第5回「イケメン俳優に捧げるジャズ」
第5回「イケメン俳優に捧げるジャズ」
【今月の担当部員】 広島店・岩見綾 (入社5年目、最近見た映画は「風立ちぬ」) 総務部・横沢真里 (入社5年目、和菓子好き…オススメは日本橋「清寿軒」の栗饅頭) 広報室・高橋真理 (入社8年目、好物は果物…千葉・八千代産梨は今年も買いに行きました) |
岩見: 今月のお題は「イケメン俳優に捧げる」ですって。恥ずかしいけど妄想全開で行きましょう。私が好きなのは、くしゃっとした笑顔が素敵な向井理さん。
横沢: 私はスタイリッシュでダンディーな堤真一さんが大好き。役によって雰囲気がガラッと変わり、どんな設定にもはまる。感情移入してしまいます。
高橋: イケメン俳優といえば、ダニエル・クレイグ。ワイルドだけど知性も感じられ、粋でオシャレでスーツ姿も完璧、おまけに会話センスも抜群で……。
岩見: それ、完全に「007」のジェームズ・ボンド像ですよね?
高橋: そうかも……。でも、すてきなジャズは、映画のワンシーンを想像させますよね。カレン・ソウサ『ホテル・ソウサ』なんてまさにそう。アルゼンチン出身、妖艶でミステリアスなルックスの彼女が、ダニエル・クレイグの隣でささやくようにムーディに歌っていたら。完璧なシーンでしょ。
岩見: 私も妄想しちゃいます。昔、バーの店長だった向井さんだったら、フランス人の若手ピアニスト、グレゴリー・プリヴァの『Ki Kote』を流していそう。夏ピッタリのトロピカル・ジャズ。ペトルチアーニ好きにオススメの美しく華麗な旋律を聴きながら、ワインを差し出してくれたなら…。
横沢: 妄想がきわめて個人的なので、映画に戻しましょう。ダンディーな堤さんには、英国のダンディーな歌手、ブライアン・フェリーがお似合いです。ロック歌手の彼がザ・ブライアン・フェリー・オーケストラ名義で出したジャズ作品『ザ・ジャズ・エイジ』は、大人の社交界を連想させる1枚です。収録曲の“ラヴ・イズ・ザ・ドラッグ”は、新録ヴァージョンで映画「華麗なるギャツピー」のサウンドトラックに提供されています。
高橋: 私もピアノの大ベテランの作品を。チック・コリア『トリロジー』は、クリスチャン・マクブライドとブライアン・ブレイドという最強のリズム・セクションとの究極のライブ。トリオによるアグレッシブでスリリングな演奏が、クールだけど熱さを感じさせるダニエル・クレイグと重なります。
岩見: みんな大人の世界ですね。“オシャレ女子必聴盤”も用意してたのですが、ちょっとテンションが違ってかなあ? また今度にします…。
こちらもオススメ!
George Shearing『アット・ホーム』
ダンディな堤真一さんに似合う音楽。英国紳士ジョージ・シアリング『アット・ホーム』。美しい曲の数々に洗練された大人の上品さを感じます。美しいグランドピアノと、暖炉のあるあたたかいリビングルームで録音をしたというお話もまた素敵です。
Immigrant's Bossa Band『NEWDAY』
一緒に聴いてほしい!という妄想全開でセレクトしました。くしゃっとした笑顔が素敵な向井理さん。Immigrant's Bossa Band『NEWDAY』。ファンキーでありながらメロウ。オシャレでスタイリッシュな雰囲気にぴったりだと思うのです。オシャレ女子はこれ必聴ですよ!
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掲載: 2013年04月10日 00:00
更新: 2014年03月12日 14:30