交響曲・管弦楽曲
ロヴィツキの初出音源!チャイコフスキー:交響曲第5&6番、“くるみ割り人形”組曲(2枚組)
20世紀ポーランドを代表する指揮者の一人、ヴィトルド・ロヴィツキ(1914-1989)。録音はロンドン響とのドヴォルザーク: 交響曲全集やリヒテルとの協奏曲など限られたものしかなく、このチャイコフスキー・アルバムはすべて初出音源で、ロヴィツキのディスコグラフィの欠落を補う貴重なもの。ロヴィツキらしくめのテンポで細部まで的確にコントロールしており、耽美的・感傷的なムードに溺れることなく、筋肉質でシャープ、タフな表現を聴かせています
(2022/02/01)
Grand Slam フルトヴェングラー&VPO/ブルックナー:交響曲第8番&シューベルト“ザ・グレイト”
ブルックナーはGS-2015/16(2006年11月発売/廃盤)、シューベルトはGS-2128(2015年4月発売/廃盤)のそれぞれ最新リマスターによる音質刷新版での再登場となります。この2枚組ではテープ録音(2トラック、19センチ、オープンリール・テープ)のみの音源を使用、2枚組ながら1枚価格です!シューベルトは終演後の拍手がすべて収録(約3分半)されているのも珍しいです。(平林 直哉)
(2022/02/01)
自作自演ステレオ録音を含む!ヒューゴ・アルヴェーン生誕150年記念アルバム(2枚組)
ヒューゴ・アルヴェーン(1872‒1960)は、スウェーデン国内と海外の両方で幅広い人気を獲得したナショナル・ロマンティシズム時代の数少ない作曲家のひとりでした。2022年は、ストックホルム生まれのアルヴェーンの生誕150年の年にあたります。アルヴェーンとの縁が深く、時代の空気をアルヴェーンと共有する音楽家たちによる演奏を数多く録音として記録してきた Swedish Society Discofil レーベルは、その記念のため、CD2枚のコレクション・アルバムをリリースします
(2022/01/31)
正規初出音源!アンチェル&チェコ・フィルの未発表ライヴ音源ばかりを集めた15枚組が登場!
カレル・アンチェルがチェコ・フィルを振った未発表ライヴ音源(1949年~1968年)ばかりを集めた15枚組(1949年録音のイェジェクの作品のみプラハ放送交響楽団)。正規初出音源、かつチェコ・フィルとのほぼすべてのスタジオ録音をリリースしたスプラフォンの『ゴールド・エディション』(計48枚)とは全くの別音源で、チェコ放送(国営チェコスロバキア放送)のアーカイブに保管されているオリジナル・マスター・テープから正規ライセンスで復刻されています
(2022/01/28)
『マリス・ヤンソンス・エディション』から分売!ショスタコーヴィチ:交響曲第9番&ピアノ協奏曲第1番
「ショスタコーヴィチの音楽に心を奪われ、心の一番奥深いところまで揺さぶられる人が世界中で増えている。ショスタコーヴィチの音楽は独特だ。それは政治がもたらした痛ましい時代の証言であると同時に、人間存在にかかわる根本的な感覚と経験が生み出す、時代を越えた表現となっている。私にとっては特に。」と語ったマリス・ヤンソンス。2011年と2012年のコンサートから、2曲のショスタコーヴィチ作品のライヴ録音を収録。ピアノはイェフィム・ブロンフマン!
(2022/01/28)
鈴木秀美&オーケストラ・リベラ・クラシカ/ハイドン: 交響曲第10&100番“軍隊”、モーツァルト: “コジ・ファン・トゥッテ”より
オーケストラ・リベラ・クラシカ(OLC)第43回定期演奏会をライヴ収録した当盤はモーツァルトの歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』より序曲と主役のフィオルディリージが歌うアリア2曲、ハイドンの交響曲第10番そして名曲第100番『軍隊』です。フィオルディリージ役は現在最も注目されている気鋭のソプラノ中江早希が独唱を務めました。鈴木秀美が絶大な信頼を寄せる中江が豊かな声量と表現力で見事に歌い上げます。ブックレットには中江早希訳の歌詞対訳付です
(2022/01/28)
C.クライバー、ショルティ、バーンスタイン、カラヤン~偉大なる指揮者たちのドキュメンタリー(ブルーレイ4枚組)
クライバー「I AM LOST TO THE WORLD~私はこの世に忘れ去られて」、ショルティ「JOURNEY OF A LIFETIME~人生の旅」、バーンスタイン「LARGER THAN LIFE~偉大なるカリスマ」、カラヤン「MAESTRO FOR THE SCREEN~スクリーン上のマエストロ」のドキュメンタリー映像4篇を収録したブルーレイBOX。ショルティ以外の3篇は日本語字幕付き。ショルティとカラヤンはコンサート映像付きです。限定盤ですのでお求めはお早めに
(2022/01/27)
フルトヴェングラー&ベルリン・フィルの1954年ルガーノ・ライヴが2枚組SACDハイブリッド盤で登場!
1954年5月15日、ルガーノでのライヴ収録。曲目はベートーヴェン:田園、モーツァルト:K.466(ルフェビュール共演)、R.シュトラウス:ティル。このディスクのマスターは(イタリア・チェトラが発売した)世界初出LPと同じ、ミラノ・ディスコスが制作したアナログ・テープ(1/4インチ幅、秒速38cm)。もともと非常に良好な音質をキング関口台スタジオで最新デジタル・リマスタリングによりさらに改善、2枚組のSACDハイブリッド盤として発売されます
(2022/01/27)
ボロヴィチ&ポズナン・フィルによる20世紀ポーランドの大作曲家ポラドフスキ:交響曲第3番、ヴァイオリン協奏曲、他
ポーランドの次若き名匠ウカシュ・ボロヴィチが推し進めている知られざるポーランドの音楽家が遺した作品の発掘シリーズ。今回はポズナンで活躍したシュテファン・ボレスワフ・ポラドフスキの協奏曲&交響曲集!新古典主義と現代的な響きを併せ持つ“ヴァイオリン協奏曲”、後期ロマン派のスタイルを踏襲した“コントラバス協奏曲”、カロル・シマノフスキからの影響を感じさせる“交響曲第3番”など、3作品すべてが激動の20世紀ポーランドで誕生した秀作です
(2022/01/26)
ルートヴィヒ管弦楽団がバーバラ・ハンニガン、ルシエンヌほか、豪華ゲストと奏でる華麗なダンス・ミュージックの世界!『ダンス・ウィズ・ミー』
オランダの6つのオーケストラのメンバーが、2012年に結成したルートヴィヒ管弦楽団。今回そのメンバーによる小編成のバンドが演奏するダンス・アルバムが登場。バーバラ・ハンニガンが4曲でヴォーカルを担当するほか、トランペット奏者ルシエンヌ・ルノダン=ヴァリ、ベルラーヘ・サクソフォン・クァルテットと共演
(2022/01/26)
Naxos~2022年2月第2回発売新譜情報(6タイトル)
今回は古典派の作曲家ヴァンハルの交響曲集第5集に、エネスクのピアノ三重奏曲&四重奏曲、MARCO POLOレーベルレーベルからの移行盤『サリヴァン:劇音楽集』、クレメンティのピアノ・ソナタ集、プフィッツナーの歌曲全集第5集、そしてNaxos Historicalレーベルから、フリッツ・クライスラー録音全集第11集の、世界初録音も含むCD6タイトルがリリースされます
(2022/01/25)
ヨーヨー・マ、カヴァコス、アックス/ベートーヴェン ピアノ三重奏版 交響曲第2番(リース編)&第5番(マシューズ編)
エマニュエル・アックス、レオニダス・カヴァコス、ヨーヨー・マのニューアルバム『ベートーヴェン フォー スリー』。ピアノ三重奏版の交響曲第2番と第5番が2022年3月にソニー・クラシカルから発売されます。第2番はベートーヴェンの友人で弟子のフェルディナンド・リースの編曲によるもので、作曲者の監修を受けています。第5番は現代イギリスの作曲家コリン・マシューズの新編曲によるものす。2021年8月、タングルウッドのセイジ・オザワ・ホールでの録音
(2022/01/21)
バルビローリ/エルガー:管弦楽・協奏曲作品録音、ゲロンティアスの夢(7枚組)
バルビローリはエルガーの勧めもありチェロ奏者から指揮者に転向し、エルガーの死後、バルビローリはエルガーの音楽を世界中に知らせるために全力を尽くすことを誓いました。永遠の名盤として有名な、ジャクリーヌ・デュ・プレとの「チェロ協奏曲」や「エニグマ変奏曲」、「交響曲」はもちろん、行進曲『威風堂々』まで陰影豊かに演奏するセンス、様々な場所に陰影を浮き上がらせた演奏ばかりです。オリジナル・マスターテープより2020年リマスター音源使用
(2022/01/21)
ジャン=フランソワ・パイヤール/J.S.バッハ: 管弦楽・協奏曲作品録音集(15枚組)
エラート・レーベルは、バッハをカタログの要のひとつの要として、ジャン=フランソワ・パイヤールが担当しました。歴史的な演奏に関する深い知識。正確さというだけでなく、明るさと感度、知性と成熟度、鮮度や優雅さを失うことなく、きらめく響き...新しいリリースごとに最大の賛辞が贈られました。ランパル、アンドレ、アラン、ヴェイロン=ラクロワといった豪華ソリストとの共演も魅力です。すべて、オリジナル・マスターテープより2019年リマスター音源使用
(2022/01/21)
ネルソンス&ゲヴァントハウス管/ブルックナー交響曲全集完結!第1&5番、他
新時代のエース指揮者、ネルソンスと名門ゲヴァントハウス管弦楽団による、ブルックナー交響曲全集完結!ドイツ音楽伝統の牙城、ゲヴァントハウス管弦楽団とのブルックナー・シリーズもいよいよ完結、傑作第5番の登場。カップリングは第1番のウィーン稿と、ワーグナーの《トリスタンとイゾルデ》前奏曲とイゾルデの愛の死
(2022/01/21)
ブラジル外務省が主導するプロジェクト「Brasil em Concerto」の最新作!20世紀の作曲家クラウジオ・サントロ:交響曲第5番&第7番“ブラジリア”
19世紀から20世紀にかけて作曲された約100曲の作品をブラジルのオーケストラが演奏、録音するという、ブラジル外務省が主導するプロジェクト「Brasil em Concerto」。最新作はブラジル音楽史上で最も重要なシンフォニストとされるクラウジオ・サントロの交響曲第5番&第7番“ブラジリア”!
(2022/01/21)
INA音源 バーンスタイン1962&58年ライヴ!マーラー:交響曲第1番(初CD化)&第2番
INA(フランス国立視聴覚研究所)所有音源をライセンスしてALTUS入魂のマスタリングでCD化。40代前半のバーンスタインによる情熱みなぎるマーラー・ライヴ!《巨人》は記念すべき初CD化であり、《復活》もしばらく市場から姿を消していた音源です
(2022/01/21)
再生産!四手ピアノによるブルックナー:交響曲全集~編曲はレーヴェ、マーラー、シャルク兄弟!
ブルックナーの交響曲全集を連弾で!しかもその編曲者たるやレーヴェ、マーラー、シャルク兄弟、ジンガーら錚々たる顔触れ。ブルックナーの門弟や紅衛兵ともいえる擁護者が心を込めて編曲したもの。お遊びでちょろちょろとやったものとは一線を画します。このBOXは2019年12月に発売されベスト・セラーとなり、限定盤販売終了していましたが、今回再プレスが決定いたしました。前回買い逃された方にとっては朗報です
(2022/02/25)
Grand Slam フルトヴェングラー&BPO/R.シュトラウス作品集がステレオ・トランスクリプションで登場!
今回も未刊行に終わった幻のテスト・プレスから復刻しています。今回のディスクはオリジナル・モノラルと比較すると、R.シュトラウスにふさわしい艶やかな音色が増しています。本物のステレオではないとわかってはいても、つい聴き入ってしまう不思議な魅力に溢れています。なお、このディスクはLPからの復刻ですので、LP特有のノイズが混入します。あらかじめご了承下さい。(平林 直哉)
(2022/01/14)
ハインツ・レーグナー生まれ故郷ライプツィヒでの晩年のライヴ録音集!(4枚組)
ハインツ・レーグナー(1929-2001)が1994~2001年にライプツィヒのMDR交響楽団とMDR室内フィルハーモニーを指揮したライヴ録音集。会場はすべてゲヴァントハウス。ベートーヴェン、シューベルト、メンデルスゾーン、ブルックナー、レーガーはいずれもドイツ伝統の味わいの色濃い素晴らしい演奏。一方ラヴェルや特にガーシュインは珍しい。80ページほどのブックレットには貴重な文章や写真(日本での写真もいくつも)が掲載されています
(2022/01/14)