和物レゲエ歌謡〈バイヤーが選ぶ5選〉
▼和物レゲエ歌謡5選
※こちらはセール対象外です。
守道健太郎(GROOVY和物SUMMIT/タワーレコード)
井上陽水『スニーカーダンサー』
名曲「海へ来なさい」が収録された、1979年発売7枚目のアルバム。そのなかに収録されている「事件」という曲は、小室等作曲で裏打ちのリズムに乗ったオルガンが気持ちいい一曲ですが、歌われるのは相撲会の事件の話というなんとも陽水ワールドな曲。そのナンセンスさが絶妙にマッチしてます!
八神純子『コミュニケーション』
このアルバムに収録されている「ジョハナズバーグ」は必聴です!リズムマシンの音が心地よく、シンプルにアレンジされたレゲエです。このサウンドは今のダブステップに通ずるものがある、、、というのはいいすぎ?こんな幅広い解釈ができる曲に出会えるのも和物の発掘の魅力ですね!
南佳孝『MONTAGE 』
和物ラヴァーズの大名曲「Midnight Love Call 」収録。女性目線の曲ですが、南佳孝の声で歌われるのも切ない感じがでていて、味わい深いです。目玉はこの曲ですが、それ以外で「コンポジション」「月に向かって」など名曲多数な良アルバムです!
根津甚八『火男 』
俳優、南フランスで録音、レゲエ、と言葉だけだとなんともどう聴くのが正解なのかなんて考えてしまいますが。内容はというとこれがかっこいい!チト河内の手腕が冴え渡っています!レゲエ要素のあるロック、といった感じですがそこに男らしさ抜群の声が乗るのが最高にかっこいい!「GINKA」「TAXI-DRIVER」あたりお勧め!
平山三紀『鬼ヶ島』
1982年発売。ニューウェーブ真っ只中のときに近田春夫プロデュースで出した一枚。この中に和物ラヴァーズが二曲ほど。まず「月影の渚」なんて雰囲気が独特だし、「電子レンジ」は平山三紀の妖艶な歌声で歌われるナンセンスな歌詞がなんだかシュール。近田春夫の世界観と平山三紀の声がうまい具合に合わさった名盤です!
- 前の記事: 「細野晴臣」作曲作品のオススメ〈バイヤーが選ぶ5選〉
- 次の記事: 和物ディスコ・ブギー〈バイヤーが選ぶ5選〉