ合唱団」(1953年)と「ミュンヘン・バッハ管弦楽団」(1954年)を結成。1956年、ライプツィヒの聖トーマス教会カントルへの就任要請を辞退し、ミュンヘンでのキャリアを追求することを選んだ。
オルガン奏者、チェンバロ奏者、指揮者として等しく卓越した才能を発揮し、ヨーロッパ、北米、日本などへ精力的に演奏旅行を行い、同世代のトップクラスの歌手や器楽奏者たちと共演を重ねた。主にテレフンケン=デッカ(テルデック)とアルヒーフに残された膨大なディスコグラフィーには、J.S.バッハの主要な宗教曲、鍵盤楽曲、協奏曲、室内楽曲をはじめ、シュッツ、ヘンデル、モンテヴェルディ、モーツァルト、ハイドン、ベートーヴェン、ブルックナー、そしてドイツ・ロマン派のオルガン作品の録音が含まれている。後年、古楽演奏(歴史的情報に基づく演奏)の台頭による挑戦を受けながらも、リヒターはその先駆者たちと敬意に満ちた対話を維持しつつ、自らの芸術的ヴィジョンに忠実であり続けた。1981年に亡くなるまでミュンヘンを拠点に活動したリヒターは、20世紀を代表するバッハ解釈者の一人であり続け、彼の録音は、古楽演奏が台頭する以前における「偉大なるドイツ演奏伝統」の最高峰を示している。
※歌詞対訳は付属しません。
(ワーナーミュージック・ジャパン)

カール・リヒター

【収録予定曲】
《CD1》
J.S.バッハ:
1-3) チェンバロ協奏曲 ニ短調 BWV 1052
4-6) 2台のチェンバロのための協奏曲 ハ長調 BWV 1061
7-9) 3台のチェンバロ協奏曲 ハ長調 BWV 1064
10-12) 4台のチェンバロのための協奏曲 BWV 1065
[演奏]カール・リヒター(チェンバロ、指揮)
エドゥアルト・ミュラー(チェンバロ:4-12)
ゲルハルト・エッシュバッハー(チェンバロ:7-12)
ハインリヒ・グルトナー(チェンバロ:10-12)
アンスバッハ・バッハ週間管弦楽団
[録音]31.VII-1.VIII.1955, Neuendettelsau, Ansbach, Germany (MONO)
13-14 ) ブランデンブルク協奏曲 第3番 ト長調 BWV 1048
[演奏]カール・リヒター(指揮)& 室内オーケストラ
[録音]1958, Munich (STEREO)
《CD2》
J.S.バッハ:
ブランデンブルク協奏曲 第1番 ヘ長調 BWV 1046
ブランデンブルク協奏曲 第2番 ヘ長調 BWV 1047
ブランデンブルク協奏曲 第4番 ト長調 BWV 1049
ブランデンブルク協奏曲 第5番 ニ長調 BWV 1050
[演奏]カール・リヒター(指揮)& 室内オーケストラ
[録音]1958, Munich (STEREO)
《CD3》
J.S.バッハ:
ブランデンブルク協奏曲 第6番 変ロ長調 BWV 1051
[演奏]カール・リヒター(指揮)& 室内オーケストラ
[録音]1958, Munich (STEREO)
ゴルトベルク変奏曲 BWV 988
[演奏]カール・リヒター(チェンバロ)
[録音]18.VI.1956,Osterstraße, Hamburg(MONO)
パルティータ 第1番 変ロ長調 BWV 825
[演奏]カール・リヒター(チェンバロ)
[録音]12.I.1960, Munich(STEREO) ※正規初CD化
2026 from original tapes by Studio Art & Son, Annecy(BWV 825のみ)
《CD4》
J.S.バッハ:
パルティータ第2番 ハ短調 BWV 826
パルティータ第3番 イ短調 BWV 827
パルティータ第4番 ニ長調 BWV 828
パルティータ第5番 ト長調 BWV 829
パルティータ第6番 ホ短調 BWV 830
[演奏]カール・リヒター(チェンバロ)
[録音]12.I.1960, Munich(STEREO)
※正規初CD化 2026 from original tapes by Studio Art & Son, Annecy
《CD5》
J.S.バッハ:
トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV 564
トッカータとフーガ ヘ長調 BWV 540
[演奏]カール・リヒター(オルガン)
[録音]14-15.VI.1956, Martin Luther-Gedächtnis-Kirche, Berlin(STEREO)
※初CD化 2026 from original tapes by Studio Art & Son, Annecy
トッカータとフーガ ニ短調「ドリア調」BWV 538
パルティータ「ようこそ、慈悲あつきイエスよ」 BWV 768
[演奏]カール・リヒター(オルガン)
[録音]5 & 7 VIII.1958, Basilica der Benediktinerabtei, Ottobeuren (STEREO)
《CD6》
J.S.バッハ:
幻想曲 ト長調 BWV 572 / トリオ・ソナタ 第6番 ト長調 BWV 530
トリオ・ソナタ 第3番 ニ短調 BWV 527 / パストラーレ ヘ長調 BWV 590
[演奏]カール・リヒター(オルガン)
[録音]23.V.1960, Ludgeri-Kirche, Norden, Germany (STEREO)
フルートとチェンバロのためのソナタ 第1番 ロ短調 BWV 1030
フルートとチェンバロのためのソナタ 第2番 変ホ長調 BWV 1031
[演奏]オーレル・ニコレ(フルート)
カール・リヒター(オルガン)
[録音]12-15.VI.1963, Plenarsaal der Akademie der Wissenschaften, Munich (STEREO)
《CD7》
J.S.バッハ:
カンタータ「力強き栄光の王なる主を讃えよ」BWV 137
カンタータ「目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声」BWV 140
カンタータ「主なる神は太陽にして楯なり」BWV 79
[演奏]クロエ・オーウェン(ソプラノ)、ゲルト・ルッツェ(テノール)
キース・エンゲン(バス)、アントニア・ファーベルク(ソプラノ)
ベアトリス・クレープス(アルト)、ミュンヘン・バッハ合唱団
ミュンヘン国立歌劇場管弦楽団員
カール・リヒター(指揮)
[録音]3-4.IX.1956, Bavaria-Studio, Munich (BWV 137 & 140)(MONO)
17-19.VIII.1957,Markuskirche, Munich (BWV 79) (MONO)
※正規初CD化 2026 from original tapes by Studio Art & Son, Annecy
《CD8》
J.S.バッハ:
カンタータ「泣き、嘆き、憂い、慄き」BWV 12
カンタータ「われは知る、わが救い主の生きるを」BWV 160*
カンタータ「キリストは死の縄目につながれたり」BWV 4
[演奏]クロエ・オーウェン(ソプラノ)、ゲルト・ルッツェ(テノール)
キース・エンゲン(バス)、ピーター・ピアーズ(テノール*)
ミュンヘン・バッハ合唱団、ミュンヘン国立歌劇場管弦楽団員
カール・リヒター(指揮)
[録音]17-19.VIII.1957, Markuskirche, Munich (BWV 12)(MONO)
IV&IX.1958, Haus des Sports, Munich (BWV 160,79) (STEREO)
※正規初CD化 2026 from original tapes by Studio Art & Son, Annecy(BWV 12,160のみ)
《CD9》
J.S.バッハ:
カンタータ「イエス・キリストを憶えよ」BWV 67
カンタータ「我、去りゆくは汝らの益なり」BWV 108
カンタータ「まことの人にして神なる主イエス・キリスト」BWV 127
[演奏]アントニア・ファーベルク(ソプラノ)、リリアン・ベニングセン(アルト)
ピーター・ピアーズ(テノール)、キース・エンゲン(バス)
ミュンヘン・バッハ合唱団、ミュンヘン国立歌劇場管弦楽団員
カール・リヒター(指揮)
[録音]IV.1958, Haus des Sports, Munich ·(STEREO)
《CD10-11》
J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオ BWV 248(全曲)
[演奏]クロエ・オーウェン(ソプラノ)、ヘルタ・テッパー(アルト)
ゲルト・ルッツェ(テノール)、ホルスト・ギュンタ(バス)
キース・エンゲン(バス)
ミュンヘン・バッハ合唱団&管弦楽団
カール・リヒター(指揮)
[録音]1955, Himmelfahrtskirche, Munich (MONO)
《CD12-13》
J.S.バッハ:フーガの技法 BWV 1080(全曲)
[演奏]クルト・レーデル(指揮) ミュンヘン・プロアルテ室内管弦楽団
カール・リヒター(チェンバロ、オルガン:6曲に参加)
[録音]1953, Abbaye de Royaumont, France (MONO)
※正規初CD化 2026 from original tapes by Studio Art & Son, Annecy
《CD14》
ヘンデル:オルガン協奏曲 Op.4 HWV 289-294(全6曲)
[演奏]カール・リヒター(オルガン)& 室内オーケストラ
[録音]22-28.VII.1958, Markuskirche, Munich (STEREO)
《CD15》
ヘンデル:オルガン協奏曲 Op.7 HWV 306-311(全6曲)
[演奏]カール・リヒター(オルガン)& 室内オーケストラ
[録音]13-30.VII.1958, Markuskirche, Munich (STEREO)
《CD16》
C.P.E.バッハ:
シンフォニア ニ長調 Wq 183/1
フルート・ソナタ ト短調*
グルック:精霊の踊り(「オルフェオとエウリディーチェ」より)*
ハイドン:フルート協奏曲 ニ長調 Hob: VIIf:D1*
J.C.バッハ:シンフォニア 変ロ長調 Op.18/2(歌劇「ルーチョ・シッラ」序曲)
[演奏]オーレル・ニコレ(フルート*)
ミュンヘン・バッハ管弦楽団
カール・リヒター(指揮/チェンバロ*)
[録音]1962-1963, Staatliche Hochschule für Musik,Munich;
1961, Herkulessaal der Residenz, Munich (STEREO)
《CD17》
モーツァルト:
フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299*
フルート協奏曲第2番 ニ長調 K.314
フルートと管弦楽のためのアンダンテ ハ長調 K.315
フルート協奏曲第1番 ハ長調 K.313
[演奏]オーレル・ニコレ(フルート)、ローゼ・シュタイン(ハープ*)
ミュンヘン・バッハ管弦楽団
カール・リヒター(指揮)
[録音]7.VI.1960, Munich(K.314),
22.X.1960 , 29.X.1962, Staatliche Hochschule für Musik, Munich(STEREO)
《CD18》
モーツァルト:
交響曲 第29番 イ長調 K.201/186a
レクイエム ニ短調 K.626
[演奏]マリア・シュターダー(ソプラノ)、ヘルタ・テッパー(アルト)
ジョン・ファン・ケステレン(テノール)、カール・クリスティアン・ケーン(バス)
ミュンヘン・バッハ合唱団&管弦楽団
カール・リヒター(指揮)
[録音]1961, Herkulessaal der Residenz, Munich (K.201)
2.X.1961, Staatliche Hochschule für Musik, Munich (K.626) (STEREO)

【演奏】
カール・リヒター(指揮/チェンバロ/オルガン)