現代音楽
初録音!バセム・アキキ&モネ交響楽団によるフィリップ・ブスマンス最後のオペラ“かわいい我が子に下剤を!”
2022年4月に亡くなったベルギーの作曲家フィリップ・ブスマンス(1936-2022)。彼が最後に残した作品が今回初録音となったナンセンス喜劇《かわいい我が子に下剤を!》。ジャン=セバスティアン・ブ、ジョディ・デヴォスといった、フランス・オペラ界を牽引する歌手たちが素晴らしい演技と歌唱で作品を彩ります
(2023/08/02)
コルネリウス・マイスター&ウィーン放送響による2017年ライヴ!ヘンツェ:オラトリオ“メデューサの筏”
ハンス・ヴェルナー・ヘンツェが1967年に作曲した2人のソリストと語り手、大合唱団とオーケストラのためのオラトリオ“メデューサの筏”。過激な演出に反対した人々が乱闘騒ぎを起こしたために1963年の初演の上演が中止されてしまい、結局1971年まで初演が行われることのなかった問題作です。このアルバムには作曲から50年目に行われた演奏会形式上演のライヴを収録
(2023/08/01)
〈タワレコ限定・高音質〉Definition Series第58弾 フリューベック・デ・ブルゴス~“カルミナ・ブラーナ”、プレヴィン~トゥーランガリラ交響曲
今回は旧EMIレーベルによる'60年代と'70年代の超優秀録音の2点を取り上げます。両者ともアナログ録音の優秀さと演奏としての素晴らしさを兼ね備えており、年代やエンジニアは異なりますがそれぞれの時代の録音に対しての考え方や傾向が良く出ている音源です。いずれもオーケストラの編成が通常時よりも大きく特殊楽器等も含むため収録やバランスの難しさが伴うとは言え、当時の一般的な水準をはるかに超えるクオリティで録音が残されていたということに驚きます
(2023/07/27)
ストゥールゴールズ&ベルゲン・フィルによるペア・ヌアゴー:3つの夜の楽章、交響曲第8番、森の空き地(SACDハイブリッド)
デンマークを代表する現代作曲家のひとり、ペア・ヌアゴー(1932-)。2022年、90歳を迎えました。今作ではヨン・ストゥールゴールズ指揮、ベルゲン・フィルがオーケストラ作品を録音しました。“交響曲第8番”に、ベルゲン国際フェスティヴァルからの委嘱作であるヴァイオリン、チェロと管弦楽のための“3つの夜の楽章”、弦楽オーケストラのために書かれた“森の空き地”の3作品を収録
(2023/07/25)
エドガー・モロー/ヴァインベルク&デュティユー:チェロ協奏曲 ~ロストロポーヴィチのために書かれた作品集
エドガー・モローは、WDR交響楽団と指揮者のアンドリス・ポガとともに、《ヴァインベルク:チェロ協奏曲》と《デュティユー:遥かなる遠い国へ》を録音しました。どちらも偉大なるチェリストのムスティスラフ・ロストロポーヴィチによって、ヴァインベルクは1957年にモスクワで、デュティユーは1970年エクス・アン・プロヴァンス音楽祭で初演されました。ワーナーミュージック・ジャパン取り扱い輸入盤のみ、日本語解説・日本語帯付き
(2023/07/21)
フィンランドを代表する作曲家カレヴィ・アホ:リコーダー、テナー・サクソフォーン、アコーディオンのための協奏的作品集(SACDハイブリッド)
フィンランドを代表する作曲家カレヴィ・アホの、リコーダー、テナー・サクソフォーン、アコーディオンの協奏曲を録音!バス・リコーダーからソプラニーノまで、ソリストが4種類のリコーダーを持ち替える“リコーダーと室内管弦楽のための協奏曲”、“テナー・サクソフォーンと小管弦楽のための協奏曲”、“アコーディオン・ソナタ第1番”を改作した“アコーディオンと弦楽のための協奏的ソナタ”を収録
(2023/07/20)
世界初録音!ギル・ローズ&ボストン・モダン・オーケストラ・プロジェクト~コリリアーノ:歌劇《叫びの主》(2枚組SACDハイブリッド)
コリリアーノ待望の新作委嘱オペラ登場!ボストン・モダン・オーケストラ・プロジェクトとギル・ローズが委嘱した、ジョン・コリリアーノ作曲、マーク・アダモ脚本の歌劇《叫びの主》が世界初録音で登場します。PENTATONEレーベルが誇る技術チームによる録音で、DSDレコーディング技術で収録されたマルチチャンネル対応の極上の高音質録音を楽しむことができます
(2023/07/20)
大友直人&東京交響楽団『早坂文雄の軌跡』~“羅生門”、“ムクの木の話”、交響的組曲“ユーカラ”を収録!
東京交響楽団公演「現代日本音楽の夕べシリーズ 第18回 早坂文雄 没後60年コンサート」。早坂文雄の没後60年にあたる2015年10月に開催された本公演では、黒澤明監督作品『羅生門』の映画音楽《真砂の証言の場面のボレロ》をはじめ、《交響的童話「ムクの木の話し」》、《交響的組曲「ユーカラ」》、これらの早坂文雄が遺した重要な作品が演奏されました。東京交響楽団より提供された音源を、繊細かつエネルギッシュなハイクオリティサウンドでのCD化を実現!
(2023/07/19)
原田慶太楼、鈴木優人、藤岡幸夫、山田和樹『NEW CLASSICS by 4 CONDUCTORS』~オーケストラの新作発信プロジェクト始動!
クラシックの世界は、近年、オーケストラの定期演奏会などでも、積極的に新しい作品を取り上げる動きが出てきています。そのような状況の中で、クラシック音楽の魅力を、様々な形で発信しつづける、藤岡幸夫、山田和樹、鈴木優人、原田慶太楼という、クラシック界を牽引する4人の指揮者が協力して、オーケストラの新作を生み出す場を創る画期的プロジェクト「ニュークラシック プロジェクト」がスタートしました。第一弾として、4人が選んだ4作品がCD化されます
(2023/07/19)
ユーハン・ダーレネによる20世紀ヴァイオリン作品集!『ステンドグラス』(SACDハイブリッド)
2022年にグラモフォン誌の「ヤング・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」を受賞した、世界から注目されているスウェーデンのヴァイオリニスト、ユーハン・ダーレネ。BISレーベル第4弾は、ペルトの“フラトレス”にはじまり、ラヴェルの“ヴァイオリン・ソナタ ト長調”、リリ・ブーランジェの“ノクターン”、プロコフィエフの“ソナタ第2番”、そしてポーランドのグラジナ・バツェヴィチの小品をプログラム
(2023/07/19)
ラ・タンペートによるバッハとミニマル、インプロヴィゼーションの出会い!『バッハ・ミニマリスト ~J.S.バッハ、グレツキ、アダムズ』
シモン=ピエール・ベスティオンが2015年に結成したラ・タンペート。J.S.バッハのチェンバロ協奏曲から、グレツキ、ジョン・アダムズなど、弦楽合奏を中心としたアルバムをリリース。チェンバロは、指揮者ベスティオンの弟でアンサンブル・レ・シュルプリーズの共同主宰者でもあるルイ=ノエル・ベスティオン・ド・カンブラが担当しています
(2023/07/11)
Naxos~2023年8月第1回発売新譜情報(4タイトル)
今回はピューリッツァー賞とグラミー賞受賞、アメリカで最も注目される作曲家ジェニファー・ヒグドンの協奏曲集に、エネスクの初期室内楽作品集、ポーランド歌劇の父、モニューシュコの歌劇“パリア”、中国のギター作品集の世界初録音を含むCD4タイトルがリリースされます
(2023/07/07)
世界初録音!自作自演!タン・ドゥン&リヨン国立管によるタン・ドゥン:仏陀受難曲(2枚組)
タン・ドゥンの世界初録音となる"仏陀受難曲”がデッカからリリース!巨大な合唱団、大編成のオーケストラ、6人の打楽器奏者、民族音楽の歌手を含む多くのソリストたち、伝統的な中国の楽器とダンシング・ピーパの演奏者が関わったこの記念碑的な作品は、古代の洞窟の壁画から生まれた"仏教徒の"受難曲です
(2023/06/30)
キングズ・シンガーズの新録音!『ワンダーランド ~リゲティ生誕100周年と久石譲、木下牧子、イェイロ、ビンガム、パターソン他の委嘱作品集』
2018年に結成50周年を迎えた男声ア・カペラ・グループ、キングズ・シンガーズ。本アルバムでは、2023年に生誕100周年を迎えるリゲティの作品を中心に、キングズ・シンガーズの55年の歴史の中で、音楽的なストーリーテリングと喜びにあふれた委嘱作品を厳選。2022年12月の来日公演でも取り上げた、久石譲の“I was there”、木下牧子の“あしたのうた”も収録
(2023/06/22)
ムーティ&シカゴ交響楽団!『コンテンポラリー・アメリカン・コンポーザーズ』~モンゴメリ、ライミ、グラス
ムーティ指揮、シカゴ交響楽団による最新盤は、現代アメリカの作曲家による作品集。ジェシー・モンゴメリとマックス・ライミの作品はシカゴ響の委嘱作品で世界初演&初録音。フィリップ・グラスの“交響曲第11番”は2017年の作品で、ムーティにとって初めてのグラス作品です
(2023/06/22)
クロノス・クァルテット『アフリカン・アルバム<限定盤>』140gアナログLP盤としてアンコール・リリース
世界で最も愛され、最も影響力を持つ弦楽四重奏団「クロノス・クァルテット」。2016年レコード・ストア・デイ用として一部で限定発売されたアナログLP盤、1990年録音のアフリカン・アルバム(Pieces of Africa)を、結成50年記念として、140gアナログLP盤として数量限定生産アンコール・リリース!
(2023/06/16)
一部世界初録音!カンブルラン、ポマリコ&ケルンWDR交響楽団によるジェラール・グリゼー:Dérives、Mégalithes、L’icône paradoxale
ベルリンのラグジュアリー・レーベル「bastille musique」からリリースされる24番目のアルバムは『スペクトル楽派』を代表する作曲家ジェラール・グリゼーの作品集。カンブルラン、ポマリコ指揮ケルンWDR交響楽団が録音しました!“Mégalithes”は世界初録音。コラムや作品解説やインタビューを掲載した64ページの3か国語ブックレット(英語、フランス語、ドイツ語/国内仕様盤は日本語訳付き)に加え、作曲家や演奏家の写真、グラフィカルな楽譜を掲載したリーフレットが付属しています
(2023/06/16)
ヘルシンキ室内合唱団によるフィンランドの作曲家カイヤ・サーリアホ:合唱曲集『Reconnaissance』(SACDハイブリッド)
惜しくも2023年6月に亡くなったフィンランドの作曲家カイヤ・サーリアホ。ヘルシンキ室内合唱団による合唱曲集で、この『Reconnaissance』は2022年70歳の誕生日を祝うコンサート・シリーズ「カイヤ・サーリアホ 70」の一環として行われたコンサートの作品によるアルバムです。。“Nuits, adieux”と“Tag des Jahrs”をのぞき世界初録音
(2023/06/15)
ハーディング&スウェーデン放送響、ほか~イェスペル・ヌーディン:『声』~管弦楽のための三部作&三度目の回顧
独自のスタイルを築いたスウェーデンの作曲家イェスペル・ヌーディン。今作はダニエル・ハーディング指揮スウェーデン放送交響楽団による“管弦楽のための三部作「声」”のライヴ録音と、ムシカ・ヴィテによる“「三度目の回顧」~5弦エレクトリック・ヴァイオリン、弦楽オーケストラとライヴ・エレクトロニクスのための”の2つの管弦楽作品が収録
(2023/06/15)
現代音楽作曲家・藤倉大の最新作品集!藤倉大:ウェイファインダー(SACDハイブリッド)
現代音楽作曲家・藤倉大の最新作品集。今回もヴィオラ、パーカッション、クラリネット、尺八、琵琶、コントラバス、三味線、ヴァイオリン、フォルテピアノ、マンドリンという、西洋東洋古今東西の楽器で、藤倉大の広大な音楽世界が展開。これまでの諸作同様、藤倉自身が編集・ミックス、マスタリングまで手掛け、作曲者の理想とする響きが追及されています
(2023/06/13)