古楽・バロック
〈タワレコ限定・高音質〉ドレスデン聖十字架合唱団/シュッツ:十字架上の七つの言葉、マタイ受難曲~Berlin Classics SACDハイブリッド化プロジェクト第30弾!
今回はドイツ音楽の父と評されるハインリヒ・シュッツの名盤2点を取り上げます。本来、没後250年にあたる2022年に発売したかった企画でしたが制作遅延により1年後のリリースとなりました。シュッツに所縁の深いドレスデンのメンバーによる、所謂本家と言える歴史的録音です。また、フレーミヒは生誕110年&没後25年となります。両者とも録音も良く高音質化に相応しい音源であり、良好なマスターテープ本来の音は必聴です。世界初SACD化の音源としてお届けします
(2023/06/30)
タリス・スコラーズ結成50周年記念!イングランド・ルネサンス期の作曲家ジョン・シェパード:ミサ・カンターテ
1973年の結成され、ルネサンス宗教音楽演奏の世界最高峰としての地位を確立し続けてきた"究極のポリフォニー"タリス・スコラーズ。記念すべき結成50周年を祝う2023年リリースのニュー・アルバムは、イングランド・ルネサンス期の作曲家ジョン・シェパードの”ミサ・カンターテ”。多くの作品を遺しながらも比較的録音の少ないシェパードの知られざる傑作をお届けします
(2023/06/30)
サヴァール&オルフェウス21、エスペリオンXXIのメンバーによる『東方からの光』(2枚組SACDハイブリッド)
ジョルディ・サヴァールの呼びかけにより、難民や移民、戦争や飢餓、災害に見舞われた国々から音楽家などで結成された『オルフェウス21』。このアルバムではサヴァール、エスペリオンXXIのメンバーと、オルフェウス21の共演が収められています。中世に広く普及していた「東方からの光」という思想が、シリア、アフガニスタン、ギリシャ、イラク、モロッコなどのレパートリーとの実りある出会いによって、いまの時代に美しく響きます
(2023/06/30)
ザ・プレイフォーズのニュー・アルバム『ガーリック&オニオン』~ルネサンス期のイギリスの日常生活の楽しみを蘇らせる!
ピリオド楽器アンサンブル「ザ・プレイフォーズ」の新録音は、イギリスの田舎での生活の楽しさを連想させるもので、その多くは料理や食の楽しみを中心にしたもの。「イングリッシュ・ダンシング・マスター」によるイギリス舞曲と、トマス・キャンピオンやトビアス・ヒュームによるイギリス・ルネサンスのバラードやリュート音楽、そしてアンサンブル独自の編曲による歴史的な民謡を融合させ、素朴な田舎暮らしを呼び起こします
(2023/06/29)
エヴァ・ポブウォツカによるJ.S.バッハの“平均律クラヴィーア曲集第2巻”が待望のリリース!(2枚組)
1980年の第10回ショパン国際ピアノ・コンクールでの入賞とマズルカ賞受賞の実績を持つ現代ポーランドを代表するピアニストの1人、エヴァ・ポブウォツカ。2018年の来日記念盤として発売された"平均律クラヴィーア曲集第1巻”に続く、待望の”平均律クラヴィーア曲集第2巻”がリリースされます。今回の録音でも前作同様、「Shigeru Kawai」シリーズのSK-EXを使用。ポーランドの音楽学者シモン・パチュコフスキによる興味深い楽曲解説は日本語訳も掲載されています
(2023/06/23)
新井道代、池田梨枝子、野津真亮によるJ.ハイドン:6つのディヴェルティメント Hob. IV: 6-11(HQCD)
新井道代、池田梨枝子、野津真亮がJ.ハイドンの“6つのディヴェルティメント”を録音。どれも愛らしいメロディやハイドンらしいユーモアにあふれた楽曲ばかりで、3名の奏者たちそれぞれの活き活きとした表情と細やかなアンサンブルが光ります。ライナーノートには新井道代による楽曲解説を掲載
(2023/06/20)
フルニエ 1959年ジュネーヴ・ライヴが復活!J.S.バッハ: 無伴奏チェロ組曲(全曲)
フランスADDAレーベルから発売されたフルニエの無伴奏ライヴは、1990年の初出時に大変な話題となり、レコード芸術誌でも特選盤となりました。音質の良さに加えライヴならではの熱気を孕んだ非の打ちどころのない名演です。後にACCORDから一度再発されましたが、再び廃盤。この度、東武商事がスイスEVASION MUSICと契約するに及びADDA用のマスターを発見。松脂が飛び散るような激しさが甦りました。ADDA盤同様の通常のCDで発売となります
(2023/06/16)
ミシェル・コルボ『J-S-バッハ:宗教作品集』~ロ短調ミサ、マタイ、ヨハネ、クリスマス・オラトリオ、他(10枚組)
ミシェル・コルボ(1934-2021)のバッハ演奏は、受難曲を人間ドラマとして表現し、人間の心の弱さをつつみ込むような温かさに溢れています。モダン楽器によるオーケストラも磨かれた響きと整ったアンサンブルで歌手陣を支えています。最高のエヴァンゲリストであったクルト・エクヴィルツが起用され、緊張感を高めています。ロ短調ミサ、マニフィカト、カンタータ第187番については、オリジナル・マスターテープより2022年リマスター音源が使用されています
(2023/06/16)
アンドレアス・ライツェ&聖トーマス教会合唱団、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管によるJ.S.バッハ:ミサ曲 ロ短調(2枚組)
約800年にもおよぶ歴史を持つライプツィヒの少年合唱団、聖トーマス教会合唱団。2021年9月、聖トーマス教会合唱団第18代カントルにアンドレアス・ライツェが就任しました。カントルとしての最初の録音に選んだのはJ.S.バッハの“ミサ曲ロ短調”!
(2023/06/15)
ピエール=アンリ・ズエレブによる4台のヴィオラで弾いたバッハの無伴奏チェロ組曲(全曲)(3枚組)
ピエール=アンリ・ズエレブが4台のヴィオラを弾き分けたバッハ無伴奏組曲全曲!楽章ごとにヴィオラ・ダモーレ、モダン・ヴィオラ、バロック・ヴィオラを使い分け、最後の第6番では5弦ヴィオラを使用しているという要注目のプロジェクト
(2023/06/13)
Glossa Cabinetシリーズ 2023 ~ スペインから届く古楽の愉しみ ~(5タイトル)
スペインから届く古楽の愉しみ。美麗なジャケット・デザインでも人気を誇るGlossa Cabinetシリーズ。今回はライラ・シャイエークの“C.P.E.バッハ:鍵盤楽器とヴァイオリンのための作品集”、エマ・カークビー&パンドルフォの“ガンバの魂 ~ トバイアス・ヒュームの音楽”、ジーデン、ブリュッヘン&18世紀オーケストラの“モーツァルト:アロイージア・ヴェーバーのためのアリア集”、ガエターノ・ナジッロの“ボッケリーニ:チェロ・ソナタ集”、ヌリア・リアルの“スパニッシュ・アルバム”といった古楽の名盤・貴重盤を復刻!
(2023/06/08)
カザルス弦楽四重奏団によるJ.S.バッハ:フーガの技法
カザルス弦楽四重奏団の新録音はJ.S.バッハの“フーガの技法”。美しく自然な残響のカルドナ城修道院で録音されました。「コントラプンクトゥス14」(未完の三重フーガ) をニ長調の和音で終止させ、つづいて《フーガの技法》の初版の楽譜に収められているコラール《汝の御座の前に われはいま進み出で》 BWV 668 に入るという試みでディスクを締めくくります
(2023/06/08)
Brilliant Classics~2023年6月下旬発売新譜情報(8タイトル)
ブリリアント・クラシックスは1997年にオランダのピアニスト、ピーター・ヴァン・ウィンケルによって設立された廉価盤レーベルです。始めはオランダで500店舗を展開するドラッグ・チェーンのみで発売され、低価格と同チェーンの広告誌での宣伝効果により爆発的な売り上げを示しました。オランダでの成功を受けて世界展開を始め、2010年にドイツ、ハンブルクを拠点とする独立系の音楽配給会社エーデルの傘下に入った後も、毎月のように廉価盤の新譜を10点程度リリースしています
(2023/06/08)
Brilliant Classics ジャダン:ピアノ・ソナタ集 Op.4, Op.5, Op.6(全9曲 2CD)~トポロフスキ(fp)
フランスの音楽家ヤサント・ジャダンは、8歳で作曲を始め、13歳で「コンセール・スピリチュエル」で作品が演奏されるほどの天才でした。以後、結核により24歳で亡くなるまでの11年間、フランス革命の激動の中で、ピアニスト・作曲家として活躍し、シューベルトやドゥシェクにも一脈通じる個性豊かな作品を残しました。ブックレットでジャダンの生涯と作品を紹介しているトポロフスキは、ポール・マクナルティ製作アントン・ヴァルター・モデルのフォルテピアノを演奏しています
(2023/06/08)
ピエルロ&リチェルカール・コンソートの新録音はブクステフーデのキリストの受難と復活を主題にしたカンタータを中心に選曲したアルバム!『救世主』
ピエルロ率いるリチェルカール・コンソートの新譜はブクステフーデ。キリストの受難と復活を主題にしたカンタータを中心に選曲されています。劇的かつ慰めの柔らかさもあわせもつサウンドは、聴き手をこの世の苦しみから解き放ってくれるようです。柔らかく、かつ鮮烈、そして自然な音楽に魅了される1枚です。レオナルド・ダ・ヴィンチ作とされる同名の絵画がジャケットに使用されています。(キングインターナショナル)
(2023/06/07)
ボヤン・チチッチがJ.S.バッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ&ソナタ(全曲)を録音!(2枚組)
クロアチアのバロック・ヴァイオリニスト、ボヤン・チチッチがJ.S.バッハの“無伴奏ヴァイオリン・パルティータ&ソナタ(全曲)”を録音しました。ライナーノーツはチチッチ本人とマハン・エスファハニが執筆(国内仕様盤は日本語訳付き)!
(2023/06/07)
グリエルモ&新イタリア合奏団によるJ.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲
フェデリコ・グリエルモと彼が率いる新イタリア合奏団がJ.S.バッハの復元された名作“ヴァイオリン協奏曲 BWV1052R、BWV1056R”を録音。カップリングにはメンデルスゾーンの“弦楽のための交響曲第10番”、モーツァルトの“ディヴェルティメント K.138”など収録
(2023/05/30)
ジャン=バティスト・ロバンによる『神の玄義 ~2つの写本に記されたフランス・バロックの無記名オルガン作品集~』
フランスのオルガニスト、ジャン=バティスト・ロバンが、ルイ14世の治世末期、1711年に完成したヴェルサイユ宮殿王室礼拝堂のオルガンを使い、当時記された二つの筆写譜にある作曲者名が判っていない作品ばかりを集めて演奏した好企画!
(2023/05/30)
バティスト・ロマン&ル・ミロワール・ド・ミュジークによるフランドル楽派の知られざる作曲家アントワーヌ・ゴスワン作品集
16世紀ドイツ西部で活躍したフランドル楽派のアントワーヌ・ゴスワン(1546頃-1598頃)。この録音はゴスワン一人に捧げられた極めて珍しいアルバムで、声楽&古楽器アンサンブル「ル・ミロワール・ド・ミュジーク」が妥協のない作品解釈でその魅力を網羅的に紹介しています。ガンバやバロック・ヴァイオリンとも一味違うルネサンス期の羊腸弦楽器の響きを得て、多声の世俗曲も教会音楽もひときわ生々しい響きで味わえます
(2023/05/30)
アルブレヒト・マイヤー『Bach Generations』~バッハ一族による作品のオーボエ編曲集
ドイツのオーボエ奏者アルブレヒト・マイヤーによるヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750)とその一族による作品のオーボエ編曲集。ベルリン・バロック・ゾリステンと共演しています。演奏されているのは、ヨハン・セバスティアン・バッハの大叔父であるヨハン・クリストフ(1642-1703)で始まり、2人の息子カール・フィリップ・エマヌエル(1714-1788)とヨハン・クリストフ・フリードリヒ(1732-1795)で終わるバッハ一族の3世代の作品です
(2023/05/26)