古楽・バロック
ヤーコプス&ベルリン古楽アカデミー、RIAS室内合唱団/J.S.バッハ:ミサ曲ロ短調(2枚組)
「ロ短調ミサ曲」は独唱者も重要ですが、全編をとおして合唱も非常に重要なウェイトを占める作品。合唱は各パート5-7人の編成ですが、楽曲によっては各パート3人程度の編成で演奏している箇所もあり、RIASのメンバーのうまさ、楽曲の魅力が引き立ちます。管弦楽も、グローリアなどの華やかな楽曲での華やかな響きが美しいのはもちろんのこと、録音の思いがけないやわらかな美しさに心奪われそうになります。(キングインターナショナル)
(2022/04/13)
ホルヘ・ヒメネスが自ら編曲した無伴奏ヴァイオリン版!バッハ:ゴルトベルク変奏曲
グレン・グールドの弾く「ゴルトベルク」を聴いて以来、その音楽が心をとらえて離さないというホルヘ・ヒメネス6曲の無伴奏作品などに対峙するうちに、ゴルトベルク変奏曲を無伴奏ヴァイオリンのために編曲することを決意。「ヴェルサイユ宮殿の家具をすべて小さな部屋に収めようとするようなもの。ベストなものを選び、小さな部屋に大きな部屋の雰囲気を残すようにしなければならない」と語るヒメネス。曲を熟知し、楽器の可能性をすべて出し切って実現された1枚
(2022/04/13)
デュメストル&ル・ポエム・アルモニークがヴェルサイユの礼拝堂で、ルイ14世の絢爛たる婚礼の儀の音楽を再現!『ルイ14世の婚礼』
1660年6月9日にサン=ジャン=ド=リュズで行われたフランス王ルイ14世とスペイン王女マリー・テレーズとの結婚式から音楽部分を、ヴァンサン・デュメストル率いるル・ポエム・アルモニークが、篤い信頼を置くソリストたちを揃え、ヴェルサイユの礼拝堂で再現したアルバム。古楽を中心に様々なステージや録音で活躍する歌手たちが芸達者ぶりを発揮するほか、大オルガンを使用する独奏曲はジュスタン・テイラーが奏でています。(ナクソス・ジャパン)
(2022/04/13)
ボル・ズリヤンによる『ジェズアルドとリュート ー 君主たちの楽器』~1600年前後イタリアのリュート作品集
ボル・ズリヤンのソロ・アルバム第2弾のテーマは、異才ジェズアルドとリュートを結ぶ知られざる糸を手繰る好企画。当時のリュート作品のほか、ジェズアルドのものを含むマドリガーレをリュートの譜面に置き換えた写本を元に、ボル・ズリヤン自身が編曲したものも収録しています
(2022/04/13)
セリーヌ・フリッシュの新録音はルイ15世の一日を追うクラヴサン作品集!『18世紀フランスのクラヴサン作品集』
フランスの気鋭集団カフェ・ツィマーマンの共同主宰者でもある鍵盤奏者セリーヌ・フリッシュの新録音。今回はポンパドゥール夫人を愛人として迎え、ロココの華やぎに彩られたフランスを長く治めたルイ15世を主人公に、王室の暮らしの一端を連想させるクラヴサン小品を並べ、その一日を目覚めから就寝まで追体験するという画期的なプログラム!
(2022/04/13)
貴重な全曲録音盤!ヴァシェジ&オルフェオ管~ラモー:オペラ=バレ“エベの祭典”(3枚組)
ハンガリー古楽界の奇才ジュルジ・ヴァシェジとオルフェオ管弦楽団&パーセル合唱団によるフランス・バロックの最新録音は、ラモーのオペラ=バレ《エベの祭典》です。貴重な全曲録音盤!またこの録音では、1739年6月版を基に録音されていますが、第2幕は初稿版(第1ヴァージョン)も追加収録されており、この点にも注目です
(2022/04/13)
Christophorusレーベル秘蔵音源で辿るヒルデガルド・フォン・ビンゲン作品集!(5枚組)
詩人、作曲家、博学者であったヒルデガルト・フォン・ビンゲン。Christophorusレーベルは過去40年間のうちにリリースしてきたヒルデガルド・フォン・ビンゲンの録音の中から選りすぐりの5枚をBOX化!
(2022/04/13)
ガーディナーの大プロジェクト、モンテヴェルディ歌劇3部作ツィクルス「Monteverdi450」の映像収録から第二弾“ウリッセの帰還”登場!
2017年、モンテヴェルディ生誕450周年にあたり、ガーディナーは「Monteverdi450」と銘打った一大プロジェクトを立ち上げ、2017年4月から10月にかけて世界16都市を巡る演奏ツアーを行いました。本作の歌劇“ウリッセの帰還”は、そのツアーの一環としてモンテヴェルディゆかりの地ヴェネツィアのフェニーチェ歌劇場で上演された2回目の3部作ツィクルスからの収録です。日本語字幕付き
(2022/04/08)
ベルトラン・キュイエ&ル・カラヴァンセライユによるドメニコ・スカルラッティ:スターバト・マーテル、他
D.スカルラッティといえば、500を超える鍵盤のためのソナタが有名ですが、この盤で、キュイエは、教会音楽にのこした足跡に焦点をあてて作品を選定、録音しています。10声部からなる“スターバト・マーテル”は、ドメニコの和声と対位法のセンスの素晴らしさを示す傑作。そのほか、初期の作品の“カンタータ”や、オペラからの抜粋など、聴きどころ満載の1枚となっています
(2022/04/07)
ティボー・ノアリ&レ・ザクサンによる室内楽版ラモー:六重奏によるコンセール
六重奏によるコンセールはラモーの数少ない室内楽作品。6つのコンセールから成ります。ミンコフスキのグルノーブル=ルーブル宮音楽隊のコンサートマスターも務めるティボー・ノアリ率いるレ・ザクサンは、そのなかから名作「コンセールによるクラヴサン曲集」全曲を六重奏用に編曲した5つのコンセールを録音しました
(2022/04/05)
ヨハネス・プラムゾーラーがバッハを録音!『バッハと同世代の作曲家によるヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ集』(3枚組)
自主レーベルから数々の知られざるバロック・レパートリーを発掘してきたプラムゾーラーが、ついにバッハの傑作を録音! “ヴァイオリンとオブリガート・チェンバロのための6つのソナタ BWV.1014-1019(全曲)”を中心に、バッハの真作性が疑われているBWV.1020とBWV.1022のソナタ、そしてテレマンやシャイベ、グラウン、シャフラート、C.P.E.バッハら、J.S.バッハと同世代&息子や弟子たちのトリオ・ソナタを組み合わせた3枚組!
(2022/03/31)
ヘレヴェッヘ&コレギウム・ヴォカーレの新録音はモンテヴェルディ:マドリガーレ集 第4巻!
ヘレヴェッヘ&コレギウム・ヴォカーレの注目の新録音は、モンテヴェルディのマドリガーレ集第4巻。1603年に出版された旧様式の集大成ともいうべき「第4巻」を、ジェズアルドの録音と同様、ソリストたちからなる極小編成を指揮して披露するその解釈の精緻さは、どの曲をとっても息を呑むばかり!
(2022/03/30)
CPO レーベル~2022年5月発売新譜情報(5タイトル)
今回はCPOの人気シリーズ、フェルディナント・リースの弦楽四重奏曲集第4集に、ベートーヴェンと同時代の作曲家シュナイダーのフルート協奏曲集、ハイニヒェンの2つの受難オラトリオ、ヨセフ・タルの交響曲全集などCD5タイトルがリリースされます
(2022/03/28)
アレッサンドリーニ&コンチェルト・イタリアーノの新録音!ヴィヴァルディ:調和の霊感(全曲)&バッハによる編曲6作品(2枚組)
アレッサンドリーニとコンチェルト・イタリアーノ、そして豪華ゲスト奏者たちによる、ヴィヴァルディの“調和の霊感”全曲と、そのバッハ編曲という好企画盤の登場!バッハは、ヴィヴァルディの調和の霊感を、チェンバロ協奏曲、およびオルガン独奏の「協奏曲」に編曲しています。チェンバロ協奏曲編曲版は、アレッサンドリーニをはじめとする名手たちによる演奏、そしてオルガンはなんとギエルミが演奏しています
(2022/03/25)
輸入盤も登場!マックス・リヒターを代表する名作の新バージョンが登場!『ニュー・フォー・シーズンズ ヴィヴァルディ・リコンポーズド』
ポスト・クラシカルの旗手、マックス・リヒターのDGデビュー・アルバム『リコンポーズド・バイ・マックス・リヒター~ヴィヴァルディ:四季』10周年記念再録音!今回の新録音は、ピリオド楽器と70年代初期モーグ・シンセサイザー(第一世代のヴィンテージ・シンセサイザー)を使用したこだわりのサウンドで、新たに生まれ変わった名作に注目です!LPも発売
(2022/04/26)
Naxos~2022年4月第2回発売新譜情報(7タイトル)
今回はルクレールのヴァイオリン・ソナタ集 第3巻より第5番から第8番に、イェ・シャオガンの“臨安の7つのエピソード”、ギリシャの作曲家ゲオリオス・アクシオティスの管弦楽作品集、イタリアの作曲家サンドロ・フーガのピアノ・ソナタ集など世界初録音を含むCD7タイトルがリリースされます
(2022/03/24)
希少なオリジナル盤に迫る完成度!アンドレ・レヴィ/バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲(LP3枚分売)
オリジナル・デザインにこだわる韓国SOUND TREE社によるハイ・クオリティな復刻LPシリーズから、超名盤アンドレ・レヴィのバッハ無伴奏、3タイトル(STCL-1006/1007/1008)が登場。当商品は、貴重なLumenオリジナル盤のファースト・プレスからデジタル・トランスファーしてリマスターを施し、カナダプレスで製品化したもの。日本へは国内レーベルGlobal Culture Agencyを介してのみの流通です
(2022/03/18)
75歳誕生日記念!トレヴァー・ピノックがJ.S.バッハ/平均律クラヴィーア曲集第2巻を初録音!
イングリッシュ・コンサートの設立者で初代音楽監督、ドイツ・グラモフォンのアルヒーフに多くの録音を残してきたトレヴァー・ピノックが、75歳を迎えました。2020年に発売された、『平均律クラヴィーア曲集』第1巻の初録音は批評家たちから熱狂的に称賛され、2021年のグラモフォン賞の最終候補リストにも上がっていました。今回はその第2巻が遂に発売となります
(2022/03/17)
2021年6月、フィレンツェ五月音楽祭にて上演!ダントーネ&アカデミア・ビザンチナによるモンテヴェルディ:歌劇“ウリッセの帰還”
フィレンツェ五月音楽祭(ペラゴラ劇場)で上演された本作はローバート・カーセン&イアン・バートンコンビの演出によるユニークな舞台作りを背景に、指揮者オッタヴィオ・ダントーネが、通奏低音にリュート、テオルボ、6弦のヴィオローネを用いるアカデミア・ビザンチナを自在に操り、17世紀の味わい深い響きを忠実に再現、ベテラン、チャールズ・ワークマン(ウリッセ役)とデルフィーヌ・ガルー(ペネーロペ役)を中心に若手歌手を起用した歌唱陣の表情豊かな歌唱演技をひきたてつつ、精彩にみちた音楽を紡ぎだしています。日本語字幕付き
(2022/03/17)
戸田弥生20年ぶりの再録音!バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ全曲(SACDハイブリッド)
1993年エリーザベト王妃国際コンクール優勝以来、日本を代表するヴァイオリニストとして活躍する戸田弥生が、20年ぶりに「バッハ/無伴奏」を再録音しました。圧倒的な高い集中力と情熱溢れる演奏で聴く者を魅了する戸田弥生の真骨頂が、このバッハ演奏です。戸田が奏でる名器「グァルネリ・デル・ジェス」(1728年製)は、バッハがこの曲を作曲した頃のもの。その楽器を使い、戸田は甘く美しい繊細な音色から血が出るかのようなほとばしるエナジーまで表現していきます
(2022/03/16)