古楽・バロック
新イタリア合奏団&グリエルモ、工藤重典/ヴィヴァルディ:四季、海の嵐、ほか
ヴィヴァルディの傑出した作品が並ぶ、新イタリア合奏団の注目の新録音。老舗合奏団による21世紀の「四季」は瑞々しく斬新。進取の気概溢れるF.グリエルモの独奏ヴァイオリンはもとより、名手D.カンタルピの即興性に富んだテオルボなど聴き所が満載です。後半の「海の嵐」「ごしきひわ」では工藤重典の清々しいフルートが流麗に歌います。(マイスター・ミュージック)
(2024/04/10)
CPO レーベル~2024年5月発売新譜情報(6タイトル)
今回は管楽作品で知られるライヒャの室内楽作品集に、18世紀に活躍したリコーダーの名手シックハルトの6つのソナタ、テレマンがハンブルクの音楽監督に就任した際の演奏会を再現したアルバム、テレマンと同時代の作曲家ハイニヒェン、初期のドイツ語カンタータ集などCD6タイトルがリリースされます
(2024/04/09)
バンジャマン・アラール『J.S.バッハ:鍵盤のための作品全集Vol.9~ケ-テン、1717-1723~幸福なとき~』(2枚組)
新世代を代表するチェンバロ・オルガン奏者、バンジャマン・アラールによるバッハのシリーズ、第9巻の登場です。有名な“半音階的幻想曲とフーガ BWV 903”をはじめ、“イギリス組曲 第3番、第5番、第6番”に、オケパートは総勢5名(ヴァイオリン2、ヴィオラ1、通奏低音1、フルート)で演奏された“ブランデンブルク協奏曲第5番”まで、アラールの雄弁なチェンバロが華麗に響き渡る充実の内容です
(2024/04/04)
ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレ/オラーツィオ・ヴェッキ:シエナの夜会(ヴェ ネツィア、1604年)(2枚組)
2017年にレコード・アカデミー賞を受賞した“ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレ”の久々の新録音が登場!“マドリガル・コメディ”で知られるイタリア・後期ルネサンスの作曲家、オラーツィオ・ヴェッキの晩年の作品を歌います
(2024/04/04)
ラ・フォンテヴェルデ/ルカ・マレンツィオ:四声のマドリガーレ
鈴木美登里が中心となり2002 年に結成されたラ・フォンテヴェルデ。16~17 世紀初頭イタリアの作品を中心に積極的な演奏活動を行う、マドリガーレ・アンサンブルです。当アルバムではルネサンス音楽最後期の優れたマドリガル作曲家ルカ・マレンツィオの四声のマドリガーレを収録しています。甘美な音を紡いだ天才で、作品にはルネサンスの香りが漂っています。リュートの調べとともに歌われるマレンツィオの世界をお楽しみください
(2024/04/03)
レイチェル・ポッジャー&ブレコン・バロック『取り戻されたミューズ ~英国バロックの室内楽』
レイチェル・ポッジャーによる、17~18世紀初頭の英国室内楽を集めた充実プログラム。ヘンデルのソナタに始まり、スコットランドやアイルランドの伝承音楽にも触れながら、徐々に18世紀へと年代を追って英国音楽の変化を辿ります。ガンバ奏者の市瀬礼子や、ルネサンス・バロック2種のリュートを使いこなす撥弦奏者エリザベス・ケニーなども参加
(2024/04/02)
ファビオ・ビオンディ/ルーマン:無伴奏ヴァイオリンのための7つのアッサッジョ
ファビオ・ビオンディがバロック期のスウェーデンの作曲家にして名ヴァイオリン奏者ユーハン・ヘルミク・ルーマンの“無伴奏ヴァイオリンのための7つのアッサッジョ”を録音。瞑想的なハ短調 BeRI 310、舞曲のような様相かつ超絶技巧もみられるハ長調 BeRI 303 など、ルーマンのイマジネーションの豊かな結晶のようなそれぞれの楽曲を、ビオンディはいつくしむように奏でます
(2024/04/02)
クリストフ・ルセ&レ・タラン・リリク/チマローザ:歌劇《オリンピーアデ》(2枚組)
イタリア・オペラ作曲家たちの復権に尽力するクリストフ・ルセ率いるレ・タラン・リリクは今回、チマローザの巨匠メタスタージオの有名台本を用いて作曲されたオペラ・セリア《オリンピーアデ》を全曲収録、その類稀なるメロディセンスと絶妙なドラマ展開の魅力を18世紀当時の魅力そのままに伝えます
(2024/03/29)
アラルコン&カペラ・メディテラネア『レオナルド・ガルシア・アラルコン編曲:《シチリアの恋》』~声楽曲を再構成して一編のオペラに仕立て上げる新作パスティッチョ
古楽指揮者レオナルド・ガルシア・アラルコンが新たに臨んだのは、17~18世紀の作曲家たちが残した知られざる声楽曲を再構成して一編のオペラに仕立て上げるという新作パスティッチョの試み。スペインやオスマン帝国など大国に翻弄されてきた南イタリアやマルタに手稿譜などで残る楽曲を入念に並べ直し、昔日のシチリアを舞台に繰り広げられる起伏豊かな恋と裏切りの物語を織り上げます
(2024/03/29)
シュネーベリ&オルケストル・レ・トン・プレゾン/シャルパンティエ:音楽悲劇《ダヴィデとヨナタン》(2枚組)
シャルパンティエの宗教的悲劇「ダヴィデとヨナタン」。この録音は、フランスのバロック音楽を研究し普及させるための組織ヴェルサイユ・バロック音楽センターの肝いりのプロジェクトであることと、当時のイエズス会の状況をふまえて、男声(ヨナタンは女性ソプラノ)と児童合唱で歌唱陣を構成しているという点で、他とはまた一線を画した特別なものとなっております
(2024/03/29)
シモーネ・ラムスマ&カンディダ・トンプソン『ペルト、バッハ 作品集』
オランダに生まれイギリスで学んだヴァイオリニスト、シモーネ・ラムスマと、イギリス生まれのカンディダ・トンプソンによる、ペルトとバッハの作品を集めたアルバム。その強いつながりを示す「コラージュ」では、ペルト初期の動きのある作風でBACH主題が変容されてゆきます。そしてティンティナブリ様式による2つの作品とバッハの作品では、どちらも根底に祈りが流れているのを感じることが出来るでしょう
(2024/03/27)
ヤクブ・ユゼフ・オルリンスキ/グルック:歌劇“オルフェオとエウリディーチェ”全曲
オルフェオはヤクブ・ユゼフ・オルリンスキにとって代表的な役で、サンフランシスコ、パリ、そして故郷ワルシャワの舞台でこの役を演じています。ワルシャワで録音されたこの作品ではアンサンブルにステファン・プレフニャク指揮イル・ジャルディーノ・ダモーレを起用。オルリンスキはこの録音で、プロデューサー、キャスティング、ディレクター、そしてステファン・プレフニャクとの共同芸術監督として務めています。1762年ウィーン初演版を使用
(2024/03/22)
シュテーグナー、トゥルネン、ライネ/J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲(ヴィオラ、チェロ&コントラバス三重奏版)
ベルリン・フィルのマルティン・シュテーグナーとエスコ・ライネ、ベルリン・コンツェルトハウス管のタネリ・トゥルネンが、新たなる弦楽三重奏版のバッハ「ゴルトベルク変奏曲」を録音。シトコヴェツキーの名アレンジをベースに「ヴィオラ、チェロ、コントラバス」の三重奏用に移調しています
(2024/03/22)
ラザレヴィチ&レ・ミュジシャン・ド・サン・ジュリアン『17世紀フランス宮廷の歌曲と舞曲』
フランソワ・ラザレヴィチ&レ・ミュジシャン・ド・サン・ジュリアンの新録音は、フランス17世紀のエール・ド・クール(宮廷歌曲)を中心に、当時のフランス文化を牽引したフランス王ルイ14世宮廷の舞曲を数多く盛り込んだプログラム。独唱にはジュリー・ロゼ、リュシル・リシャルドが参加
(2024/03/21)
ライツェ&聖トーマス教会合唱団、ベルリン古楽アカデミー/J.S.バッハ:ヨハネ受難曲(1724年初稿版)(2枚組)~「ヨハネ受難曲」初演300周年記念!
初演からちょうど300年にあたる2024年、“初演者”である聖トーマス教会合唱団と、2021年9月にJ.S.バッハ以後第18代目のカントルに就任したアンドレアス・ライツェが「1724年初稿版」のレコーディングをリリース!演奏形態も歴史的な慣例に従い、トーマス教会のオルガンの周りに演奏者を配置して行われました。300年の時を経て甦る初演当時の響きをお楽しみください
(2024/03/15)
アントニーニによるハイドン交響曲全曲録音第15巻はバーゼル室内管との『王妃』~交響曲第50番、第62番、第85番
2032年の作曲家生誕300周年に向け、100曲以上が現存しているハイドンの交響曲の全てを録音してゆくジョヴァンニ・アントニーニのHAYDN 2032プロジェクト。第15巻はナチュラル金管やティンパニが華やかに活躍する第50番、全楽章が同一調による異色の第62番、そしてフランス王妃マリー=アントワネットが愛したという逸話で知られる第85番というハイドン40~50代の充実作3曲を収録
(2024/03/14)
鈴木雅明&バッハ・コレギウム・ジャパン/J.S.バッハ:声楽曲集(78SACDハイブリッド)~秘蔵・初出音源も収録!完全限定生産!
【タワー初回封入特典】日本語曲目、演奏者、録音データを含むトラックリスト表(A4二つ折り:6枚予定)付。J.S.バッハの作曲および編曲の声楽曲を収録。カンタータはもちろんのこと、マタイ受難曲(2019年録音)、ヨハネ受難曲(1998年録音)、マニフィカト、クリスマス・オラトリオ、モテット、その他宗教曲もすべてSACDハイブリッド仕様。今回のボックスでは、日本独自企画として2019 年末にリリースした「J.S. バッハ:合唱曲全集」(廃盤)には収録されていない秘蔵音源および2022年に収録された最新初出音源が収められています
(2024/04/11)
プルハー&ラルペッジャータ『ワンダーウーマン』~17世紀の女性作曲家たちへのオマージュ
『ワンダーウーマン』は、17世紀の、夫の陰に自分の才能を隠したり、あまりにも早くキャリアを諦めなければならなかった、才能ある女性作曲家たちへのオマージュとして制作されたアルバム。クリスティーナ・プルハーは、南米とイタリアの伝統的な音楽からインスピレーションを得ており、並外れた、強く、勇敢でありながらも悲しい女性についての物語を伝える曲を探しました。象徴的なのがアルバム1曲目のメキシコの歌「ラ・ブルーハ」(魔女)です
(2024/03/11)
ヤコブ・リンドベルイ/ロベール・ド・ヴィゼ:テオルボのための独奏曲集(SACDハイブリッド)
ヤコブ・リンドベルイがロベール・ド・ヴィゼのテオルボのための独奏曲を録音しました。当演奏には現代の名工マイケル・ロウが17世紀初頭に製作された大型楽器のレプリカを使用。17~18世紀のフランス宮廷音楽に合わせ、現代のコンサート・ピッチより1音低い392Hzに調弦されています
(2024/03/07)
ブランシャール、サルトル&レゾンブル/デトゥーシュ:音楽悲劇《テレマークとカリプソ》(2枚組)
1714年パリの王室音楽アカデミー劇場(オペラ座)で初演された《テレマークとカリプソ》。ブランシャール、サルトル&レゾンブルによる、再評価目覚ましいデトゥーシュの真髄に触れられる全曲録音です。表題役のドリュエとロンドピエールを筆頭に、ハスナア・ベナニやエマニュエル・ド・ネグリら存在感ある歌手が揃います
(2024/03/06)