古楽・バロック
ダンカム、ラージ&アッカデミア・ストゥルメンターレ・イタリアーナ~ダウランド:ラクリメ、或いは7つの涙
ヴィオールをメインに自在な編成で活動するイタリアの名アンサンブル「アッカデミア・ストゥルメンターレ・イタリアーナ」。今作ではダウランドのヴィオール5パートとリュートという編成の“ラクリメ、或いは7つの涙”を録音
(2023/05/26)
クリスティアン・ツァハリアス~J.S. バッハ:フランス組曲第2,3,5番、パルティータ第3番(SACDハイブリッド)
クリスティアン・ツァハリアスの新録音はJ.S.バッハ!フランス組曲第2番、第3番、第5番と、パルティータ第3番を、1901年製のスタインウェイ「Manfred Burki」で録音しました
(2023/05/23)
パブロ・スアレス・カレロ/J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(全曲)一部の曲で声楽アンサンブルを加えての演奏
パブロ・スアレス・カレロは1982年マドリード生まれ。ヴァイオリンをチュマチェンコ、アッカルド、デュメイに師事。このCDでは、研究者ヘルガ・テーネが提唱するアンサンブルをいくつかの楽章で採用している点に注目。例えば有名なニ短調のシャコンヌは、バッハが亡き妻マリア・バルバラを偲び、コラールの旋律を織り込んでいるとの説に基づいて、歌手4声部にチェロが加わったアンサンブルが該当するコラールを演奏し、ヴァイオリンの独奏との美しい絡み合いを聴かせます
(2023/05/23)
フランチェスコ・コルティの新録音!『フレスコバルディと南イタリアの作曲家たち ~16-17世紀ナポリ前衛音楽の影響~』
イタリアのチェンバロ奏者フランチェスコ・コルティの新録音は、フレスコバルディと、影響を受けたであろう南イタリアの作曲家たちの作品を収録。バロック期のイタリアのモデルに基づく2台のチェンバロを駆使し、フレスコバルディに迫ります
(2023/05/19)
カヴァサンティ、マレット&カンティカ・シンフォニアによるJ.S.バッハ:リコーダー協奏曲集
ジュゼッペ・マレットが率いるイタリアの声楽と器楽によるピリオド・アンサンブル、カンティカ・シンフォニアの新録音はJ.S.バッハのリコーダー協奏曲集。リコーダー奏者のロレンツォ・カヴァサンティが、バッハが愛した楽器の魅力を色彩感溢れる音色で奏でます
(2023/05/19)
辰巳美納子によるドメニコ・スカルラッティ:チェンバロのためのソナタ集 Vol. 2
現在では約560曲が真作とされる、ドメニコ・スカルラッティのチェンバロ・ソナタから、選りすぐりの作品を名手・辰巳美納子が録音。第2弾の今回が、完結編となる。他の鍵盤音楽ジャンルから孤立したこの特異な作品群は、ほとんどが単一楽章という短い曲のなか、聴き手の想像を裏切る非凡な手法が散りばめられている。繊細かつ大胆なコントロールによって各曲の個性が鮮やかに引き出され、純度の高い音楽的〈戯れ〉に溢れる一枚。(コジマ録音)
(2023/05/18)
男声ヴォーカル・アンサンブル「ビューティー・ファーム」~バルビロー:ミサ曲&モテット集
オーストリアの男声ヴォーカル・アンサンブル「ビューティー・ファーム」の新録音は、若くしてこの世を去った南ネーデルラント出身のルネサンス音楽の作曲家、ヤコブス・バルビローのミサ曲とモテットを取り上げました。2023年1月、オーストリアのマウアーバッハ・カルトジオ会修道院で収録
(2023/05/18)
ヌリア・リアル、パラシヴェスク&ラ・フロリディアーナ~ベネデット・マルチェッロ:シンフォニアとカンタータ集
名オーボエ協奏曲の作曲家でもあるアレッサンドロの弟ベネデット・マルチェッロのシンフォニアとカンタータ集。ここに収録された4つのカンタータのうち3つは世界初録音で、現在チューリヒのシュナイダー・ゲネヴァイン・コレクションに所蔵されているソプラノと通奏低音のための 24のカンタータで構成された、壮大な絵で装飾された手稿譜によるもの。ニコレッタ・パラシヴェスクは、埋もれた作品の復活蘇演に力を入れ、このアルバムでも緻密な研究に基づく、作品の様式美を見事に再現しています
(2023/05/18)
キース・ジャレットの未発表アルバム登場!C.P.E.バッハ: ヴュルテンベルク・ソナタ集(2枚組)
「私はチェンバロ奏者がこのソナタを演奏するのを聴いて、ピアノ版にもなりうると感じたのです」とジャレットは話しています。この若い方のバッハ特有の表現方法である優しい音楽の冗談、巧妙で突然変化するテンポへの愛情、驚くべき波紋のように広がる着想…このすべてが見事に表現されています。キース・ジャレットの自宅スタジオ(Cavelight Studio)で1994年5月に録音されました。アルバムにはイギリスの音楽評論家ポール・グリフィスのライナーノーツが掲載されています
(2023/05/16)
シンコフスキー&ビーロック・オーケストラによるヘンデル:水と火~水上の音楽&王宮の花火の音楽
ベルギーのオーケストラ、ビーロック・オーケストラが、カウンターテナー、バロック・ヴァイオリン奏者、そして指揮者として、マルチな活躍をする俊英ドミトリー・シンコフスキーを迎えたヘンデルの祝典音楽集!バロック時代の作品の演奏としてはかなりの大編成で大迫力の演奏を繰り広げています
(2023/05/16)
アンサンブル・ボンヌ・コルドによる18世紀ポルトガルの知られざる作曲家ペレイラ・ダ・コスタ:合奏協奏曲集
タルティーニやクヴァンツなどと同世代のポルトガルの作曲家ペレイラ・ダ・コスタ。作曲家の生涯についてはほとんど判っていませんが、ここに収録されている合奏協奏曲集は1741年にロンドンで刊行された曲集からとられています。アンサンブル・ボンヌ・コルドは、独奏楽器群の他は各パート一人ずつの弦楽編成と撥弦楽器を添えた通奏低音陣で、全体に室内楽的な緊密さを生かしたスリリングな名演に仕上がっています
(2023/05/16)
ホルヘ・ヒメネスによる『バッハ再考 Vol.2 ~無伴奏チェロ組曲のヴァイオリン編曲版』(2枚組)
カタルーニャ出身のヴァイオリニスト、ホルヘ・ヒメネス。J.S.バッハの無伴奏チェロ組曲を、フェルディナンド・ダヴィッドが編曲したヴァイオリン独奏版を全曲録音。1850年製オリジナルのロマン派の弓と、ガット弦を張ったヴァイオリンを用いて、当時のゲヴァントハウスのオーケストラで使われていたピッチ(A=447Hz)を採用して演奏。19世紀に響いたであろうバッハが鮮やかによみがえります
(2023/05/16)
世界初録音の作品も収録!ゲーベル&ベルリン・バロック・ゾリステン~『ラ・クレモナ~イタリアの協奏曲集』
ラインハルト・ゲーベル指揮、ベルリン・バロック・ゾリステンの新録音はドゥランテ、レーオ、ヴィヴァルディ、ロカテッリ、サンマルティーニといったイタリアの作曲家の3挺または4挺のためのヴァイオリン協奏曲集。サンマルティーニの“4つのヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲 イ長調”は世界初録音
(2023/05/12)
90歳記念!ヘルムート・リリング『J.S.バッハ:世俗カンタータ集』(8枚組)
2023年5月29日に90歳を迎える巨匠ヘルムート・リリング。卒寿を記念して、独ヘンスラー・レーベルがリリースした172枚組の「新バッハ・エディションによる大全集」より、世俗カンタータだけを集めた8枚組がリリース!当録音は国際的バッハ研究家として著名なヘルムート・リリング自ら校訂に参加したベーレンライター新バッハ・エディションを用いて録音され、今では決定的名盤に数えられています
(2023/05/12)
リコーダー奏者 本村睦幸の新録音!『フランスバロック・ソナタの展翅(てんし)』(HQCD)
リコーダー奏者本村睦幸の最新盤は、フランスバロック・ソナタの展翅(てんし)と題した1 枚。展翅(てんし)とは、標本などにするため、昆虫などの羽をひろげること。フランス趣味・イタリア趣味の「ソナタ」に、性格的小品もまじえて、美しい1枚の絵のようにプログラムされています。(キングインターナショナル)
(2023/05/11)
アレクサンドル・メルニコフの新録音は楽器を弾き分けた幻想曲集!『ファンタジー~7人の作曲家、7種の鍵盤楽器による』
歴史的な鍵盤楽器を数多くコレクションし、実際に演奏・録音しているメルニコフ。彼が7人の作曲家の7つの幻想曲を7つの楽器で弾き分けました。楽器も単に時代を合わせているのではなく、作風、効果を考え抜いて選ばれています。メルニコフは2021年1月にトッパンホールでほぼ同内容のコンサートを行っています
(2023/05/10)
ジャリ&マルグリット・ルイーズによるシャルパンティエ:抒情悲劇“ダヴィドとジョナタス”(2CD+DVD+ブルーレイ)
ガエタン・ジャリと合唱&古楽器アンサンブル「マルグリット・ルイーズ」がシャルパンティエの抒情悲劇“ダヴィドとジョナタス”を全曲録音!CDのほか、DVD、ブルーレイも付属!映像では17世紀当時の蠟燭の明かりを尊重したマーシャル・ピンコスキの演出が、ヴェルサイユ王室礼拝堂での上演を鮮やかに盛り上げ、演奏の魅力をいっそう際立たせています
(2023/05/10)
ハリー・ビケット&イングリッシュ・コンサートによるヘンデル:歌劇“セルセ”(3枚組)
ハリー・ビケット指揮イングリッシュ・コンサートによるヘンデルの歌劇“セルセ”の新録音が登場。表題役にはエミリー・ダンジェロ、そのほかルーシー・クロウやポーラ・マリヒーなどがソリストとして参加
(2023/05/10)
フランソワ・ジュベール=カイエ、ラシェロンによる、マレの「ヴィオール曲集」全曲録音完結編!『マラン・マレ:ヴィオール曲集第5巻』(3枚組)
マラン・マレが生前に出版した500曲あまりのヴィオール作品の全てを録音するという前人未踏の挑戦を2014年から続けてきたフランスの名手フランソワ・ジュベール=カイエが、ついに最終巻となる第5巻をリリース。ジュベール=カイエは共演する通奏低音奏者と楽器の組み合わせを組曲ごとに変え、圧巻の技量で細部まで解像度高くもスケール感豊かに聴かせます
(2023/05/09)
フォルタン&アンサンブル・マスク~レグレンツィ: オラトリオ“悔悛者の心の死”
17世紀半ばから後半にかけ、ミラノやボローニャ、ヴェネツィアなどで活躍した作曲家レグレンツィ。1673年に初演された、人間の罪深さを自覚し信心深く生きることを促すカトリック寓意物語『悔悛者の心の死』を、オリヴィエ・フォルタンを中心に集まった名手たちがコントラスト鮮やかに全曲演奏
(2023/05/09)