特別編「課外活動:The Rootsライヴ・レポート@渋谷 O-EAST」
特別編「課外活動:The Rootsライヴ・レポート@渋谷 O-EAST」
夏休み特別編として行った東京・南青山のブルーノート東京でのJUJUのライヴ・レポートに続き、タワレコ女子ジャズ部の課外活動として、2013年12月19日(木)に渋谷O-EASTで行われたThe Rootsのライヴをレポート!
photo by Tsuneo Koga
【担当部員】 商品本部映像担当・幡野裕子 営業支援部・小高麻子 |
ライヴ当日は雨が降りしきり、雪に変わるという予報が出ていたくらい寒い夜でした。それでも会場の中は満員状態で熱気がすごかった!
2007年にもO-EASTでライブやってましたよね?
その時のファンが変わらずに観にきてそうな感じがしました。ゴリゴリのヒップホップファンというよりも落ち着いた音楽ファンといった印象。
ギュウギュウ詰めの客を前に、ブラック・ソ―トがラップで登場、そこから怒濤のステージがスタート。
ドラム、パーカッション、キーボード、チューバ(スーザフォン)、ギター、ベースによる大迫力の生演奏、そしてキレの中にも渋みを感じる超絶ラップに会場中が大熱狂。盛り上がる会場に応えるように最高のパフォーマンスが繰り広げられました。
バンドとしての演奏も素晴らしかったですが、各パートのソロやセッションも最高にかっこよかったです。
ドラムとパーカッションによる5分間以上にもおよぶ掛け合いは圧巻でした。時に激しく、時にやさしく。とにかく目が離せなかった!特にクエストラヴのドラムは鳥肌もので、軽~く叩いた(そう見える)ドラムから出る音色の繊細さと安定感は、「すごい!」の一言でした。(この日のクエストラヴはアフロではなく編み込みでした!)
スーザフォンのソロでは、渋谷の街中に響き渡っているんじゃないかっていうくらいの音と振動でした。むしろこの音届け!と思ったくらい。
全体的にバンド感が強いステージでしたが、キーボードソロではジャジーな雰囲気も味わえました。他にもカヴァー曲があったり、ゲスト登場(ZEEBRA)もあったりと盛りだくさんな内容でした。
あと、一番印象に残っているのが、メンバーが楽しそうに揃ってダンスしながら演奏している姿は、観ているこっちも楽しかったです。特にスーザフォンはステージをグルグル走り回ってましたね。ブルーノート東京の公演は一体どんな感じだったのでしょうか(笑)
スタートから途切れることなく2時間ノンストップで続いた、ある意味“ROCK”なステージは、<Party>を超えて<お祭り>でした。(終了後のファンサービスもあり、メンバーもゴキゲンのようでした)
間違いなく最高に楽しいライブステージでした!
- 前の記事: 第9回「今年、注目の人」
- 次の記事: 第8回「今年一番聴いたジャズ」
掲載: 2013年04月10日 00:00
更新: 2014年03月12日 14:30