「細野晴臣」作曲作品のオススメ〈バイヤーが選ぶ5選〉
▼「細野晴臣」作曲作品のオススメ5選
※こちらはセール対象外です。
守道健太郎(GROOVY和物SUMMIT/タワーレコード):細野さんには様々な魅力があり、そのなかでも「メロディーが素晴らしい」というのは誰もが感じることかと思います。かくいう僕も細野さんのメロディがたまらなく好きなのですが、そのなかでも僕がグルーヴを感じ、気持ちよく聴ける曲を選曲いたしました!
小坂忠『HORO2010』
まずはこちら!もう出尽くした感じもありますが、M6「しらけちまうぜ」はいつ聞いてもいいですね。あえての2010年バージョンですが、当時のグルーヴ感のあるオケ+現代の成熟した小坂忠の声は、時代を超えて曲に深みが増しています。当時の音の質感が好きなので、その質感のままアップデートされているのがうれしい!
やまがたすみこ『FLYING』
M8「夢色グライダー」のように、楽しげなメロディーがとても細野さんらしいなと思います。やまがたすみこのあどけない声がこの曲にあっていてのびやかな感じが心地よいです。演奏もちょうど良いテンポでグルーヴ感あり、歌詞も松本隆と、シティポップの良い感じでてます。ドラムブレイクがあるのもDJ的になおよし!
Bread & Butter『レイト・レイト・サマー 』
こちらのアルバムのM4「THE LAST LETTER」はリズムと構成が「まんまポール・サイモンじゃん!」なんて感じですが、しかし細野さんの作るメロディがこれまた素晴らしい!見事に細野色に染まっています。この切ない感じのメロディがたまらなく僕好みなのです。細野作品で好きな曲のひとつです!
森高千里『今年の夏はモア・ベター』
ゆるそうなこのアルバム、実は音が結構しっかりしてます。細野さんの音楽エッセンスが随所に混ぜてあって、たとえばスティールパンの音が気持ちいいM7「カリプソの娘」。細野さんらしく力の抜けたメロディで、リズムは結構こっていてしっかりしている。さらに森高千里の声に、すごく合っていてモア・ベターです!
Various Artists『細野晴臣トリビュートアルバム -Tribute to Haruomi Hosono-』
最後は少しずるいですが、細野晴臣トリビュートアルバム。DISC1 M5は、なんとリトルクリーチャーが「ハイスクール・ララバイ」をカバー(笑)しかもかなり切ないアレンジ(笑)細野さんのメロディーがどんなアレンジでもいけるいい例だと思い、選びました。こちら7インチアナログセットもあります。よろしければぜひ。
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