交響曲・管弦楽曲
フルトヴェングラー&BPO~ハイドン:交響曲第88番、シューベルト:同第9番”ザ・グレイト” 2トラ38オープンリール復刻
同内容のCDはLP復刻のGS-2017(2006年)、2トラック、38センチのオープンリール・テープを使用したGS-2152(2016年)として発売しました。今回は3度目の正直ではありませんが、GS-2152同様に2トラック、38センチのオープンリール・テープ(シューベルトのみ新規のテープ)を使用、全行程をプロ用の機器でマスタリングを施しました。結果は、驚くほど瑞々しく繊細な音質を獲得出来ましたので、これならばリマスターの意義を感じてもらえるだろうと判断しました。(平林 直哉)
(2023/05/23)
カラビツ&シュターツカペレ・ワイマールによるリスト第3弾!リスト:ファウスト交響曲&メフィスト・ワルツ第3番(管弦楽編)
キリル・カラビツ率いるシュターツカペレ・ワイマールが同団の本拠ワイマールにまつわる作品を演奏する好評のシリーズ。当アルバムはリストの第3弾!“ファウスト交響曲”と、ライゼナウアー編をカラビツが編曲した“メフィスト・ワルツ第3番”の管弦楽編(世界初録音)を収録しております
(2023/05/23)
フルトヴェングラー/ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲(メニューイン共演 1947年)&交響曲第1番(1952年)(SACDハイブリッド)
「ヴァイオリン協奏曲」は日本ではキングレコードからLP:K17C-9423で発売されました。「第1交響曲」は有名な旧EMIセッション録音の直後のライヴ。伊チェトラ社が1982年に世界初出音源として発売したLP(FE-33)の国内初発売として、翌年K19C-287~8(83.12.1)で登場。1986年に初CD化発売(K33Y-194)。今回、世界初のSACDHybrid化!ミラノ・ディスコスが制作したアナログ・テープ(1/4インチ幅、秒速38cm)をキング関口台スタジオで最新デジタル・リマスタリングしています
(2023/05/22)
フルトヴェングラー/ヒンデミット:世界の調和(1953年ステレオ)&管弦楽のための協奏曲(1950年モノラル)(SACDハイブリッド)
今回のSACD化のために39年ぶりにミラノ・ディスコスが制作したアナログ・テープ(38cm/秒、2トラック)の音質をチェックしたところウィーン・フィルとの「世界の調和」はステレオ収録であることが判明(1953年ザルツブルク音楽祭での録音)。マスターテープを一切加工せずに、世界初SACD化が行なわれました。ベルリン。フィルとの「世界の調和」は他社(EMI,ORFEO等)からもすでにCD化されていますが、もっともオリジナル音源に近い音でSACD化が行われたとのことです
(2023/05/22)
ミュンシュ&パリ管弦楽団/ベルリオーズ:幻想交響曲 2トラ38オープンリール復刻
この演奏は2トラック、38センチのオープンリール・テープを使用し、2018年にGS-2178として発売しました。リマスター盤は当分の間出すつもりはなかったのですが、「既存のCDの中には第3楽章の途中で妙な空白があるのが、GS-2178はそうなっていないので、再プレスをして欲しい」との声が寄せられました。そこで、同じ出し直すのであれば音を刷新すべきだと判断し、新たに2トラ38のテープを取り寄せ、プロ用の機器でリマスタリングを行いました。(平林直哉)
(2023/05/19)
フェレンツ・フリッチャイ/ドイツ・グラモフォン録音全集(86CD+DVD)
ハンガリー出身の名指揮者フェレンツ・フリッチャイ(1914-1963)。2014年と2015年にそれぞれ発売された管弦楽曲と声楽曲の2つのボックス・セットと、2018年に発売された「Deutschlandfunk Kurtur」の保管庫で発見された録音を新たにリマスタリングした『モーツァルト・ラジオ放送』のセットをまとめたものです。DVDはデュカスの交響詩『魔法使いの弟子』と コダーイの『ハーリ・ヤーノシュ』組曲をフリッチャイが指揮したリハーサルと本番の演奏が収められた珍しい映像です
(2023/05/19)
ロデク&フィルハルモニア・ルベルスカ、ほかによる『コチャルスキ:交響曲集 Vol.1』~交響的伝説、幻想交響曲、歌曲集“愛より”
ポーランドのレーベル「Acte Prealable」からポーランドの著名なショパン弾きであり、多作で知られる作曲家ラウル・コチャルスキ(1885-1948)の貴重な交響曲集の第1弾がリリースされます。"交響的伝説”に、”幻想交響曲”、そして管弦楽伴奏版の歌曲集“愛より”の3作品を収録
(2023/05/19)
〈タワレコ限定・高音質〉スヴェトラーノフ&ロシア国立響/ラフマニノフ:交響曲全集・管弦楽曲集(SACDハイブリッド)
2023年ラフマニノフ生誕150周年記念企画!スヴェトラーノフによる1995年収録の「交響曲全集・管弦楽曲集」4枚組を、初SACD化音源として復刻します。元々はキャニオンクラシックスがモスクワで収録したものであり、その後CDでは何度も再発されてきた名盤です。今回の初SACD化では収録当時にエンジニアのみならずプロデューサーとして一切を取り仕切った江崎氏により、最新のマスタリング&高音質化を行っています。シリアル・ナンバー付700セット限定で発売いたします
(2023/05/18)
フランスの巨匠ポール・パレーのステレオ・ライヴ!ブラームス:交響曲第3番、チャイコフスキー:同第5番
フランス国立視聴覚研究所(INA)の貴重音源からの復刻で、20世紀を代表するフランスの指揮者ポール・パレー(1886-1979)がフランス国立放送管弦楽団を振った、ブラームスの交響曲第3番(1964年5月12日)とチャイコフスキーの交響曲第5番(1970年11月25日)、シャンゼリゼ劇場における正規初出のライヴ音源です!指揮当時ブラームスは78歳、チャイコフスキーは84歳のパレーですが、雄々しく輪郭のはっきりとした重厚な音楽作りで聴き手を興奮の渦に包みます。ステレオ収録
(2023/05/17)
ミュンシュ&フランス国立放送管のバーデン=バーデン・ライヴ!ベルリオーズ:幻想交響曲、ドビュッシー:『海』
フランス国立視聴覚研究所(INA)の貴重音源からの復刻で、ミュンシュの十八番プログラムの『幻想交響曲』と『海』。初出となった当録音はその前年の1966年1月10日、バーデン=バーデンにおけるフランス国立放送管弦楽団との演奏(モノラル)。同曲を収めたライヴ録音はこれまでもリリースされていますが、中でも1967年11月14日のパリ管弦楽団のお披露目演奏会を収めたCDは有名です。晩年まで熱量の高い演奏で聴衆を魅了したミュンシュですが、当演奏も大炸裂しております
(2023/05/17)
アンタル・ドラティ『マーキュリー・マスターズVol.2―ステレオ録音集』(30枚組)~初CD化音源11曲!
アンタル・ドラティとミネアポリス交響楽団のステレオ録音をまとめたCD30枚組ボックス・セットが、「マーキュリー・マスターズVol.1」モノラル録音集に続いて発売されます。限定盤。オリジナル・ジャケット仕様。アメリカのクラシック録音の黄金時代を再現するこれらの録音はクラシック音楽誌からも高く評価され、力強さ、激しさを中心とする音楽の特性と巧みにリズムをつなぐ特別な能力が明らかにされています。初CD化となる録音や、未発表のドラティへのインタビュー(CD 26)も収められています
(2023/05/17)
P.ヤルヴィ&エストニア祝祭管/トゥビン:バレエ組曲“クラット”、バツェヴィチ:弦楽のための協奏曲、ルトスワフスキ:葬送音楽
同コンビのALPHAレーベル第4弾。彼らの祖国エストニアが誇る大作曲家トゥビンの出世作『クラット』からの組曲と弦楽のための音楽、そしてバルト三国のお隣ポーランドの2曲を収録。バツェヴィチの「弦楽のための協奏曲」はバルトークの「管弦楽のための協奏曲」をヒントに、バロックの合奏協奏曲の様式とポーランドの民族舞踊の要素を昇華させた作品。ルトスワフスキの「葬送音楽」は、バルトークの「弦、打、チェレ」に影響され、その思い出に捧げられた代表作の一つです
(2023/05/17)
セル&クリーヴランド・ステレオ・ライヴ/マーラー: 交響曲“大地の歌” (UHQCD)
「大地の歌」は記録では4回しか指揮していないそうですが、気負い立ったテンポで苛烈に攻める第一楽章から聞き手は翻弄されることでしょう。時としてセルが自ら禁じていた耽美の瞬間。とろけるようなポルタメントを駆使するところも驚かされる点で、世紀末のウィーンを間近く生きたセルならではの毒と色気をはらみます。当時のアメリカを代表するマーラー歌手でありワルターも重用したフォレスター、ルイスを従えて万全の布陣。劇的表現に不足はなく、「告別」の激情と寂寥は絶望的な美を誇ります(ミューズ貿易)
(2023/05/16)
『レナード・バーンスタイン名盤10選』~ソニークラシカルが選んだベスト・アルバム集(CD11枚組)
バーンスタインが米コロンビア・レーベルに残した膨大な録音は、ニューヨーク・フィル史上初のアメリカ人としての音楽監督をつとめ、当時最もダイナミックでカリスマ的な指揮者として、また輝かしいアメリカの象徴の一つとして国際的な名声を築き上げた時期に生み出されたものです。その数多い名盤の中から、指揮者として、また作曲家としてのベスト・アルバムと高く評価されている10点を選び、米国初出盤オリジナル・ジャケット仕様で発売するのが当ボックスセットです
(2023/05/12)
VOX AUDIOPHILE EDITION~アブラヴァネル&ユタ響/チャイコフスキー:交響曲第4番 新リマスターで復活!
1972年から73年にかけてVOXに録音したチャイコフスキーの交響曲全集はユタ響の音楽監督就任から25年目で、オケとの関係も円熟していたことが想像されます。復刻第1弾に選ばれたのは交響曲第4番と「ロメオとジュリエット」。明るめの音色と相まって、音楽の陽性な面が浮かび上がる傾向がありますが、陰影も熱気も十分。交響曲の各楽章、「ロメオとジュリエット」の各場面もしっかりと性格付けされています。残る交響曲も順次当シリーズでリリース予定
(2023/05/12)
VOX AUDIOPHILE EDITION~スラットキン&セントルイス響/ガーシュウィン:管弦楽作品集 新リマスターで復活!
ガーシュウィンの管弦楽作品の全貌がまだ広く知られているとは言えなかった1974年に、VOXはスラットキンとセントルイス響を起用してピアノを含む管弦楽作品をクアドラフォニック方式のLP3枚組のセットで発売。ノリ良く、精度の高い演奏により、ガーシュウィンのシンフォニックな作品の魅力を広く世に知らしめました。このCDにはそこから管弦楽作品を集めています
(2023/05/12)
アンドリュー・ロイド・ウェバーが作曲した戴冠式アンセム『Make a Joyful Noise』シングルCD
2023年5月6日に行われたチャールズ3世新イギリス国王の戴冠式のためにイギリスの作曲家アンドリュー・ロイド・ウェバーが書いた新曲のシングルCDが発売されます。ロイド・ウェバーは「私は幸運にも国王陛下と歌詞について意見を交わすことができました。ソロモンの書について話し合い、私は詩篇第98篇の"Make a Joyful Noise unto the Lord, the King(全地よ、主に向かって喜ばしき声をあげよ)"というメッセージを入れることを提案しました。」と語っています
(2023/05/11)
英チャールズ3世新国王戴冠式 2023年5月6日 式典で演奏された音楽の公式録音(CD2枚組)
2023年5月6日、イギリスのチャールズ3世新国王とカミラ王妃の戴冠式がウェストミンスター寺院で執り行われ、デッカよりこの戴冠式の公式録音がCD2枚組で発売されます。国王陛下より委嘱された12の最新作を含む、イギリスの現代音楽と伝統音楽が演奏されました
(2023/05/11)
ブルガリアの近代作曲家パンチョ・ヴラディゲロフの舞台音楽集(2枚組)
20世紀ブルガリアを代表する作曲家の一人パンチョ・ヴラディゲロフ。Capriccioレーベルの人気シリーズから舞台音楽集が登場。シェイクスピアの『十二夜』や、スウェーデンの小説家アウグスト・ストリンドベリの戯曲『スカンディナヴィア組曲』、バーナード・ショウの戯曲『シーザーとクレオパトラ』など多彩な題材による作品が楽しめます
(2023/05/11)
ケラー&コンチェルト・ブダペスト/バルトーク:管弦楽のための協奏曲、ハンガリーの風景(SACDハイブリッド)
バルトーク国際委員長(Bela Bartok International Chair) でもあるケラーとコンチェルト・ブダペストにより満を持して発売される本アルバムで取り上げるのは同郷ハンガリーのバルトークによる2作品。郷愁を誘う愛らしい「ハンガリーの風景」。ダイナミックかつ繊細で豊かな音楽性を求められる「管弦楽のための協奏曲」。常々「多くの観衆に本物のバルトークに触れる体験を届けたい」と語る音楽家ケラーによる渾身の演奏を、お届けいたします。(アルブレー)
(2023/05/10)