現代音楽
ベルトラン・シャマユ『レター(ズ)・トゥ・エリック・サティ』~サティとケージへのトリビュート
ベルトラン・シャマユによるこのアルバム『Letter(s) to Erik Satie』では、1866年ノルマンディー生まれのエリック・サティ、そして1912年ロサンゼルス生まれのジョン・ケージという、特異で、革新的で、影響力のある2人の作曲家に敬意を表しています。サティの「ジムノペディ」や「グノシエンヌ」などがこのアルバムの主軸となっており、ジョン・ケージの作品と共存しながら、まったく違和感無く、互いに深い愛情を抱きあうように展開していきます
(2023/09/22)
オラモ&BBC響/『バツェヴィチ:管弦楽作品集 Vol.1』~交響曲第3番&第4番、序曲(オーケストラのための)(SACDハイブリッド)
サカリ・オラモと首席指揮者を務めるBBC交響楽団が、20世紀のポーランドの女流ヴァイオリニスト&作曲家、グラジナ・バツェヴィチの管弦楽作品集録音をスタート!第1弾となる本アルバムでは、ポーランドの歴史上、最も悲劇的な時代でもあった1943年から1953年にかけて作曲された3つの作品(交響曲第3番&第4番、序曲(オーケストラのための))を収録
(2023/09/21)
『未来に伝える三善晃の世界 I, II, III』(2枚組)~初CD化2曲収録!
三善晃の厳しい音楽世界を未来に伝えるために『三善音楽を未来に伝える会』が主催する演奏会シリーズ『未来に伝える三善晃の世界』から、I(2015), II(2017), III(2021) のライヴ録音を収録。新しい世代の演奏家が三善音楽に新しい息吹を吹き込んでいる。「花骨牌」、「子守歌」は初のCD化。(コジマ録音)
(2023/09/20)
高橋アキ『佐藤聰明:橋(I~V)』~高橋アキに献呈された連作ピアノ曲
佐藤聰明が幼いころに聞いた宮城に伝わる民話に由来する連作ピアノ曲「橋」は、2000年より8年に渡り全5曲が作曲され、高橋アキに献呈されました。佐藤聰明のデビュー直後から彼の作品を弾き続ける高橋アキの依頼により生まれた「橋」の全曲を、2023年4月にセッション録音により収録しました
(2023/09/15)
クロノス・クァルテット結成50周年記念『パフォームズ・フィリップ・グラス』140gアナログLP盤
クロノス・クァルテット結成50周年を記念し、LPでリリースされなかった名盤として選盤し、初のアナログLP盤として、数量限定生産発売いたします。イタリアのアーティスト、フランチェスコ・クレメンテによるカバーアートによるこのアルバムは、フィリップ・グラスとクロノス・カルテットの両方のベストセラーの1つであり、ワシントンポスト紙は、このレコードを「作曲家と演奏者の理想的な組み合わせ」と表現しています
(2023/09/08)
新作委嘱多数収録!ヴィオラ奏者、戸川ひより~『子供たちよ!』(SACDハイブリッド)
日本とオーストラリアをルーツにもつヴィオラ奏者、戸川ひよりの新録音は「子供」をコンセプトにした『Children!(子供たちよ!)』。細川俊夫、ヨハンナ・ドーデラー、大島ミチル、カレヴィ・アホ、ギティ・ラザズ、マルト=マティス・リルなど新作委嘱多数収録!
(2023/09/08)
Naxos~2023年10月第1回発売新譜情報(5タイトル)
今回はヴィト&ノールショピング響によるペンデレツキの“交響曲第6番「中国の歌」”&ダヴィッド・ゲリエがソロを務めた“トランペット協奏曲”、アルメニアのヴァイオリンとピアノのための小品集、シューベルトのピアノのための舞曲集、サルデッリが指揮するリュリの歌劇《アシスとガラテア》のCD、、ヴァサーリ・シガーズが歌うクリスマス合唱曲集のCD5タイトルがリリースされます
(2023/09/06)
ノルウェーのコンポーザー・ピアニスト、オラ・イェイロによる新作合唱作品集!『Dreamweaver』
ノルウェー生まれのコンポーザー・ピアニスト、オラ・イェイロによる、”Winter Songs”以来6年ぶりの新作合唱作品集です。今回は最新作2曲”The Road”と”Dreamweaver”を収録。”Dreamweaver”はアメリカの詩人、チャールズ・アンソニー・シルヴェストリによるテキストで、ダンテの『神曲』と多くの共通点を持つ壮大なバラード、よく知られたノルウェーの中世の民俗詩「Draumkvedet」に基づいています
(2023/09/06)
テリー・ライリー 待望の新譜は小淵沢での録音!『Terry Riley STANDARDⓈAND-Kobuchizawa Sessions #1-』
『A Rainbow in Curved Air』 『in C』などの代表作で知られる巨匠Terry Riley(テリー・ライリー)は現在日本在住。待望の新譜は、’20 年初春来日直後、まだ移住を決める前の山梨県小淵沢での録音。JAZZ スタンダードとオリジナル楽曲で構成され、緻密かつ繊細なピアノとサイケなシンセサイザーの幅広いサウンドで彩られた本作は、「即興演奏家」としての彼の本質を鮮明に記録した名盤誕生!
(2023/09/21)
エラス=カサド&ロイヤル・ストックホルム・フィルによるヤコブ・ミュールラッド:REMS
スウェーデンの現代作曲家ヤコブ・ミュールラッド(1991-)。ロイヤル・ストックホルム・フィルによる委嘱作品“REMS”は、ユダヤ教における『睡眠』からインスピレーションを受け、四分音を使用した新しい音楽の世界。カップリングのバロック・チェロのための“Maggid”は、“REMS”のテーマとモチーフの一部となっており、大規模なオーケストラに埋め込まれた調性とリズミカルなメロディーのアイデアが先取りされています
(2023/09/01)
カルテット・アロドの新録音!ラヴェル、ドビュッシー、アタイール:弦楽四重奏曲集(ボーナスDVD付)
2023年に結成10周年を迎えたカルテット・アロド。ラヴェル、ドビュッシーの名弦楽四重奏曲に、フランスの若手作曲家バンジャマン・アタイールがカルテット・アロドに捧げた作品で、2017年に初演された“アル・アスル”を収録。ボーナスDVDにはブルーノ・モンサンジョン監督による『Ménage à quatre』と題されたカルテット・アロドに関するドキュメンタリーが収録されています(日本語も含め字幕は付いておりません)
(2023/09/01)
『シルヴァン・カンブルラン SWR名演集』(10枚組)~カンブルラン75歳記念!初出音源多数!
1999年から2011年までバーデン=バーデン・フライブルクSWR交響楽団の常任指揮者を務めたシルヴァン・カンブルランの75歳を記念して、SWRのアーカイヴから初出音源多数を含む10枚組ボックスが登場。20世紀音楽ファン必聴と言えそうな内容です
(2023/08/30)
レイチェル・バートン・パイン/ショスタコーヴィチとメニーアン(1976-)によるハードコアなヴァイオリン協奏曲集
シカゴ生まれのヴァイオリニスト、レイチェル・バートン・パインは10代でヘヴィメタルに目覚めたという一面も持っており、ヘヴメタ・スピリットに通じる闘争や反抗の精神の感じられる2曲をカップリング。メニーアンはヴァイオリニスト、アレンジャーとしても活躍する作曲家。メタル、ハードコア、クラシックの要素を融合した彼の音楽は、メタリカのベーシスト、ロバート・トゥルヒーヨも称賛しています。アルバム・タイトルの「Dependent Arising」は仏教用語の「縁起」の英訳です
(2023/08/29)
生誕100周年!アダム・コシミェヤによるシメオン・テン・ホルト:カント・オスティナート
2023年に生誕100周年を迎えたオランダの作曲家シメオン・テン・ホルトによる、伝説的なミニマル・ミュージックの傑作“カント・オスティナート”。オリジナルは4人のピアニストのために書かれた“カント・オスティナート”を、この録音では、ホルトの出版社ドネムス社との協力のもと、コシミェヤがソロ・ヴァージョンとして録音に挑んでいます
(2023/08/25)
リコーダー奏者、中村栄宏と鍵盤奏者、川口成彦の共演!『心の色 ~ カルディーニ:リコーダー作品集』
アムステルダム音楽院を首席で卒業!異色の経歴を持つ次世代のリコーダー奏者、中村栄宏によるイタリアの現代作曲家フルヴィオ・カルディーニのリコーダー作品集。第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール第2位に輝いた川口成彦との共演です。国内仕様盤には、オリジナルのブックレットに加えて、演奏者書き下ろしの特別ライナーノーツ付き
(2023/08/24)
“夜明け”は世界初録音!ストゥールゴールズ&BBCフィル~ヴァインベルク:交響曲第12番、夜明け
ヨン・ストゥールゴールズ&BBCフィルハーモニックの新録音は、近年再評価が著しいミェチスワフ・ヴァインベルク。長年親交を結んだショスタコーヴィチに捧げられた“交響曲第12番 《ショスタコーヴィチの思い出に》”に、ヴァインベルク生前には演奏された記録は残っておらず、録音としてはこのアルバムが世界初録音となる“夜明け Op.60”を収録
(2023/08/24)
Naxos~2023年9月第2回発売新譜情報(5タイトル)
今回はアルゼンチンで活躍した作曲家エドゥアルド・グラウの協奏曲集に、ピューリッツァー賞を受賞したアメリカの作曲家、ジョン・ハービソンのピアノ作品集、小説家としても知られるアンソニー・バージェスのギター四重奏曲全集、ナポリ楽派の一員、サッキーニのオラトリオ『聖フィリッポ・ネリの富の放棄』など世界初録音を含むCD5タイトルがリリースされます
(2023/08/17)
カリユステ&タリン室内管によるトルミス:Reminiscentiae
エストニアの作曲家ヴェリヨ・トルミス(1930-2017)。ECMからトヌ・カリユステ&タリン室内管弦楽団による作品集が登場。4つの管弦楽ツィクルス“Reminiscentiae”をメインに、カリユステが45年前に委嘱した“The Tower Bell in My Village”など収録
(2023/08/11)
ベンヤミン・シュミット弾き振り!『ジャズ・ヴァイオリン・コンチェルト』~ベルガー、グルダ、ハンク
このアルバムでは、ベンヤミン・シュミットがスウェーデンの室内オーケストラ「ムジカ・ヴィーテ」と共に、オーストリアの3人の作曲家のジャズ・コンチェルトを演奏。シュミットのために書かれたザビーナ・ハンクの“見捨てられた天使のための3つの歌”、フリードリヒ・グルダの“ウィングス=翼”、オリジナルはクロマティック・ハーモニカの独奏部を今回の録音のためにヴァイオリンへとアレンジしたヘルベルト・ベルガーの“メトロポール組曲”を収録
(2023/08/09)
ナタリヤ・トカチェンコが作曲家ファジル・サイのピアノ作品集を録音!
ドイツの現代音楽専門レーベル「Neos」から、トルコ出身のピアニスト兼作曲家ファジル・サイのピアノ作品集が登場!ウクライナ出身のピアニスト、ナタリヤ・トカチェンコによる演奏で、2018年に作曲した“トロイ・ソナタ”を中心に、“3つのバラード”“ブラック・アース”を録音。作品によって、スタインウェイ D-274とスタインウェイ O-180の2種類のピアノを弾き分けています
(2023/08/08)