the HANGOVERS 『the portable terminus』
[ INTERVIEW ]
ロックの歴史をコラージュしたかのようなファースト・フル・アルバム『the hangovers, in your room』から約1年半――愛すべきロックンロール・クレイジーたちがニュー・アルバム『the portable terminus』をリリースした。ディグ精神全開だった前作から趣きを異にした本作は、よりソリッドに、よりポップに進化したバンド・サウンドの隙間に秘かなエモーションを潜ませた快作だ。
喪失感と孤独から目をそらさず、ブルーであることを引き受けたうえで見えたものとは何なのか? バンドの首謀者であり、ソングライターである1031(ヴォーカル/ギター)に話を訊いた。