交響曲・管弦楽曲
ボールト没後40年記念アルバム!ベルク:歌劇“ヴォツェック“、ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第4番、ほか(2枚組)
イギリスの名指揮者エイドリアン・ボールト(1889-1983)の2つの歴史的なライヴ録音の初CD化に加え、1965年のヴォーン・ウィリアムズの交響曲第4番を収録した貴重な2枚組です。ベルク《ヴォツェック》の1949年録音はヴォツェツクをハインリヒ・ニリウス、マリーをシュザンヌ・ダンコなど配役も万全。ストラヴィンスキー「カプリッチョ」ではミュートン=ウッド(p)とともに見事な演奏を披露。彼が初演したヴォーン=ウィリアムズ:交響曲第4番も1965年録音で収録。すべてモノラルです
(2023/11/08)
モントゥー&パリ音楽院/ストラヴィンスキー:バレエ組曲“火の鳥”&バレエ音楽“春の祭典” 2トラ38オープンリール・テープ復刻
「春の祭典」の初演者であり、ストラヴィンスキー作品の第一人者であるモントゥー。(略)今回のGS-2303では2トラック、38センチのテープを使用し、1956年とは信じがたい新鮮で瑞々しい音質を獲得出来ました。また、木幡一誠氏による「春の祭典」の使用楽譜についての解説は、旧GS-2049以降に判明した事実を検証、大幅に改訂されており、貴重な文献です。(平林直哉)
(2023/11/08)
ヘレヴェッヘ&ロイヤル・フランダース・フィル/ベートーヴェン:交響曲全集(5枚組)が廉価BOX化!
2004~9年のセッション録音、ペンタトーン音源のライセンス発売。どの曲も生気とダイナミズムに富む見事な演奏ですが、ヘレヴェッヘとオーケストラの共同作業は緻密をきわめ、克明な拍節感、俊敏かつ弾力のあるリズム、平板にならないアーティキュレーションが素晴らしく、頻出するスフォルツァートの鋭利さも文句なし。どこをとっても細部まで入念に仕上げられた音響密度の凄さには驚くばかりです。ホールの音の美感まで十分に取り込んだ優秀録音盤です
(2023/11/07)
ブルーノ・ワルター&NBC響 1939年ライヴ/モーツァルト: 喜遊曲第15番、ピアノ協奏曲第20番、交響曲第40番(UHQCD)
ナチスを逃れてアメリカに渡ったワルターとNBC交響楽団との初顔合わせは1939年3月。「ディヴェルティメント」の第4楽章について宇野功芳氏は「まるでウィーンフィルのような陰影を持ち、よよと泣き崩れるばかりの不健康な味がワルターとしても珍しい」と賞賛。弾き振りのピアノ協奏曲第20番ではライネッケ作のカデンツァを用い、完全なロマン派音楽として表現。交響曲第40番はワルターのテーマ曲とも言えるもので力量のあるオケを駆使してドラマを隅々まで注入しています
(2023/11/06)
〈タワレコ限定・高音質〉ムラヴィンスキー生誕120年記念企画/チャイコフスキー交響曲集/ワーグナー管弦楽曲集(SACDハイブリッド)
ムラヴィンスキー生誕120年記念企画、ゴステレラジオ音源の一連のライヴを今回初SACD化します。これらの音源はデジタル音源としてのみ残されていましたが、ビクター保有のマスター音源を使用しビクターが誇るK2の技術を用いて最新でアップコンバート&マスタリングを行いました。第2回発売はチャイコフスキーとワーグナーです
(2023/10/19)
デイヴィス、デ・ブルゴス、パッパーノ他&ロンドン響/エルガー:交響曲、エニグマ変奏曲、チェロ協奏曲、行進曲集(4枚組)
ロンドン交響楽団によるエルガー作品がボックスで登場。サー・コリン・デイヴィス指揮の交響曲ほか、パッパーノ指揮によるエルガーと同時代の作曲家ヴォーン=ウィリアムズの初出音源、さらにバリー・タックウェルとの名演≪威風堂々≫も盛り込まれた注目リリースです!
(2023/11/01)
スタセフスカ&ラハティ交響楽団/レイヴィスカ:管弦楽作品集第1集(SACDハイブリッド)
ラハティ交響楽団と首席指揮者ダリア・スタセフスカによる録音の第2弾。フィンランドで最初の重要な女性作曲家ヘルヴィ・レイヴィスカの管弦楽作品を録音するシリーズの最初のアルバムです。今作では“管弦楽組曲第2番”、“交響曲第2番”、“シンフォニア・ブレヴィス(短い交響曲)”の3作品を収録
(2023/11/01)
名指揮者エルネスト・アンセルメの英デッカへのモノラル録音を初集成!『The Mono Years』(26枚組)
2023年11月に生誕140年を迎えるスイスの名指揮者、エルネスト・アンセルメ(1883-1969)。その膨大な録音遺産から既発売の「The Stereo Years」に続くモノラル録音の集大成。ドビュッシー、ラヴェル、ルーセル、ストラヴィンスキーなどの作曲家とは友人でもありました。このセットにはそれらの作曲家の他、オネゲル、フランク・マルタン、バルトーク、プロコフィエフなど、1929年から1955年にかけてデッカに行われたすべての録音が収められています
(2023/10/29)
ロジンスキ&クリーヴランド管弦楽団『コンプリート・コロンビア・アルバム・コレクション』(13枚組)~ミルシテインとのメンデルスゾーンは初出!
ロジンスキが1939年から1942年にかけてクリーヴランド管弦楽団とともにコロンビア・マスターワークスに録音したすべての音源です。ベルリオーズ「幻想交響曲」、R=コルサコフ「シェエラザード」、R.シュトラウス「英雄の生涯」、チャイコフスキー交響曲第5番、ショスタコーヴィチ交響曲第1&5番といった名演群、ルイス・クラスナー(vn)とのベルク:ヴァイオリン協奏曲世界初録音など貴重。1942年録音、ナタン・ミルシテインとのメンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲は初出音源!
(2023/10/27)
〈タワレコ限定〉フルトヴェングラー ライヴ録音大集成(80CD)~巨匠のライヴ録音を大集成した史上初の永久保存盤全集!
フルトヴェングラー没後70年特別企画。本セットは祖国にとどまってナチスと戦いながら演奏会を続けた戦前のもの(1939年~) から、ドイツ国民を勇気付けた戦後直後の怒涛の迫力あふれた名演、そして深い精神性の音楽芸術を完成させた最晩年の感動演奏(~1954年)まで、激動の生涯を回顧すべく巨匠の真髄がもっとも発揮されるライヴ・ソース(と放送録音)をほぼ録音年代順にCD80枚に収録。【初回特典2種】フルトヴェングラー Tシャツ(Mサイズ1種) & フルトヴェングラー アクリルスタンド
(2023/10/27)
ブルーノ・ワルター&コロンビア響/ベートーヴェン:交響曲第3番“英雄”&“コリオラン”序曲 2トラ38オープンリール復刻
交響曲第6番「田園」(GS-2297) に続く、ワルターのベートーヴェン・シリーズです。「英雄」はGS-2125以来約8年ぶりのリマスター音源で、「コリオラン」序曲は初復刻となります。今回も状態の良い2トラック、38センチ、オープンリール・テープを使用し、プロ用の機器によりマスタリングを行いました。いかにもアナログらしい、広がりの豊かな瑞々しい音質で楽しめます。(平林直哉)
(2023/10/27)
〈タワレコ限定・高音質〉スクロヴァチェフスキ&読響/ブルックナー:交響曲集 グリモー/ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番(SACDハイブリッド)
タワーレコード SACD化プロジェクト最新作は、DENON原盤によるハイレゾ・マスタリング音源とデジタル録音復刻であるORTマスタリング音源の2点を取り上げます。スクロヴァチェフスキは生誕100年(2023年)の記念の年であり、来年のブルックナー・イヤーを見据え、読売日本交響楽団とのブルックナー5曲を集成しました。グリモーはORT復刻の若き日の協奏曲音源です。いずれもこの機会に多くのリスナーに聴いていただきたい演奏ですので、最新復刻による効果を今回も堪能ください
(2023/10/26)
生誕100年記念!ノセダ&ワシントン・ナショナル響/ジョージ・ウォーカー:5つのシンフォニア(SACDハイブリッド)
ジョージ・ウォーカーは、1996年に音楽家として初めてピューリッツァー賞(音楽部門)を受賞した、アメリカを代表する作曲家。2022年1月から、ワシントン・ナショナル交響楽団とノセダは生誕100年となるウォーカーの5つのシンフォニア全曲を演奏会で取り上げ、録音してきました。デジタルでは曲ごとに配信されておりましたが、フィジカルではこのディスクで一挙に登場となります
(2023/10/26)
ハーゼルベック&ウィーン・アカデミー管『リスト:「聖人の伝説」集 vol.2』
ハーゼルベック&ウィーン・アカデミー管弦楽団によるリスト作曲のキリスト教上の様々な聖人にまつわる物語を音楽にした「聖人の伝説」集第2弾。当盤に収録されているのはいずれもリストの晩年の作品。トーマス・ハンプソン、イム・スンヘなど、歌唱陣にも豪華な顔ぶれをそろえています
(2023/10/25)
秋山和慶&広島交響楽団『チャイコフスキー名演集~3大交響曲&管弦楽作品集』(4枚組)
今、円熟の境地にある巨匠、秋山和慶のチャイコフスキー。固い友情で結ばれた広島交響楽団とのヒューマンな名演集です。交響曲第4番の静寂が放射するパワー。交響曲第5番における甘いドラマを禁じたストイックなまでのスタイル。『悲愴』では血の通ったドラマが展開しています。「フィレンツェの思い出」は弦楽合奏版での演奏という希少性だけでなく、対位法のお手本を聴く思いがする見事さ。「デンマーク国歌による祝典序曲」という珍しい作品が聴けるのも魅力です
(2023/10/23)
ロト&ケルン・ゲルツェニヒ管/ブルックナー第3弾 交響曲第3番 WAB.103 (1873年第1稿/ノヴァーク版)
大好評ロト&ギュルツェニヒ管のブルックナー全集シリーズ、第3弾。ブルックナーの交響曲中とくに頻繁に改訂され第3稿まである第3番を収録しています。心酔するワーグナーに捧げられ、同じく終生あこがれ続けたベートーヴェンの「第九」を思わせる楽想も入れ込んだ大作に対して、ロトが選んだ版は大胆な実験精神と喜びにあふれた1873年初稿。ブルックナーのやりたいことが原形のまま詰まったスコアであり、一番長い演奏時間を要し、またロト自身が高く評価している稿でもあります
(2023/10/23)
フルトヴェングラー&BPO/ヴィースバーデン・コンサート 1949年6月10日ライヴ ヘッセン放送録音(UHQCD2枚組1枚価格)
1949年のヴィスバーデン・コンサートは特にブラ4が超名演として知られます。数種のフルトヴェングラーのブラ4の中でもこの第1楽章冒頭の遅さは異例であり、個性的です。第二楽章の慟哭も巨匠ならでは。フィナーレにおけるトロンボーンの意識的な強調にはのけぞるばかり。モーツァルトも悲劇的芸術家フルトヴェングラーの真骨頂であり、聴き手に恐怖が迫る瞬間があります。モーツァルトは若干籠りますが当時としては高音質で秋の夜長に悲劇的な音楽に身を浸すには十分と申せましょう
(2023/10/19)
カラヤン&トリノRAI交響楽団とのベートーヴェン:交響曲第2番、シュナイダーハンとのヴァイオリン協奏曲
50年代から70年代にかけてのライヴ録音をリリースしているIDISの「カラヤン・スペクタキュラー」シリーズ。今回のベートーヴェンの第2はたいへん珍しい貴重音源。シュナイダーハンとの協奏曲も名演。(キングインターナショナル)
(2023/10/19)
スラットキン&セントルイス響/ラフマニノフ:交響曲第3番他、交響曲第1番他、2タイトルが新リマスターで復活!
スラットキンとセントルイス響の画期的業績の一つ、ラフマニノフの管弦楽作品全集から交響曲第3番他と交響曲第1番他が24bit/192kHzリマスターによる「VOX AUDIOPHILE EDITION」で復活。先にリリースされていた第2番&ヴォカリーズは『ステレオ』誌上での既発盤との比較で「最も顕著な違いはオーケストラの立体感。前後左右の広がりと距離感が正確で、ステージの奥行きも深みを増す。」と高評を得ました
(2023/10/25)
〈タワレコ限定・高音質〉ムラヴィンスキー生誕120年記念企画/ベートーヴェン&モーツァルト交響曲集/ブラームス第2、シューベルト未完成(SACDハイブリッド)
ムラヴィンスキー生誕120年記念企画、ゴステレラジオ音源の一連のライヴを今回初SACD化します。これらの音源はデジタル音源としてのみ残されていましたが、ビクター保有のマスター音源を使用しビクターが誇るK2の技術を用いて最新でアップコンバート&マスタリングを行いました。第1回発売はベートーヴェンとモーツァルトです。また、1978年のウィーン・ライヴのブラームス他もSACD化を行いました。この復刻はビクターが保管していたアナログ・マスターテープからの最新復刻です
(2023/10/19)