第8回「今年一番聴いたジャズ」
第8回「今年一番聴いたジャズ」
【今月の担当部員】 広島店・岩見綾 (入社5年目、「お正月映画が楽しみです」) 営業支援部・小高麻子 (入社12年目、「ターナー展に行ってきました) 新宿店・油座友里恵 (入社8年目、「『半沢直樹』をいまだに繰り返し見てます」) |
岩見: 今年もあとわずか。「今年一番聴いたジャズ」をテーマに、1年を振り返ってみましょう。
小高: 年間チャートも発表されましたね。3位のホセ・ジェイムズは、今一番かっこいいジャズでしょ。ソウルフルな声で、R&Bとジャズの中間のようなサウンドもクール。
岩見: 1位と6位に入ったピアニスト、ロバート・グラスパーも彼の作品に参加してますね。
油座: 今年は、本国オランダで大人気の女性歌手、カロ・エメラルドが日本デビュー。『ザ・ショッキング・ミス・エメラルド』は古いアメリカのモノクロ映画を想像させちゃうレトロな感覚のエレクトロ・スイング・ジャズです。
小高: 女性歌手なら、ザラ・マクファーレンも『イフ・ユー・ニュー・ハー』で日本デビュー。出たばかりですが、ミステリアスで温かみもある歌声に魅了されました。
油座: ナタリー・デセイとミシェル・ルグラン・トリオの共演作『ミシェル・ルグランをうたう』も滑り込みでリリース。世界のオペラ・ファンを魅了したソプラノ歌手が、映画音楽の巨匠と共演なんて、ぜいたく。一気に私の今年ナンバー1です。
岩見: 私が今年一番聴いたのは、迷うことなくbohemianvoodoo『SCENES』。
小高: 10位にも、彼らの作品が入っていますね。
岩見: 「今かかっているの何?」と、お客様から数えきれないほどのお問い合わせがありました。老若男女問わず、たくさんの人の心に響いた作品です。1曲目の“Adria Blue”を初めて聴いた時の衝撃は忘れられません。
小高: 私も今年、連載の企画でJUJUさんのジャズ・ライヴに行けたことが忘れられないなあ。
岩見・油座: いいなあ~。
カロ・エメラルド“Tangled Up”
ザラ・マクファーレン“Police &Thieves”
bohemianvoodoo“Adria Blue”
- 前の記事: 特別編「課外活動:The Rootsライヴ・レポート@渋谷 O-EAST」
- 次の記事: 第7回「寂しい心を癒すジャズ」
掲載: 2013年04月10日 00:00
更新: 2014年03月12日 14:30