〈タワレコ限定・高音質〉Definition Series第11弾プレヴィンのラフマニノフとビーチャムのフランク(SACDハイブリッド)
2017年7月26日(水)リリース
企画・販売:TOWER RECORDS
制作・発売:株式会社ワーナーミュージック・ジャパン
企画・協力:東京電化株式会社
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株式会社ワーナーミュージック・ジャパンと東京電化株式会社のご協力による、「Definition Series(ディフィニション・シリーズ)」最新第11弾は、旧EMIレーベルのエポックメイキング的な意味を持つプレヴィンによるラフマニノフと、同レーベルに多くの録音を長く行ってきた英国を代表する名指揮者、ビーチャムの最後の録音の2種を取り上げました。それぞれが録音史に残る名盤です。
プレヴィンはこのラフマニノフの交響曲第2番の録音において、それまで慣例的であった各所の大幅なカットを復元したことでこの曲の真の評価を確立し、その後の同曲の録音・演奏に大きな影響を与えました。第2番のみ国内盤でSACDとして2012年に発売されましたが、今回の復刻では他の曲と共にマスタリングを新規で行っています。この時期のEMI録音はまさにアナログ録音の成熟期にあたり、この後70年代後半にピークを迎える名録音のひとつとしても名高い音源です。
ビーチャムの1959年10月から12月にかけてのパリでの一連の録音(ステレオ収録)では、明瞭な指揮と当時のフランスのオケ独特の音色が見事に合致した、まさに宝石のような演奏が残されました。それらの中でもベストと呼び声の高いビゼーの交響曲とこのフランクの録音は、ビーチャム音源の最後を飾る珠玉の演奏です。録音史に残るこれらの名盤は精緻なSACDでこそ、マスターに残されたビーチャムの細部に渡る芸術をより堪能できるのではないでしょうか。
~制作に関しまして~
音源に関しましては、本国より取り寄せた96kHz/24bitのWAVデータを基本にSACD層用としてDSDに変換した後、マスタリングを行い、それとは別にCD層用としてもPCMでマスタリングを行いましたので、SACD層、CD層、それぞれ独立したマスタリングとなっております。PCMで編集した後にDSDにも変換を行う、もしくはDSDで編集した後にPCMにも変換を行うといった1回のマスタリング作業で兼ねるのではなく、SACD、CD、それぞれの特徴や音質を重視した上で、個別にマスタリングがされています。その際、過去に発売されたCDと極力比較するという検証も行なった上で、音楽を最大限に生かすべく、最小限かつ最適なマスタリングを心がけました。マスタリング・エンジニアは、これまでと同様に、優秀な復刻を数多く手掛けてきた杉本一家氏です。
当シリーズでは未だ高品位でデジタル化されていない音源を新たに取り寄せておりますが、一部では経年変化による不具合等が生じている箇所もございますことを、ご了承ください。時間と技術との狭間で、最大限の尽力で後世に残る音源を今後もリリースしていきたいと考えています。
~「ディフィニション」とは、解像度や鮮明さ、を表す単語。一般的には「ハイディフィニション」の略称で、主にテレビ画面などにおける表示が、高精細・高解像度であることにも用いられますが、音源におきましても、ハイレゾ化が進んだ現代の音楽環境から求められる要望に応えるべく、タワーレコードがこれまで発売してまいりましたオリジナル企画盤の延長として、新たに定義した新シリーズです。
*下記商品の仕様、発売日等は予告なく変更する場合がございます。
ラフマニノフ:交響曲第1-3番&管弦楽作品集 (SACDハイブリッド)
アンドレ・プレヴィン、ロンドン交響楽団
旧EMIの名録音でも知られる、プレヴィンの代表作ラフマニノフの交響曲第1-3番&管弦楽作品を集成。
交響曲第2番以外は世界初SACD化。
※ SACDハイブリッド盤、限定盤、デジパック仕様
※ 世界初SACD化(3を除く)
※ 2017年最新マスタリング音源使用(SACD層、CD層を個別にマスタリング)
※ オリジナル・ジャケット・デザイン使用(英国初期盤。各盤の表ケースにも一部使用)
※ 解説:高木正幸氏、解説書合計12ページ
【収録曲】
セルゲイ・ラフマニノフ:交響曲第1-3番、管弦楽作品集
<DISC1>
1. 交響曲 第1番 ニ短調 作品13、 2. 交響詩「死の島」 作品29
<DISC2>
3. 交響曲 第2番 ホ短調 作品27、4. ヴォカリーズ 作品34の14、
5. 歌劇「アレコ」より 間奏曲、 6 歌劇「アレコ」より 女たちの踊り
<DISC3>
7 交響曲 第3番 イ短調 作品44、 8. 交響的舞曲 作品45
【演奏】
ロンドン交響楽団
アンドレ・プレヴィン(指揮)
【録音】
1974年12月(8)、1975年2月5&6日(1) 、1976年7月21&22日(5,7) アビー・ロード第一スタジオ、ロンドン
1973年1月3&4日(3) 、1975年10月12&13日(2,4) 、1976年12月9日(5) キングズウェイ・ホール、ロンドン
【原盤レーベル】
Warner Classics(旧EMI音源)
フランク&ビゼー:交響曲 (SACDハイブリッド)
サー・トーマス・ビーチャム、フランス国立放送管弦楽団
録音史に残るビーチャム最晩年旧EMI時代の名演フランクと、代表的名盤ビゼーの両交響曲をカップリング。
最後のセッション録音を世界初SACD化!
※ SACDハイブリッド盤、限定盤、デジパック仕様
※ 世界初SACD化
※ 2017年最新マスタリング音源使用(SACD層、CD層を個別にマスタリング)
※ オリジナル・ジャケット・デザイン使用(英国初期盤)
※ 解説: 浅里公三氏、解説書合計10ページ
【収録曲】
1. セザール・フランク:交響曲 ニ短調
2. ジョルジュ・ビゼー:交響曲 ハ長調
【演奏】
フランス国立放送管弦楽団
サー・トーマス・ビーチャム(指揮)
【録音】
1959年12月1-4日(1)、10月28日,11月1&2日(2) サル・ワグラム、パリ
【原盤レーベル】
Warner Classics(旧EMI音源)
カテゴリ : ニューリリース タワー限定 | タグ : SACDハイブリッド(クラシック) 高音質(クラシック)
掲載: 2017年06月27日 12:00