「山と海の音楽特集」
KAJIMOTO「SUMMER 2014! NATSU NO OMOIDE FEELING」とタイアップした「山と海の音楽特集」です。2014年11月に来日するローマ聖チェチーリア管弦楽団が演奏するリヒャルト・シュトラウスの『アルプス交響曲』、10月に来日するケント・ナガノ指揮モントリオール交響楽団が演奏するドビュッシーの『海』を中心として、山と海にまつわる音楽と、そのオススメCDをご紹介します。(タワーレコード)
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「山にまつわる音楽」
R.シュトラウス:アルプス交響曲
生誕150年を迎えたドイツの作曲家、リヒャルト・シュトラウスが1915年に完成した作品。日の出とともに山登りをはじめ、森や草原を抜け、山の牧場を通り、山頂に登り、嵐にあい、下山をはじめ、日没を迎え、夜に登山を終えるまでを150人に及ぶ大オーケストラで描写した、演奏時間約50分の壮大な交響曲です。
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ダンディ:フランスの山人の歌による交響曲
フランスの作曲家、ヴァンサン・ダンディが1886年に作曲した交響曲。ダンディがセヴェンヌ地方の山岳地帯で聞き覚えた親しみやすい民謡がテーマとなっている全3楽章、演奏時間約30分の交響曲です。交響曲としては珍しくピアノが活躍する作品です。
フランスの山人の歌による交響曲:おすすめCD
カントルーブ:オーヴェルニュの歌
フランスの作曲家でダンディの弟子のジョゼフ・カントルーブが、1923年から1930年にかけて、オーヴェルニュ地方の民謡を管弦楽伴奏歌曲に編曲したもの。羊飼いや貧しい農民をテーマとした素朴ながら魅力的な民謡を、色彩豊かなオーケストラで包み込んだ名作です。
オーヴェルニュの歌:おすすめCD
「海にまつわる音楽」
ドビュッシー:交響詩『海』
フランスの作曲家クロード・ドビュッシーが1905年に作曲した管弦楽曲。刻々と変化する海の情景を表現した、3つの楽章からなる標題音楽です。初版スコアの表紙に、葛飾北斎の浮世絵、冨嶽三十六景「神奈川沖浪裏」が使用されたことでも知られています。
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チュルリョーニス: 交響詩『海』
リトアニアの画家、作曲家のミカロユス・チュルリョーニスが1907年に作曲した管弦楽曲。ショパンやグリーグに通じる東欧的なほの暗いロマンティシズムを、甘美なメロディと重厚なオーケストレーションで包み込んだ魅力作です。
チュルリョーニスの海:おすすめCD
ヴォーン=ウィリアムズ:交響曲第1番『海の交響曲』
イギリスの作曲家、レイフ・ヴォーン=ウィリアムズが1910年に完成した合唱付きの交響曲。第1楽章「あらゆる海、あらゆる船に捧げる歌」、第2楽章「海辺にて、夜に独り」、第3楽章「波」、第4楽章「冒険者たち」のタイトルが付き、海の物語を壮大に歌い上げています。
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カテゴリ : ニュース
掲載: 2014年08月20日 11:30